2002-06-14 第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
○太田秀樹君 お答えいたします。 二年ほど前に介護保険制度が導入されました折に、介護保険制度は在宅医療推進の武器になるというふうに大きな期待をいたしましたが、実際、ふたをあけましたところ、施設医療の人気がはるかに高まりました。 私の場合、在宅医療を中心に進めながら老人保健施設を運営しておりますが、ショートステイでお預かりしたお年寄りが帰らないというようなことが起こっております。せっかく在宅で療養
○太田秀樹君 お答えいたします。 二年ほど前に介護保険制度が導入されました折に、介護保険制度は在宅医療推進の武器になるというふうに大きな期待をいたしましたが、実際、ふたをあけましたところ、施設医療の人気がはるかに高まりました。 私の場合、在宅医療を中心に進めながら老人保健施設を運営しておりますが、ショートステイでお預かりしたお年寄りが帰らないというようなことが起こっております。せっかく在宅で療養
○太田秀樹君 お答えいたします。 医療と介護は全く別のスキームで語るべきであるというのは基本原則だと思います。 私どもの施設は、医療保険と介護保険と両方から収益を得ている施設でございます。それで、どこで線を引くのかというのは非常に難しい問題でございますが、既に介護保険の中にリハビリあるいは訪問看護が包括されましたものですから、本来、医師の指示のもとで医療として行われるべき性格のサービスが介護保険
○太田秀樹君 ただいま御指名いただきました太田でございます。お手元に私の陳述用資料がございますので、参考にごらんください。 私は、十年ほど前から在宅医療を精力的に推進いたします診療所を運営いたしまして、現在約二百名の方々の在宅療養のお手伝いをさせていただいております。二十四時間、三百六十五日の支援を、四名の常勤医で当番制を用いて行っております。対象者の約七〇%が高齢者でございまして、あとは障害者あるいは