2010-04-20 第174回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
○宮尾参考人 議員御指摘のとおり、長期停滞の主因の議論における生産性の計測において需要の動きが生産性の動きに入ってくるということは、私も十分承知しております。私の研究でも、例えばそういうような影響をしっかりと考慮した上で、どういったことが言えるのかということを研究する上で、しっかり認識して分析を行ってまいりました。 他方で、別の見方から申しますと、需要面と供給面というのはお互い相互にかかわっているという
○宮尾参考人 議員御指摘のとおり、長期停滞の主因の議論における生産性の計測において需要の動きが生産性の動きに入ってくるということは、私も十分承知しております。私の研究でも、例えばそういうような影響をしっかりと考慮した上で、どういったことが言えるのかということを研究する上で、しっかり認識して分析を行ってまいりました。 他方で、別の見方から申しますと、需要面と供給面というのはお互い相互にかかわっているという
○宮尾参考人 長期停滞の主因に関してさまざまな議論がございました。そのディベートというか議論はまだ続いているかと思います。 私自身、自分の分析結果が本当に正しいかどうかということは一〇〇%確信しているわけではございませんけれども、今後も、恐らくさまざまな研究等で議論が続いていくものと思います。 日本の長期停滞の本当の原因を真剣に議論し、その主因を解明するということは非常に重要な課題でありますし、
○宮尾参考人 先月二十六日に審議委員を拝命いたしました宮尾でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、御質問にお答えいたしたいと思います。 今、議員が御指摘いただいた日本の長期停滞の原因についてでございます。 朝日新聞の記事を引用していただきましたけれども、私の認識に関して申し上げますと、これは就任の記者会見のときにも申し上げましたけれども、日本の失われた十年あるいは深刻な資産デフレ