1958-03-07 第28回国会 参議院 法務委員会 第14号
○政府委員(安田嚴君) これは結局予算の問題でございますし、それからもう一つは、国費の負担率の問題になるわけでございます。一応こういった予算はすべて地方庁が計上いたしまして、それに対して国が補助をするというような格好になっておるわけでございます。先ほどの無料検診の補助は風が八割補助いたしまして、そうして二割を府県が負担するということでございますので、こういうのは割に負担しやすいわけでございまして、そういう
○政府委員(安田嚴君) これは結局予算の問題でございますし、それからもう一つは、国費の負担率の問題になるわけでございます。一応こういった予算はすべて地方庁が計上いたしまして、それに対して国が補助をするというような格好になっておるわけでございます。先ほどの無料検診の補助は風が八割補助いたしまして、そうして二割を府県が負担するということでございますので、こういうのは割に負担しやすいわけでございまして、そういう
○政府委員(安田嚴君) これはやめる前に、ちょうどいいときにやらないと、あまり早くやりましてまた商売をされるのに、検査をしてなおしてもしようがありませんから、そういう時期が非常にむずかしいわけでございまして、きょうも実は東京のことにつきまして新聞に出ておりましたけれども、時期を逸したために一部の者は検査を受けないで廃業したのではないかということが出ておりますが、そういうしくじりもあるようでございますから
○政府委員(安田嚴君) 担任の公衆衛生局長の方の仕事でございますけれども、私からかわってお話しをいたしますると、大体明年度は六千万円ばかりの予算を組んでおるわけでございます。三十二年度におきましては、宮城先生御承知のように、転廃業いたします者を、やめる直前に検診をいたしましてそして全部、もし性病を持っておりましたならば、それを無料でなおすという処置をとっておるわけでございます。そうすることによりまして
○政府委員(安田嚴君) ただいまの提案理由につきまして、若干補足をいたしまして御説明申し上げたいと思います。 社会福祉事業法の一部を改正する法律案要綱というのが三ぺ-ジにございますが、第一に、結核回復老後保護施設を経営する事業及び隣保事業を社会福祉事業に加えたこと、これは御承知のように、社会福祉事業法に、現存第一種、第二種と規定された社会福祉事業の種類があるわけでありますけれども、結核回復者後保護施設
○説明員(安田厳君) この今の予算は、本年度の予算でこういうふうな措置をとったわけでございまして、もちろん明年度も同じようにこういった資金を要求いたしております。明年度が一億四千万円で九千人分要求いたしておるのでありますが、その通り入りますかどうか。 それから売春婦の数は十五、六万人ということでございますが、これはもう赤線と青線と、それから街娼、その他いろいろこういう売春をやっているのじゃないかと
○説明員(安田厳君) これは申し上げると少し少いじゃないかというおしかりを受けると思うのでありますけれども、現在千五百六十万円で三分の二の補助でございますから、大体二千四百万か五百万ぐらいの金になるのであります。これは対象を千名ぐらい考えておりますが、やはり地方庁で三分の一を自分のところで負担をしなければなりませんので、大蔵省といたしましてもとりあえずこれだけのものを出してみて、そうしてその予算の消化工合
○説明員(安田厳君) 婦人の更生資金は取扱いは大体婦人相談所でいたしたいと思っておるのでありまして、そこで、貸付の対象は必ずしも全部婦人相談所を訪れて来ました者におみやげで持たせるというような種類のものではなくて、ほんとうに調べてみまして、技能を修得をしたいから二万円要るとか、あるいはこういうふうな商売をしたいために資金として五万円要るとかというふうなことをよく調査しまして、そうしてそれが確実であると
○政府委員(安田嚴君) 厚生省で所管いたしております社会保險は、健康保險とそれから厚生年金保險、船員保險、国民保險でございます。前の三者につきましては大体国で直接経営いたしております。国民保險は御承知のように、市町村が経営の主体になつている次第であります。今問題になつておりますのは大体健康保險、つまり疾病保險におきまして医療費がどんどん上つて行くのに対しまして、收入であります保險料收入がこれに伴つて
○安田政府委員 国内的にもいろいろ資金の問題、あるいは大蔵省との関係につきまして難点があつたのでございますが、そういうような点が大体解消いたした。こういうことでございます。
○安田政府委員 御説の通りでございまして、衆議院の方の御意向も十分私ども了承いたしておるのでございます。その後いろいろ折衝いたしておりますけれども、いまだに解決がつかないという状況でございます。しかしながら当時の状況から考えますと、いろいろな点でだんだんと條件がよくなつて来ておりますので、私どもは早急にこれを解決するように現在努力いたしておりますが、あるいはうまく行くのではないかというような状況になつております
○安田政府委員 第一点の積立金の仲況でございますが、一月末で百八十一億でございます。大体三月末になりまして百九十三、四億になるかと思つております。なお利子は昨年の十月から従来三分五厘でございましたのが四分になつて来ております。
○安田政府委員 そういう御意見もあるかと思いますが、ちようど今社会保障制度審議会でそういう問題が審議されておるのでありまして、遅くも来年度一ぱいにはそれについての結果が出ると思います。われわれとしてはそれを待ちたいと思います。
○安田政府委員 積立金は将来養老年金などがどんどんもらえるようになりますときに支拂う金の準備としてのけておくのでありますから、現在のように積立金の制度をとつております以上は、そういうことになるだろうと思う。ただ今言つた趣旨から、これを全部また勤労者のところへ返して行くというわけには参りませんけれども、一部については私どもは勤労者の福祉のために、ぜひそれがまた貸しつけられるようにしてもらいたいと思つて