1948-12-12 第4回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第4号
○宇都宮委員 お尋ねいたしますが、昨日総理大臣の議会での御答弁を拜聽いたしますと、百万円の党の献金ということでありましたが、昨朝の新聞を見ますると、そのうちの五十万円は、星島君が自分で使つたというようなことが新聞に出ておりましたが、もし党に百万円献金したものであれば、星島君が勝手に使つたということになりますると、党費を横領したというような疑いもここに起るのでありますが、そういう刑事問題の起りましたときには
○宇都宮委員 お尋ねいたしますが、昨日総理大臣の議会での御答弁を拜聽いたしますと、百万円の党の献金ということでありましたが、昨朝の新聞を見ますると、そのうちの五十万円は、星島君が自分で使つたというようなことが新聞に出ておりましたが、もし党に百万円献金したものであれば、星島君が勝手に使つたということになりますると、党費を横領したというような疑いもここに起るのでありますが、そういう刑事問題の起りましたときには
○宇都宮委員 重ねてお尋ねしますが、民主自由党に献金のあつた場合は、総裁が必ず礼状を今までお出しになつておつたのでありますか。どうですか。
○宇都宮委員 証人にお尋ねいたしますが、梅村君に礼状を出したのは三月のいつごろとか申されましたが、本年の三月ですか、昨年の三月ですか。それをまず伺います。
○宇都宮則綱君 私は、新自由党を代表いたしまして、上程の本案に賛成を表明したいと思うものであります。 今や、東條以下の戰爭裁判は嚴粛に審判をされまして、断罪を下されつつあるときであります。われわれは、この記録的、世紀的の審判によつて新しき平和が生れることを確信するものであります。これによつて新らしく大なる希望を持つものであります。戦争の罪悪は徹底的に究明され、われわれの心に、このことは深く刻みつけられまして
○宇都宮委員 先般來たまたま新聞紙上に私の名前が出るのであります。それは復金の融資を受けて、その融資の金を私が利用費消したというような新聞をたまたま見るのでありますが、私は復金から融資を受けたことはないのであります。但し、大分縣の第一区に保戸島という遠洋漁業の島がありますが、そこの零細漁民が、戰爭中に百艘からの遠洋漁業のまぐろ船があつて、それが戰爭に徴発されて一艘もなくなつてしまつたというので、昨年來水産局
○宇都宮委員 本日私は一身上のことについて釈明をこの機会にさしていただきたいと思うのですが……。
○宇都宮委員 民自党は党員が出張するときには、その費用を民自党から出すことになつておるのですか。それとも國管の調査に限り、党員に対して費用を出すことになつておつたのですか。そのいきさつをお聽きしたいのです。
○宇都宮委員 さつきから話を聽いておると、その金を、あなたが岡部君から受取つたなら、受取つたのは一時でももらつたことになるのだが、その金をまた川崎君に持つて行つたというなら、あなたが受取つたことにならぬではありませんか。
○宇都宮委員 ただいま梶川君から、委員長は選挙の煩を省いて、武藤運十郎君を委員長に推薦いたしたいという動議が出ましたが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宇都宮委員 はなはだ僭越でありますが、私が年長のゆえをもつて、委員長が互選されるまで委員長の職責を務めます。御承認を願います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宇都宮委員 それではこの國管問題のときに新党問題も持ち上つておつたが、新党という名前において運動費か何かお出しになつたことはないですか。
○宇都宮委員 大概今の炭鉱の鉱主、親方というものは、宿へ泊つたらなかなかわんさで、皆が押しかけて、畫御飯を御馳走になつたり、晩飯を御馳走になつたりするのですが、そういう場合には御馳走になる人から、一々あなたの方はもらいにいきますか。
○宇都宮委員 ちよつとお尋ねしますが、ただいまの御証言の中に、泊つた方から直接お金をいただくと申されましたが、一々そうなんですか。
○宇都宮委員 それからさつきあなたのお説の中に、兵器のごときものは原形を早く崩さなければいけない、また敗戰國にこういうものを下げ渡すということはまれなことだから、それで急いで、五社を決定した、こういうお話でしたね。原形を崩すには、五社よりも十社、十五社の方が原形が崩れはしませんか。それが五社でなければ原形が崩れないということがわれわれには受取れないのですが、五社よりも十社、十五社の方が原形を早く崩す
○宇都宮委員 それであなたは引継ぎを受けなかつたと申されたのですね。引継ぎを受けなかつたのはどういうわけですか。すでに原案の準備工作ができておつて引継ぎを受けないということは、はなはだおかしいじやないですか。まだ原案ができておらないというのなら引継ぎを受けなくても、あなたが局長になつてやるのだから構わないが、すでに原案の作成ができておつたというのに引継ぎを受けなかつたというのはどういう理由ですか。
○宇都宮委員 ちよつと証人にお尋ねします。証人は局長になつたときにはすでに原案が決定しておつたというような話をさつきされておつたが、それでその引継ぎは受けなかつた、こういうように聽いたのですが、そうじやなかつたですか。
○宇都宮委員 問題の重点は、バラード大佐がいわゆる五社、これとこれにしろと言つたのが事実か、あるいは五社はだれが大体において推薦をして、いわゆる五社というものが委員会をつくつたのか、委員会の制度をぼくら言うのではない。委員会の制度をつくつたらよいとか、アメリカでもやつておるとか、それはやつておるでしよう。一向悪いというのではない。けれどもバラード大佐が、これとこれとこれと言つたということは、とりも直
○宇都宮委員 証人に伺いますが、委員会を構成するのに対しては、バラード大佐が、これとこれを委員にしたらよかろうと言うたというのですが、そうなると、これをしたらどうかういう相談はあつたにしても、向うから指名したことになるのではないかとわれわれには受け取られるのですが、この点はどうか。 さらに、巷間傳えるところでは、この兵器処理は、少くとも一千億以上のものがあつたであろう、こういうことを巷間では言うておるのであります
○宇都宮委員 夏堀君からのお説の通りでありますし、さつき水産委員長の馬越君からもお話がありましたが、六万人の被保險者のために、十四万人を犠牲にして、この保險を無理やりに今議会を通さなければならぬという理由をわれわれは認めません。なお夏堀君の言われたごとく、失業とか養老とかいうようなことはさらに必要がないと考えております。そこでこれはもう少し研究を要します。願くば、今議会はこれは間に合いませんから、次
○宇都宮委員 ちよつと証人に伺いますが、さつきあなたの御言葉の中に百五十万円の金と、別に二百万円ばかりの自分の金、友人から出させた金というのがありましたが、その友人から出させたというのは、党費に寄附させたんですか。友人から借りてあなたの金としてお使いになつたのでありますか。ここをはつきりとひとつ聽いておきたい。
○宇都宮委員 それを梅林が受けているのですね。
○宇都宮委員 ちよつと証人にお聽きしますが、芦屋の工事というのは何の工事で、その工事の全金額はどのくらいになるのか、御存じなら言つていただきたい。
○宇都宮委員 藤原君の漁業事業税に対しての御意見の通り、われわれは絶対反対するものであります。のみならず今日大臣がかくのごとき認識を欠いたことを公言するというに至つては、これは言語道断だと思うのでありまして、まず大臣に一度この水産委員会に出席を求めて、大臣の蒙を開かなければならないじやないかと思います。そういうような大臣のあることはもつてのほかだとわれわれは考えるのであります。藤原君の提議に対しては
○宇都宮委員 庄司君の提案は至極もつともな提案であると思うのでありますが、われわれは漁業会の荷受機開さえ中間搾取であると思つておるのに、その荷受機関が大やみをするに至つては、これは言語道断のことであると思う。しかしながら査問機関を設けてこれを取調べるとか、あるいは追及するということは、はなはだ困難なようにも考えられるので、私はこういうものを取調べるには、不当財産取引の調査委員会があるのでありますから
○宇都宮委員 じや迷惑をかけるというのは。
○宇都宮委員 ただいま証人のお述べになつたことを聽いてみると、辻氏の証言の中に自分の名前が出てきた。辻氏の証言と自分のとが食い違うと辻氏にたいへん御迷惑をかけるというので、自分はその前の証言を取消して、新しく辻氏の証言に從うというような言い方のように聞えたのですが、そういうことですか。
○宇都宮委員 証人にお尋ねしますが、証人は先般召喚されたときに、一年有半経つておつて大分間違いがあるということを述べられた。それからさらに日にちが経つておるのでありますが、今度は間違いありませんか。
○宇都宮委員 將來ともこういうことが起ると思いますが、もし陳述に偽証した場合には、委員会は偽証と認めたときにさらに証人を喚問して、今日のごとく取消しあるいは言直しを將來も繰返すことがあるのでありますか、これをちよつとお尋ねしておきたいのであります。
○宇都宮委員 私は先ほど大森委員の質問に対してもしこれが間違つておつたときには、どういう責任をとるかという質問に対して高橋君はこう言われました。これはすでに理事会できまつているのだから自分が公人として責任を負うのみでなく、理事会できまつたのだから委員全体が責任を負わなければならぬというお説を述べられたが、私どもは委員としてこういう抽象的な、というか、推定すとか、であろうというような、こういう文句で綴
○宇都宮委員 それではお尋ねいたしますが、辻さんからおせわを受けた取引というのは、どういう商品であつたか、またどういうようなおせわを受けたのか、それを明らかにしてもらいたい。どういうおせわを受けてどういう品物の取引をしたのであるか、その利益がどのくらいあつたか、ということをひとつ証言してもらいたいと思います。
○宇都宮委員 百万円の資本金の会社が百万円の献金でなくしておせわ料や取引の機密費を拂つたということになるわけですね。百万円の会社が百万円のものをわれわれが聞いていると漫然と差上げたようであるが、謝礼に出したということになるわけですね。そうでしよう。
○宇都宮委員 小澤氏の質問に関連して、私も同じようなことでありますが、今日の汽車、電車を見ましても、あの大半は買出しに行く連中が座席を占めておるという状態であります。これはみな食わなければ死ぬ。生くるためにやむを得ず、法を犯してでも買出しに行くというような状態でありますが、歸するところは、これは生活であります。何としても農漁ということについて、漁業を復興させなければ、日本の行き詰まつた食糧状態を解決
○宇都宮委員 大体何航海くらいやりますか。
○宇都宮委員 この八百の船が六千貫をとると相当大きな数になるが、その八百が実隊にそう動いておるかどうかということですね。この中はに権利をももつていても、漁業に出ないものがたくさんあるのではないか。八百のもので六千貫を基準に動けばたいへんな漁獲があるわけですが、今日の漁獲高がきわめて少いのをみると、どれだけの船が休んでおるかということを御調査願いたいのですが、調査した資料がそこにあれば御発表願いたい。
○宇都宮委員 ちよつと簡單な御説明でようございますが、まぐろ、かつお船で今日日本で許可されている分が何百隻あるか。それとそれ一隻がどのくらいな水揚げをしておりますが、お聽きしたい。昭和二十年には三千五百万貫からの水揚げをしておつたものが、最近ではわずかに三、四十万貫しかしらぬというような統計になつておるようでありますが、大体どれだけの船があつて、二隻の船でどれだけの水揚げをしておるかということの御説明
○宇都宮委員 今後の処理というのはどこからどこまでが今後の処理になるか、前がいくらあるか、うしろがいくらあるか、今後というその線はどこに引くのか、今後というのがわからぬが、品物がいくらあつたかということについて、どこに線を引いて、これから後が今後になり、これから前があなたの席につく以前のものであるという線がなければならぬのではないか。あなたがおつきになつたときはどのくらいの物資が残つておつたのか、あなたが
○宇都宮委員 今の橋本君のお尋ねと同じでありますが、書類の上か何かの上で引継ぎというものはするもので、漫然とただ席に坐るだけが引継ぎでない。書類の上で数字を示して、どれだけのものがあるとか、これだけのものがあるということを引継ぎしなければならぬが、あなたの引継ぎは漫然と席を引継いだだけの引継ぎですか。それをお尋ねしたい。