1950-02-15 第7回国会 参議院 予算委員会 第5号
○公述人(大谷竹次郎君) 私はこの十五割が十割になつたということは、今申上げた通り五割でなく二割五分減ることになるのである、收入が。それはお分りでしよう。仮に三百円とすれば二百円が税金で百円がこの收入、三百円が五割になれば百五十円になるから二割五分の減税になる。それでもやつて行けないというのは、今の観劇料が高い、大衆にこの映画の導引力というものはまだまだあるのであります。或いは各国から比例して見ると
○公述人(大谷竹次郎君) 私はこの十五割が十割になつたということは、今申上げた通り五割でなく二割五分減ることになるのである、收入が。それはお分りでしよう。仮に三百円とすれば二百円が税金で百円がこの收入、三百円が五割になれば百五十円になるから二割五分の減税になる。それでもやつて行けないというのは、今の観劇料が高い、大衆にこの映画の導引力というものはまだまだあるのであります。或いは各国から比例して見ると
○公述人(大谷竹次郎君) 私は自分の仕事として映画演劇を中心に永年やつております。その映画演劇の経営上についてのお話を少ししたいと思います。予算に対して、或いは話が外れるかも知れませんが、その点を一つお含みを願いたいと思います。尤も予算ということを中心としてお話をしようと考えておりますが、自分の仕事の経験の上からお話を申上げたいと思います。 昭和二十五年度の予算を拜見いたしますると、教育文化費とか