○政府委員(太田九州男君) お答え申し上げます。北方定点観測は、昭和二十二年から始まったのでありますが、昭和二十八年の十一月ごろから廃止されました。このことにつきましては、大体その後でもこれを復活すべきではないかという御意見をしばしば私どもも聞いておるわけでありますけれども、何分、この復活につきましては非常な多額の経費を必要とする——大体大ざっぱに検討いたしまして、あそこに船を用意するということになりますと
○太田説明員 それでは気象庁関係のものを申し上げます。 第一号の鹿児島市等に気象観測用レーダー設置に関する請願、これと一二五号の南九州地区にレーダー設置に関する請願、これは大体同じ趣旨の請願でございますので、一括して御答弁申し上げます。気象観測用のレーダーは、降雨の場合、特に豪雨の把握とか、あるいは台風の進行状況を的確につかむためには、非常に有効な測器の一つになっておりますが、現在東京、大阪及び福岡
○太田説明員 ただいまの御質問の点でありますが、先ほど申し上げましたように、毎日の気象業務につきましては、中国の方から資料としては、十二分にとまではいきませんけれども、大体日常の作業に事を欠かないような資料が参っております。従いましてさしあたりの処置としまして、気象庁としましてこれ以上さらに何か業務上の協定を結ぶというようなことはただいまのところは考えておりません。
○太田説明員 それでは私から、中国からの気象資料の日本に対する連絡関係を経過的に申し上げます。 中国からは終戦以来のごたごたによりまして、しばらくの間−昭和二十一年ごろからすでに日本には気象資料は入って参らないのであります。ところが今穗積委員もお話しになりましたように、大体日本の気象関係としましては、西の方から気象が東の方へ移っていくという関係で、毎日の天気予報に出ておりますところの低気圧とか、あるいは
○太田説明員 それでは灯台関係と海上保安庁関係の点につきまして、御説明申し上げたいと思います。まず第六号の焼尻島灯台にロータリビーコン器をつけてもらいたいという請願であります。これはちょうど北海道の西海岸でありまして、留萌と稚内とを結ぶ線の沖合いにある島であります。現在土台はできておりますが、この付近は船の航路筋に当っておりまして、たくさんの船が通る。それからまた季節的に濃霧が多かったり、吹雪があったというようなことで