1955-03-18 第22回国会 衆議院 本会議 第1号
○安藤正純君 先例に従いまして、議員一同を代表して、議長並びに副議長に一言祝辞を申したいと存じます。 ただいま、益谷秀次君が議長に、杉山元治郎君が副議長に当選されました。われわれは両君の御栄任を祝福いたします。 益谷君はぼうばくたる風貌のうちに要領を得る一種の風格を有せられ、杉山君は温厚篤実の君子人であります。(拍手)両君が相並んで正副議長に選ばれたことはまことによい組み合せであるとともに、両君
○安藤正純君 先例に従いまして、議員一同を代表して、議長並びに副議長に一言祝辞を申したいと存じます。 ただいま、益谷秀次君が議長に、杉山元治郎君が副議長に当選されました。われわれは両君の御栄任を祝福いたします。 益谷君はぼうばくたる風貌のうちに要領を得る一種の風格を有せられ、杉山君は温厚篤実の君子人であります。(拍手)両君が相並んで正副議長に選ばれたことはまことによい組み合せであるとともに、両君
○国務大臣(安藤正純君) ちょっと公用がありまして席を離れておりましたが、よくあとから承わりましたから、その点についてお答えをいたします。 汚職事件の指揮権発動につきましては、私は初めから反対でありました。そのことにつきましては、強く吉田総理にも警告をいたしまして、その反省を促したのであります。なお、汚職事件や指揮権発動につきまして、かつまた、政局の安定につきまして私は吉田総理と意見を異にしまして
○国務大臣(安藤正純君) 船田君の私に対しまする質問は、要するに、いろいろ家族制度の改革から均分相続制あるいは平等分配制ということになつている、それが日本の家族制度をくずすというようなことになつている、これに対する方策はどうかということに私の答弁は関係するのでありますが、せつかく改革しました均分相続制ということは、これはいたずらにくずさない方がいいと私は存じております。ただ、しかし、法律だけでやつていきますと
○国務大臣(安藤正純君) 御質問の中で、科学研究振興の御質問がありましたから、この点をお答えいたします。 自然科学、人文科学両面に向いましてその基礎的研究は、わが国の将来にとって一番根本的の問題になるということは、これは言うまでもございません。そこで従来からこの両方の基礎的研究といたしまして、国立大学、あるいは研究所及び民間の研究機関に相当の経費を使っておりますし、さらにまた、基礎研究から応用研究
○安藤国務大臣 簡単にお答えしますが、一・二五、それ以上のプラス・アルフアはつけません。しかしながら行政措置によりまして、各省の間で多少の手当を加えるということにいたしたのであります。
○安藤国務大臣 秘密会にでもして申し上げたいのですが、ちよつと秘密会にしても申し上げられませんから、まあこの辺で承知してください。
○安藤国務大臣 せつかくそこまで参りまして、それが府県知事及び府県の間で、こちらの所期の目的が達しないのではいけませんから、達するような手続をとりたいと思います。たとえば文部大臣あるいは文部次官から、そういうことを府県知事に通達するとか、あるいは自治庁からやつてもらうとか、あるいは自治庁と文部大臣あるいは次官との連名でやるとかいうようなことをいたしまして、府県知事がかつてなことのできないようにいたそうと
○安藤国務大臣 いろいろ事情がありまして、御満足を与える答弁ができないことを遺憾といたします。しかしそのいろいろ事情と申しますのは、不時の結果が来ないようなそういう点についての事情なんでございますから、どうぞそこを御酌量願います。 一応私からお答えいたします。全体のこの年末手当の問題は、政府の方針といたしましては、プラス・アルフアの支給はしない、そういうことになりました。但し公務員の年末の資金の助
○安藤国務大臣 るるお述べになりましたが、私まつたく同感であります。まつたく同感でありますが、どうして実現するかという問題なのであります。そこで一・二五は出せる、これは間違いないと思います。今あなたのおつしやる通り、問題はそれ以上のプラス・アルフアの問題であります。その点で今実際努力しているのでありますが、どうしてこれをとるかということに非常な苦心を重ねております。ほかの役所は超過勤務とかいろいろありますからやりやすいのでありますが
○安藤国務大臣 いろいろお話を承りまして、私の気持はまつたくあなたと御同感なんです。ただ非常に事情が困難でありまして、ことにお話のように文部省は非常な不利な立場にあります。きまつていること以外は各省は行政措置というような範囲で幾らかプラス・アルフアをやつて行こう、こういうようなわけです。ところがその行政措置となりますと文部省はほとんどできないのです。たとえば超過勤務手当というようなものなどは、ほかの
○国務大臣(安藤正純君) そこまでここで言つてしまうのは少しまだ早いかと思うのです。それで、もうちつと進んでからにお話ししたい。これも勿論非常に重大な根本的問題なんですが、それよりは御承知の通り、今当面の給与の問題をどうかしなければなりませんから、下手まごつくと文部省のほうは取残されるような危険が相当あることを看取しまして非常に心配しておるのです。そういうことは許せないことだ、文部省が取残され、落伍
○国務大臣(安藤正純君) 個人的には一、二話を取交わしました。伴しながら公式に、正式に閣議の席上で問題にはまだいたしません。こっちの肚がきまりませんから。
○国務大臣(安藤正純君) 政令百六号につきましては、この間御答弁をいたしました通りであります。つまりこれは私は実はこう考えておるのですが、根本的に言いますと、こういうものはないほうがいいと思う。伴しながらいろいろな事情があり財政関係の事情等があつて、すぐそれじや根本的に還元して撤廃してしまうとも、どうもすぐ即決もできませんから、殊に私は新任早々でまだ数日も出でないのですから軽率なことをやつてはいけないから
○安藤国務大臣 この問題はきわめて重要であり、かつまた急務の問題であります。何とかして地方教員にもうまく均霑するようなところへ持つて行きたいと思つて、しきりに検討をし努力をいたしておる次第であります。ことにただいま文部委員会でそういう御決議がありましたから、これは十分尊重をいたしまして参ります。ただ地方の教員の問題は、すべてが中央からさしずをするとか何とかするというわけにもいかないので、その辺の取扱
○安藤国務大臣 今回文部大臣に就任をいたしました。どうぞ何分よろしくお願いいたします。 教育の問題はすべての根本問題でありますから、最も重大であります。経済に関する問題その他最も重大な問題がありますが、従つて教育の問題が閑却をされるというようなことがあつては、むしろ文化国家の建設の前途に非常な欠陥を生ずると思いますから、そういうことのないように努力をいたしたいと思います。一体教育とか文政とかいうことはどうも
○国務大臣(安藤正純君) 私の心境は自分の問題で長くなることは恐縮なんですが、相当長く申上げたつもりであります。私はこれは筋が通つていると、むろん節操に欠けるところはない、大きな立場で考えれば差支えないことである、むしろ適当であるというふうに考えております。
○国務大臣(安藤正純君) お尋ねがありましたからお答えいたしますが、長く時間をかけてお答えすればいいのですが、そう長くごてごて言つているよりも、肝心な点だけを申上げておきたいと思います。 私は政局の安定をし、政治を明朗化し得るためには吉田内閣総辞職が一番いいのだ、むしろそれよりほかに途はないということを、無論自分のそれが考えであり、又そういうことを主張して参つたのであります。私はそれでありますから
○国務大臣(安藤正純君) 今回図らずも文部大臣に就任いたしました。どうぞ何分よろしくお願いいたします。この機会を以ちまして、一、二私の所信を申上げましてお聞きとりを願つておきたいと思います。 文教の問題、教育の問題は国民の根柢に関する問題で、非常に重大なことは申すまでもございません。日本が敗戦しまして、新らしく今後復興をして行かなければなりませんが、その文化国家を建設をするにつきましても、経済問題
○国務大臣(安藤正純君) 今お話のようにこちらも考ております。今年中に大抵結論が出るだろうと思いますのですが、来年になりますと又アメリカの議会も始まりますので、議会にかけると却つて複雑になつたり、いろいろなことがあるのじやないかという傾向があり、向うでも議会前に話をきめたいというような様子が見えるのです。こちらでも今のお説の通りに来年度で又実験等が万一起るというよううな場合、前に、今度のことはきめてしまいたいと
○国務大臣(安藤正純君) 見通しですか。よくわかりませんが、まあ見通しとしては今年中には結論が出るだろうと思います。そんな調子であります。
○国務大臣(安藤正純君) その後引続いて既定の方針で折衝はいたしておりますが、ただ岡崎外務大臣が南米へ行きましたり、又続いて、アリソン大使が帰米をしておつたりいたしておりますので、まあ断続いたしておるような次第であります。併し既定の方針通り引続いてやつておる次第であります。岡崎外務大臣があつちへ発ちます折に、私らとも打合せをしてあちらでワシントンへ帰りに南米から岡崎君が寄つた場合に向うでも話をしてもらいたい
○安藤国務大臣 ちよつとむずかしい困難な質問なんですが——質問が困難なのじやない、答弁するのに困難を感ずるのです。それは岡崎君はそういうふうに考えているかもしれませんが、その考え方は国際的の立場に立つて考えているのだと思います。だから、協力ということは、何もこつちがはだを脱いでアメリカにもつてやれやれという積極的な協力という意味じやないんじやないか。アメリカがどうしても今日やるというならば——アメリカ
○安藤国務大臣 久保山君及び久保山君と同じような事態が不幸にして生ずる場合、むろん追加要求をいたします。 それからただいま申し上げましたように、賠償を要求している根拠は先ほど申しました通りで賠償の要求をいたしておるのであります。しかしながらその外交折衝は外務大臣の方で、日米親善ということを頭に置きつつ円満に最善の結果を得ようというやり方でやつております。しかしなぜこんなに長引いているのか、久保山君
○安藤国務大臣 いろいろお尋ねでありましたが、患者の問題のことを初めお尋ねですが、これはアメリカに対する賠償要求の中に入つているのであります。しこうして、それは必ずアメリカが承諾をして、賠償の要求には応ずると思う確信があります。従つてその賠償が参りますれば、それぞれのことを患者にいたすのでありますが、アメリカとの交渉が、まだ今最後になつておりませんから、患者に対して待つておられないで、政府の国内措置
○国務大臣(安藤正純君) 農林大臣が出ておられますから、農林大臣からも答弁があるかも知れませんが、私時間の関係上大体お答えいたしておきます。五十万円の前渡し、内払い、内渡し金、これはすでに実行中であります。今やりつつある、それから久保山君に渡した五百五十万円、これはアメリカのは、アメリカの考えでは恐らく今まで日本から要求しておりまする慰藉料と言わずに、賠償額です、その項目の中で賄うのだろうと、こう考
○国務大臣(安藤正純君) 只今の委員会を代表しての委員長のお尋ねに対しまして、大体お答えいたします。又個個のことにつきましては、それぞれに担当しておりまする農林大臣、岡崎外務大臣も出席しますから、そのほうからお答え願います。 久保山愛吉君が遂に亡くなられましたことは、何とも言えない悲惨の極みであります。これは水爆の第一の犠牲者でありまして、政府といたしましても深甚の同情と関心を持つ次第であります。
○国務大臣(安藤正純君) 外務大臣が協力と言われたのは、これはまあ外務大臣がどういうお考えか知りませんが、政府としては、協力するとかしないとかそういう相談をしたことがありません。そういう検討をまだしておりません。ただ一言言つておくと、岡崎君が協力と言うのは、こつちから手を出して協力を積極的にするという意味ではないのだろうと、ただ今国際関係の現状の上からアメリカがやるということを今の平和保障等の上から
○国務大臣(安藤正純君) 今の御質問ですが、これはまあ幾度も今まで出ておるのですが、アメリカから出す金は賠償金であります。但し説明の中に、一括してこれだけ出すと、而してその配分は日本に任すと、こう言つているのは、それは性質は賠償の金ですね、只今申上げましたように賠償金です。で、そういうふうに日本に任すとかどうかというようなことは、これはまあアメリカの何と言いますかね、技術的方法とでも言いますか、そういう
○安藤国務大臣 私の言葉が表現が混雑したかもしれない。私はそのあとで福田君の質問にお答えしたように、これは人類的の問題なんだ、非常な問題であり、しかも日本が一番被害をこうむつておるのですから、この立場からいつて、世界に向つて一番発言権があると思つているのですよ。ですからあくまでそれをやらなければならないということは間違いない。それから久保山君が――それはこういう意味なんです。久保山が死ぬか死なないかということよりも
○安藤国務大臣 これは非常に困難な問題で、ただいま福田君が言われた通りに、またきのうも外務大臣が言つていたように思うが、要するに今の平和というものは一時的な平和で、決して永久性を持つておる平和じやない。その一時的平和がどうして保たれるかと言えば、力のバランスだ。軍力のバランスだ。もう少し突き詰めて言うと、今日の時代においては原子力兵器のバランスということで辛うじて平和を保つているとも言えるしそうなりますと
○安藤国務大臣 並木さんの御質問二つありますから、順次お答えいたしますが、時間がありませんから、簡潔にお答えいたします。 初めの質問に対しまして、アメリカとの賠償交渉が、この間の久保山愛吉君のああいうようなことがありまして、死んでは非常なことだと思つておつたのですが、幸いに助かりました。万一あれが犠牲になるというようなことになりますれば、さらに考えをかえなければならぬと思つておつたのであります。しかしながら
○国務大臣(安藤正純君) 結局まだ出るかも知れません。それであるからその意味から言えば最初の犠牲者なんです。今現状で死ななくてもああいうことをやつているのも犠牲だという私の考えなんですから、それであの人が死ねば、それが久保山君の最後の犠牲だという意味で言つたんだからそのつもりで願います。(「了解」と呼ぶ者あり) それからアメリカの考え方ですが、それでありますから私は率直に言うのですが、初めからアメリカ
○国務大臣(安藤正純君) 率直にお答えいたしますが、初めに最後の犠牲と私が言つたのは、あなたが今おつしやつたと同じ意味なんです。言葉の表現が悪かつたかも知れない、私の最後というのは今二十三人ああいう患者がいて、ああいう病気に放射能のためになつておるということの犠牲なんです。だけれども死ぬということが最後の犠牲だということを言つたのですから、それは間違えないで下さい。
○国務大臣(安藤正純君) 第一のお尋ねでありますが、ビキニの被害以来すでに六カ月を経過して大変長くなつております。政府もこれに対して焦慮をして、熱心にアメリカに折衝を継続しているのでありまして、お尋ねのような決して怠慢に過ぎているわけではありません。併しながらどうもアメリカの考え方と日本の考え方とは多少違う点もありますので、日本の考え方を向うへよく了解させ、徹底せしめるためには相当の時間を要するので
○安藤国務大臣 その額につきましては、今実は明言することをちよつとはばかるのですが、しかし大分伝わつてもおるようだから……。まあわかる点は同じにこうやつて心配をしているあなた方の御質問ですから、わかる点だけ言つてもいいと思いますが、ずつと初めはたいへん少かつたのです。非常なまるでけた違いのようなことを言つて来たんだが、だんだんと折衝して向うもだんだんわかりまして、最近は八十万ドルくらいなところを言つておるのであります
○安藤国務大臣 日本の政府といたしましては、直接損害あるいは間接損害全部を提出しております。それは相当多額になつておるのであります。アメリカとしましては、直接間接というようなわくをきめないで、大体においてこれを賠償しようという方針であります。しかし実質的にはアメリカでは直接損害はむろん責任を感じて賠償しよう、間接損害ということになると、どうも要するにこれは魚価低落、市場の混乱の問題だから限界も明らかでなく
○安藤国務大臣 対米関係の補償問題につきましては、ずつと続いて交渉中であります。だんだん進展をして来ておりますが、向うが内示をして来た点においては私どもは不満足なんであります。その点についてはまだ最後の解決には行つておりません。しかしながらだんだん進行をしておる状態であります。
○安藤国務大臣 ただいまの委員長のお話はよく承つておきます。そうしまして今のお話のように国内措置、国内融資の問題が、もう数日間に片がつくだろうと思つております。また片をつけるべく最善の努力をしておる次第でありますが、万一それが延びるというようなことになれば、何とかそこに内払いとか立てかえ払いとかいうような特別の方法は講じるように検討をしてみようと思います。
○安藤国務大臣 大体のことをお答えしまして、あとは水産庁長官から答弁をしてもらいます。 ただいまお話の通りに、対米賠償の問題と並んで国内措置についても検討を重ねておりまして、いろいろ相談をいたしました結果、いろいろ事情がありますし、また間接損害ということについての性質、限界、範囲、いろいろな点からなかなか困難な事情がございます。しかしながら、何とか今の業界の受けました打撃を切り開いてやらなければならぬと
○安藤国務大臣 ビキニの被害対策に関しまして、アメリカとの交渉はずつと継続をいたしておるのであります。だんだん進展はいたしておりますが、まだ結論には達しません。アメリカの方では、賠償に関しまして、大体直接損害を受けたところに対して賠償をするというような方針らしいのでありますが、しかしながら形においては直接とか間接とか言わないで、総活的に大くくりにして賠償をするというふうになつて来るだろうと思うのであります
○国務大臣(安藤正純君) 直接損害、数字のことを実はね。私は申上げたいんですがね。一遍にここで言つてしまうわけにも行かないから、この点は水産委員会でも申上げずにありますから、その点はどうぞお許しを願いたいんです。ただ併し、概数を言つておきますと、直接損害というのは、これはいろいろ算定の仕方があるのですね。厳格に言いますと、福龍丸の船体がまるで駄目になつちやつたからその措置、それから二十三人の患者の治療費及
○国務大臣(安藤正純君) アメリカは初めはそんなに出さないつもりだつたのですね、率直に言いますと……。それを非常に交渉しまして大分向うもわかつて来、こちらも談判を続けたわけで、結局八十万ドルということが出ております。併し八十万ドルでは満足ができないというのが我々の考え方で、少くとももうちよつと上げなければいかん。向うの立場では直接損害というんですよ。それ以上はやはり出ない。ところが直接損害としましてもそれじやいけないというので
○国務大臣(安藤正純君) 大体水産委員会、殊に参議院の水産委員会でも十数回に亘つて委員会を開いてはつきり申上げてあります。今日も午前に参議院水産委員会で只今の現況も申上げておきましたから……。併しこの委員会で御質問でありますから、極く大体のところを申上げます。この被害対策につきましては、第一に対米交渉をずつと続けておるのであります。対米交渉もよほど進んで参りまして、もうほどなく解決がつくであろうと推測
○国務大臣(安藤正純君) そのやり方の点についての細かいことは長官から言いますが、融資の今度のことについての額とか、大体のことは関係大臣の間で基礎的材料に基きまして大体方針をきめて、これを事務当局に移牒いたしまして、そうして事務当局の間でこの折衝をしていることは今水産庁長官のお話の通りであります。でありますからそういう数字、額の点等も大体方針はきめてあるわけであります。それを今まだいろいろの大蔵省の
○国務大臣(安藤正純君) 事務的の折衝のことは、今御質問ですから水産庁長官から答えてもらいますが、それについての大体のことだけ私から申上げておきます。今お話がありましたが、関係大臣問におきましては、すでに数回話を重ねて、ほぼ意見は一致しているんであります。ただこれを事務的のほうから検討をして、一致するところへ一致をしなければならないので、方針の一致をしたところを今事務のほうへ廻しまして、事務当局相互
○国務大臣(安藤正純君) それじや大体お話いたしますが、前々からの方針に基きまして、アメリカとの交渉は継続してやつております。まだ最後の結論には達しておりません。併しだんだん進展はいたしております。それからこれと並行しまして、国内の措置の問題を考えまして、過日来案を立てて国内措置の途を講じておる次第であります。併しこれもまだ最後に行つておらないので、実は一日も早く決定をいたしたいと、頻りに急いでおるのでありますが