1954-08-10 第19回国会 衆議院 大蔵委員会 第68号
○太田参考人 ただいまのお話は、東京銀行の転換が確定いたします前からすでに取引先には非常に不安動揺を与えた問題であります。もちろん私たちといたしましても、この転換のために取引先に対して非常な迷惑をかけることがあつてはならないと思いまして、十分注意をいたしたわけであります。それで、今般譲渡いたします二十一箇店の貸出しにつきましては、一本々々につきまして相手先銀行と打合したわけであります。そして全般といたしまして
○太田参考人 ただいまのお話は、東京銀行の転換が確定いたします前からすでに取引先には非常に不安動揺を与えた問題であります。もちろん私たちといたしましても、この転換のために取引先に対して非常な迷惑をかけることがあつてはならないと思いまして、十分注意をいたしたわけであります。それで、今般譲渡いたします二十一箇店の貸出しにつきましては、一本々々につきまして相手先銀行と打合したわけであります。そして全般といたしまして
○太田参考人 ただいまのところは、今銀行局長のおつしやいましたように、特別の資金を受けるということはできないと考えております。現在行われております方法で量的にふやしてもらいたい。それを換言いたしますと、従来は普通銀行で、ございましたために、たとえば私の方の預金が七百億程度、そうしますと、日本銀行としては三百億を越える貸出しは、いかに担保があろうとも、それが輸出入関係金融であろうとも、あまりに預金額に
○太田参考人 お答え申し上げます。ただいまのお説の通り、今般東京銀行が為替専門銀行になりまして、貿易金融を主として円滑にやつて行くためには、御説の通り相当量の円資金と外貨資金が必要なことは、申すまでもないのであります。但しこの問題につきましては、この経過において一般市中銀行から非常に反対があつたことは、御承知の通りであります。東京銀行にそういう円資金を供給し、外貨資金を供給しては、強力になり過ぎはしないかというような