1998-05-28 第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第25号
○参考人(太田政男君) まず、私は、大きな枠として全員が高校に行くということを言っておるのでございまして、現在の状況の中ではおっしゃるような状況がありますし、特に後期中等教育段階では学科の存在もございまして一定の分化もありますから、何らかの選択をするという局面はあろうかと思います。 しかし、そうでない地域やそういうことの必要のない地域や学校もあるわけでございまして、その点からしますと、学校教育法施行規則五十九条
○参考人(太田政男君) まず、私は、大きな枠として全員が高校に行くということを言っておるのでございまして、現在の状況の中ではおっしゃるような状況がありますし、特に後期中等教育段階では学科の存在もございまして一定の分化もありますから、何らかの選択をするという局面はあろうかと思います。 しかし、そうでない地域やそういうことの必要のない地域や学校もあるわけでございまして、その点からしますと、学校教育法施行規則五十九条
○参考人(太田政男君) 入試が果たしている役割については、先ほど申し上げたようなことでございます。 今少子化ということもございまして、子供の数が減っていて、地域的な偏りはございますけれども、事実上、高校に全員入学できるような土台ができつつあるというふうに思います。高校については、また戦後直後の教育改革の中では、将来は、言葉がいいかどうかわかりませんけれども、準義務化するというふうにもうたわれていたわけでございまして
○参考人(太田政男君) 太田でございます。 私は、中等教育あるいは青年期の教育を研究してまいりました立場から、今回の法律案についての意見や疑問を述べさせていただきたいと存じます。 私は、現在の中等教育制度、特に子供の立場に立ってみた場合の現実については多くの問題を感じておりまして、それを改革する必要というものを痛感しているものです。特に、高校の入学者選抜制度が中学校と高等学校を分断し、青年期としてふさわしい