1960-09-09 第35回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号
○太宰説明員 ろうあ者の問題も、あえて私からこと新しくお答えするまでもなく、ハンディ、しかも相当重いハンディを負って社会に生活されておる方の福祉を私どもできるだけ考えなければならぬことは当然でございます。お話しの通り、先年ろうあ者センターを設けまして、そこにおいてこの方々の福祉のやり方をさらに強化する方法を考えておるわけでございまして、今日なお十分であると申し上げられる段階でないことは私ども遺憾に思
○太宰説明員 ろうあ者の問題も、あえて私からこと新しくお答えするまでもなく、ハンディ、しかも相当重いハンディを負って社会に生活されておる方の福祉を私どもできるだけ考えなければならぬことは当然でございます。お話しの通り、先年ろうあ者センターを設けまして、そこにおいてこの方々の福祉のやり方をさらに強化する方法を考えておるわけでございまして、今日なお十分であると申し上げられる段階でないことは私ども遺憾に思
○太宰説明員 本年の四月から、おとなの精神薄弱者の方々の福祉をはかる精神薄弱者福祉法を制定していただきまして、全国の関係の方々は非常に大きな喜びと今後の期待とを持っておるように私どもも感じます。従来児童福祉の面において相当出ておりましたが、おとなの方々に対するこういう福祉対策の面について、やはりいささか足りなかった面があったであろうというふうに私どもも存じております。そういう面で、今後早急にこの精神薄弱
○太宰説明員 お尋ねのように、現在の保護法の運営につきましても、都会と農村といろいろ地域差が設けてございます。その地域差自体は、今日の段階におきますると、いろいろ御意見のように、必ずしも実情に合っていないのではないかと思われる面もございます。これは地域によりましては、お尋ねのようにあまり格差が激しい、あるいは地域によると、逆にもう少しあってもよいのではないかというので、いろいろ地域々々でむずかしい問題
○説明員(太宰博邦君) 後段の件でございますが、これは賀茂川の台風のときからの問題かと思いますが、土砂が住居なり何なりに入り込んだ場合の——大体そのときの経験を基礎といたしまして、それの除去を行ない得る戸数というものを、お尋ねのように半壊及び床上浸水になった戸数の三%という一応の基準は作ってございます。これは半壊及び床上浸水した戸数の大体三%、ただしこれは基準でございまして、実際の場合にはこの程度で
○説明員(太宰博邦君) 私の方の関係は御質問にもありましたように、まず災害の応急救助、災害救助法を発動いたしまして、私の方が時々連絡をとり、また、指揮もいたして、やらしております。大体一応そういう面におきましては法律の運営が妥当にいっているものとただいまのところ考えておるわけであります。お尋ねのそういう災害の応急救助の段階が終わりましたあと、いろいろ復旧の問題につきまして、まあ特別な補助を与えるかどうかという
○説明員(太宰博邦君) 補足して私から答弁申し上げますが、災害基本法は、たしか早急に出したいという当時の総理の御答弁があったかと、私も聞いております。それにつきまして、これは今もお話しになっておりましたように、各省に関連することでございまするので、便宜内閣の方におきましてその検討をいたしておるわけであります。もうそれから今日まで時間もだいぶたっておりますけれども、いろいろなことがあったのでございましょう
○太宰政府委員 全国的なあれと申しましても、各府県で実態を発表しているとも限りませんものですから、なかなか私の方で判然としたところはつかまらないのでございますが、全体の私どもの感じとして出し上げることをお許しいただくといたしますと、相当数の府県において国家公務員の給与より幾ばくか高いというところがあるように考えております。それにつきましては、その間をどうして調整するか、これは国家公務員の方は人事院の
○太宰政府委員 便宜私から先にお答えいたします。先ほど私が社会保障に国が責任を持っていると言ったことは、何も私が初めてここで申し上げるのじゃなしに、間々使われることであります。それは必ずしも一切がっさい、人間から経費までを全部国が持つんだ、医療保障の面に限局していうならば、医療国営ということになりますが、そうでなければ国が社会保障の責任を持てないということにはならないと思うのです。これは最終責任という
○太宰政府委員 先ほど来いろいろ両参考人からお話がございました。御指摘の点は確かに私どもも今日問題の点であろうと思うのでありますが、このように社会保険の面だけで私申し上げますれば、国家公務員という身分においてこれを全部一括に運営する、あるいはこれを全部地方公務員という身分において運営する、その二つに截然と分離できない、いわばその中間的な形で今日運営してきているというところに、やはりこれををどうしたらいいかということについての
○太宰政府委員 先ほど来お答え申し上げましたように、従来そういう人たちには障害年金の一級のものが大体いっていると思います。また療養の方につきましても福祉施設においてやっていく。それは労災病院の場合と比べますと若干落ちる点があろうかと思いますが、これは一般の患者並みのものはいたしておるわけでありますが、それ自体につきましては、さらによくするということについては、今回改正になりますればそういう面も十分考慮
○太宰政府委員 特に申し上げるほどのものもございません。今お話のように総合保険であるということのために、かえって特別なような手当をするということにつきましてなお検討しなければならぬ問題がある。その辺のこともありまして、この点はそういうような程度でございます。
○太宰政府委員 便宜私からお答えいたします。御承知のように、陸上の労働者に対しましては三十年及び三十三年で、けい肺及び外傷性脊髄障害に関する特別の保護立法なりあるいは臨時措置法ができて、それぞれ手当を受けておるわけであります、船員につきましては、けい肺は大体ございませんが、外傷性脊髄障害はございます。ただ、その数が非常にわずかなものでございますことと、それから、そういう人たちは、大体現在の法律におきましても
○太宰政府委員 従来は、先ほど申し上げましたように非常にわずかな該当者でありましたので――決して私どもそれで十分だと思っておるわけではございませんが、どうにかそれでやって参っておるわけでありますが、今回のように陸上のが労災保険法の改正となってこういうふうに新しい制度として打ち立てて参りますならば、私の方もそれに相呼応して制度的に考えるべきであろう。それから範囲も職務上の傷病ということに広くなりまするので
○太宰政府委員 先ほど申しましたように、向こうの方も時限立法ないし臨時措置法でやったというような関係もございました。今回は向こうの方も本格的な立法ということで、それからその幅も広げて参っております。私の方も当然それと相呼応いたしまして、職務上の傷病全部にこれを広げるというようなことでございますので、今回は一応こういう法律改正をいたすのが適当である、かように考えたわけでございます。それまでの間は先ほど
○太宰政府委員 これは陸上の方ではけい肺及び外傷性脊髄障害に関する時限立法あるいは臨時措置法という形で出ております。船員につきましてはその職場の関係で、けい肺というものがございません。外傷性脊髄障害というものが若干あったわけでありますが、非常にわずかであったということ一つ、それから現在その人々は三年の療養給付期間が過ぎました後において、大多数の人は第一級の障害年金を支給いたしますとともに、この船員保険
○太宰政府委員 医師会がどう考えておるとか、片方がどう考えておるとかいうことは、ちょっとここで私が的確に申し上げることはいかがかと思います。それぞれの立場からの意見はあろうと私は思いますが、厚生省の立場からいたしますれば、この甲表、乙表というものを新しい表にするということにつきましては、どうしてもいろいろ検討すべき問題が技術的にある、これは一つ問題がございます。それから技術的の問題のほかに、これはそれぞれ
○太宰政府委員 便宜私から先に御答弁申し上げます。いろいろ大臣からお答え申し上げましたように、今日の医療制度、さらに広く医療保障という面につきましては、検討しなければならない面がございますし、またその中には日本の従来の医療制度の発展の経緯等にかんがみまして、これは非常に大きな変革にもなろうかと思われるような問題もございますので、私どもといたしましては、医療制度調査会なり、あるいはその他の審議会などの
○太宰政府委員 それは一応医療金融をいたします場合に、医務局の方で、先ほど申した病院、診療所のワクの中で、範疇に入れて考えたいというだけのことだろうかと思います。
○太宰政府委員 はい、来ます。
○太宰政府委員 先週のお尋ねのことで、私の方でも医務局と共同作業ではじいてみたのでございますが、けさ最終的にちょっと点検しまして少しミスがございますので、その点を今計算し直しております。これはきょう、もう間もなく出るかと思いますので、その数字で申し上げた方がいいと存じますが、基本的には、もちろん医療機関もたくさんあるわけでございまして、中には相当景気がよくて、現在の段階においても私的金融機関などからも
○太宰政府委員 これは私、実は伺っておらないのでありますが、おそらくこれは医務局としても十分計算されていることだろうと思いますから……。
○太宰政府委員 保険局の方でただいま所管しておりまする御指摘のような病院等の整備は私の方でやっておるわけでありますが、省全体としてはこのほかにもあろうかと思いますが、医療機関全体の整備計画は厚生大臣が大体握っておるわけでございます。それがそれぞれに分かれておりますが、これが統一性を保つために省内に連絡協議会を設けております。それの整備方針あるいは具体的な場所、その整備の程度というようなものはすべて連絡
○太宰政府委員 便宜私から答弁申し上げます。 皆保険計画は御承知のようないきさつで全面的な要望のもとにこれを実施して参っておるわけでありまして、ただいまのところは、大体当初の計画通り三十六年の四月一日には特別の事由のあるところを除きまして全国に皆保険体制がしかれる、かように私どもは見通しを持っておるわけであります。もちろんその皆保険計画というそれ自体につきましても、無医地区の対策とかいうものは早急
○太宰政府委員 御指摘のように、ただいま診療報酬の支払いをいたします場合に、甲地と乙地との二つに区別して、その間に地域差がございます。これは、今日の段階から見ますと、私どもといたしましては、もう撤廃の方向に進むべきだというふうに考えます。ただ、こういう地域差は公務員の給与面にもございますので、そういうものとかね合いもございまして、一ぺんに切るというわけには参らぬ、段階的にこれを減らして参りたいということで
○太宰政府委員 お尋ねのように、船員保険の疾病給付部門につきましてはまだ赤字が若干残ってございます。これは、前に相当な赤字がございましたために、保険料の方も一時担当部門を変えまして、その赤字を解消するために、千分の二というものを特にそれに振り向けて今日に至っておるわけでございます。それで、国庫の方におきましては、先ほど主計局長からお話し申し上げましたように、過去の借金返しの分に対する国庫補助とは別に
○政府委員(太宰博邦君) たとえば健康保険法、あるいは日雇健康保険法でもそうでございますが、一応行政庁におきまして、この法律に基づく認定をいたします。で、不服がございますれば、これをただいまの法律では社会保険審査官、これは各地方庁に所属しております審査官に不服の申し立てをする、審査官になおかつ不服のものは、厚生大臣のもとに、厚生省にございます社会保険審査会、これにさらに請求をいたします。社会保険審査会委員
○政府委員(太宰博邦君) たとえば健康保険法で申し上げますと、そこの第一条に、被扶養者の範囲というものが一号、二号、三号、四号と分けて規定してございまして、まあ相当範囲は明らかになっておると思います。ただ、今御指摘のように、年令でもって何才から何才というような規定がないのでございますが、これは私どもといたしましては、これを年令でもって区分けするということにつきましては、よほどこれは考えませんと、かえって
○政府委員(太宰博邦君) 便宜私からお答え申し上げます。それぞれの法律におきまして被扶養者に関します定義がございまして、大体本人によって生計を維持されておるというような規定、それにつきましてさらにたとえばもう少し年令のかげんとか何とかで明確にする余地はないかという御質問の趣旨かと存じますけれども、これはむしろ明確にそういうふうに年令なら年令で切ります場合において、かえってそのために実態にそぐわない場合
○政府委員(太宰博邦君) これは健康保険組合の中に、やはり被保険者の数は相当ございますけれども、財政状況が非常に悪いものがございます。それに対しまして、昨年度からそういう悪いものについて国が若干の補助をする、こういう措置を講じました。今年度予算におきましてはそれが一億でございます。これは国庫補助でございます。その業態の悪い組合につきまして、それを国が補助するということにした、その組合の中に、先ほど申
○政府委員(太宰博邦君) 昨日お答え申し上げましたように、一回だけの日雇いとして雇用されたというようなことだけで手帳を出すということに、技術的になかなか問題があるということを申し上げたのでありますが、これは保険料を一回だけ——定額保険料というお話でありますが、おそらく一回だけというようなお気持であろうかとも思いますが、もしそうだとすれば、やはり同じように検討しなければならぬ点があろうかと思います。また
○政府委員(太宰博邦君) 便宜私からお答えいたします。 率直に申しまして、私どもといたしましては、健康保険政府管掌分に対する国庫補助が三十億が十億になり、五億になったということは非常に残念だと思います。これは私どもの立場からいたしますれば、まあせめて三十億というものは、これは将来とも健康保険政府管掌の健全なる発達のために継続していただきたいと、私ども思っておるところでございますが、しかし、この医療保険自体
○政府委員(太宰博邦君) ちょっと御質問の趣旨をあるいは私取り違えているかもしれませんが、そのときはまたあれしますが、御承知の通り、いわゆる皆保険になりまた国民年金制度を実施して皆年金の柱を立てたということになりまして、今後私どもは、その皆保険、皆年金の内容を充実していく。同時に、各種の制度の均衡をはかりまして、全体として均衡のとれた姿で伸びていくように今後工夫をこらさなければならぬ立場にあると思うのでございます
○政府委員(太宰博邦君) 便宜私からお答え申し上げます。 お尋ねの当初の法案が提案されましてから結局今日まで延びたために、実際上三十四年度の予算に組みました計数が今日においては約一年間変わってきたということにつきましての変動について申し上げます。 日雇労働者の健康保険につきましては、当初の政府の提案は国庫負担の率を引き上げるということでございまして、これは御審議に御協力いただきまして年度内に成立
○太宰政府委員 厚生年金の女子の被保険者の脱退手当金のことですが、お尋ねのケース自身は私はまだよく読んでおりませんけれども、間々まれにはそういうこともあり得ると思うのでありまして、今のお話ですと、判こを預けておったとか、これは本人の方にも若干の手落ちはあるかと思いますが、しかし全般的に申しまして、こういう人たちのために常にこういう方面の制度の内容とかいうものをPRする必要があることは、まさに御指摘の
○太宰政府委員 政府提案は昨年の六月ぐらいからを、多少の月の変動はありますが、成立いたしたならばいたしたいということで予算を組んでおります。それが今日まで成立いたしません結果、三十四年度予算上の計数の変動といたしまして、厚生年金保険では、歳入と歳出とそれぞれ差引いたしまして減が百三十六億三千五百万円、船員保険の疾病部門は増が二千九百万円、年金部門の減が二億五百万円、失業部門は歳入増六千百万円、失業保険
○太宰政府委員 これは昨年の臨時国会等におきまして、当委員会でもいろいろ御論議がありました保険医、保険医療機関の監査をめぐって痛ましい事故が起きた。それに関連してと申しますか、私ども前々からも考えておったのでありまするが、従来そういう監査によって明らかになった事故の内容を検討してみますと、もう少し事前にわれわれが指導を適切にやっておったならば、そういう大ごとにならないで済んだのではないか、こういうように
○太宰政府委員 政府の案は、今日の段階に相なって参りますと、施行期日等につきましては、もし政府案でいくということになりますと、やはり若干の修正をお願いしなければならなくなってくる、こういうことになると思います。
○太宰政府委員 政府案は昨日申しましたように昨年の三十一国会に提出いたしたものであります。もしその政府案の通り当時通っておりますれば、施行期日の関係等から三十四年度予算の方に若干の、保険料の収納とかあるいは給付の改善等の影響があるはずでございますが、今日に相なって参りますと、おそらく三十四年度の関連においては、もう年度末に近づいておりますので、従いましてまあ政府案が通らず逆に議員提案の方が通ることになりましても
○太宰政府委員 与党が議員提案いたしました場合に、失業保険法の改正案に追加された点がございます。その点に関する御質問だと思いますが、その一つは公共職業訓練所に……。
○太宰政府委員 けい肺及びその他の職業病の関係については、先ほどお答えいたしましたように目下準備を進めておりまして、不日提出いたしたいと考えております。それから与党の方で議員提案をされました件については、労災関係でなしに失業対策関係じゃなかったですか。
○太宰政府委員 御承知の通り船員保険法等の一部を改正する法律案として、四法まとめて御提案いたしましたのは昨年の三十一国会でございます。当時といたしましては、この船員保険の関係におきましては、陸上の失業保険との関連及び厚生年金保険との関屋あるいは疾病部門というような点を問題にして出したわけであります。労災保険の改正法案を政府が御審議を国会にお願いいたしましたのは昨年の十二月末でございました。これは船員保険
○政府委員(太宰博邦君) 私どもも船員保険法につきましては、労災保険法の改正とにらみ合わせて若干改正をいたしたいということで今手続を進めておりますが、この一部負担の問題につきましては、今回はやはり見送ることにいたしておきたいと考えております。 先ほどのあれにちょっとつけ加えますけれども、かりに今の医療費の支払い方式が変わってくると、たとえば人頭割しでいくとか何とかいうことになりますれば、それによりましても
○政府委員(太宰博邦君) 便宜私からお答え申し上げます。御承知の通り、ただいまの制度は、まあ健康保険ならば健康保険でとって申し上げますと、被保険者本人は十割給付でございます。従いまして、病気になりました場合は、すぐお医者さんのところへ行ってまあ被保険者証を出せば必要な医療が受けられる仕組みになっております。そうしてまた、お医者さんと被保険者との間において医療行為が行なわれまして、それがこの医療費の問題
○太宰政府委員 政令、省令等でも定めておりません。これは基準を設けましても、なかなか実態に合うようなはっきりした基準というものは困難でございます。やはりその実態を見きわめてやりませんと、なまじっかそういう基準を作ることによって、かえって実態にそぐわない場合も出てくるおそれなしといたしませんので、これはあくまでもその家庭の実態というものとにらみ合わせまして、そして実情に合ったようなところで常識的に判断
○太宰政府委員 これは法律には、そういう十六才から六十才までの者は適用者としないというような規定はございません。被扶養者の認定につきましては、年令によって制限は課しておらないのであります。扶養されておるかどうかというその実態をつかまえて認定いたしておるわけでございます。ただ十六才から六十才までというのは、今日の日本の段階におきましては、一応稼働年令というふうに考えるのが常識でございまするので、そういう
○太宰政府委員 便宜私からお答え申し上げます。 社会保障制度審議会には引き続き総合調整の基本的な構想について総理大臣から諮問を出していることは御承知の通りでありますが、これは極力私どもは早急に御審議の上、なるべく早くその基本構想をいただきたいとは政府としては念願しておりますが、何しろわが国の社会保障制度全般にわたる総合調整の問題でございまするから、問題の性質から申しましても、これはそう簡単な日月の
○太宰政府委員 補足して申し上げます。取りやめました結果、資料は外に出ないようにして処置したはずでございます。従いましてこれが御懸念のように利用されるということは絶対にございません。
○太宰政府委員 先般私がお答えいたしましたのは、この調査については厚当省としてはタッチしていないと申し上げたわけであります。私もあとで聞いてみますと、御指摘のように病院管理研修所の方が調査をしたいということでありますが、それは個人としての立場でやっておることであります。従って厚生省としての立場でなく個人としての立場であって、大体そういう人たちは病院管理研修所の人で、そういう病院管理の方を中心とした研究
○政府委員(太宰博邦君) そのときの三十五年度末の総人口大体九千三百六十万ぐらいと踏んでおります。足して大体なろうかと思います。被用者保険の方を合わせまして四千三百九十万ぐらい。(坂本昭君「それでもまだ足りない」と述ぶ)いや、大体そういうようなことであります。
○政府委員(太宰博邦君) 今申し上げました数字と、総人口との残りのものは、ほんのわずかでございますが、大体この中には、生活保護法の適用を受ける人が、これが大体今の見当でやはり百五十万近くのものはどうもあるのではなかろうかと一応考えております。そのほかに、いろいろ御承知の社会福祉施設、児童福祉施設等に入っている人たちもおります。これは数にすればほんのわずかでございまして、せいぜい二十万前後であろうかと
○政府委員(太宰博邦君) 私どもの予定では、三十五年度末に国保の被保険者が大体四千八百万くらい、それから片方のいわゆる被用者保険、大体被保険者と被扶養者を会わせまして四千三百万——四百万近く、その辺と考えております。
○太宰政府委員 下げる方は下げております。
○太宰政府委員 陸上の失業保険の関係におきましては、いろいろ失業の多発地区というようなことで、それに対して何か施策したらどうかという御議論はあり得るところであろうと存じますが、船員保険の関係におきましては、今日の状態においては格別失業の多発地帯というものもございませんし、船員の失業について格別新しい事態が起こっておるというふうにも考えておらぬわけでございます。この辺は陸上の失業状況と海上の労働者の失業状況
○太宰政府委員 政府といたしましては、昨年の通常国会にお願いいたしまして、ただいま御審議の政府案でありますが、施行期日その他については、今日になりますると適当でないものもあるかと思いますが、中身においては今日なお妥当なものと考えておる次第であります。議員の方で、議員提案でお出しになったものにつきましては、これまた別個であろうと思います。 なお船員保険関係について、議員立法で失業保険でお出しになったものとの