1956-05-08 第24回国会 衆議院 商工委員会 第44号
○大西参考人 加藤先生の御質問にお答えいたします。戦争の空白がもちろんあったのでありまするが、朝野の皆様方が、先ほどの公述にも申しましたように繊維原料にのみ重点を置かれて、最終工程である、すなわち商品となるべき染色加工に対して、十二分なるところの御認識がなかった、御理解がなかったということが今加藤先生のおっしゃることの大きな原因だと私は考えるのであります。なおサンフォライズ等のお話もございましたが、
○大西参考人 加藤先生の御質問にお答えいたします。戦争の空白がもちろんあったのでありまするが、朝野の皆様方が、先ほどの公述にも申しましたように繊維原料にのみ重点を置かれて、最終工程である、すなわち商品となるべき染色加工に対して、十二分なるところの御認識がなかった、御理解がなかったということが今加藤先生のおっしゃることの大きな原因だと私は考えるのであります。なおサンフォライズ等のお話もございましたが、
○大西参考人 私は日本織物染色同業会会長大西でございます。 まず染色加工業について本法を適用しなければならない理由を申し述べたいと存じますが、それには二つの理由がございます。一つは紡績部門並びに織布部門とのバランスの点でありまして、いま一つは染色加工業の合理化という観点から申し上げたいと存じます。本法は繊維産業総合対策審議会において策定されました、繊維五カ年計画を推進するための裏づけとして立法されたものと
○参考人(大西太郎兵衞君) これは海外からLCを取ります。それで仕向地数量、単価等ははつきりと明記されます。発注書類にも明記されますし、契約書にも明記されます。それから絹に関しましては国営検査、国家の経営いたします国営検査を受けなければ船積みはできません。それから綿布に関しましては、政府が認めますところの検査機関の検査がなければ、これもシツプすることができませんから、内地へ流して内地で消費されるものと
○参考人(大西太郎兵衞君) 私は日本織物染色同業会の会長の大西太郎兵衞でございます。 今回輸出振興の一助といたしまして法人税の一部が改正されまして、租税特別措置法案におきまして私ども輸出振興に携わつております染色業者にも、商社から委託されまするところのものに対しましてはこの恩典に浴することを得ましたことにつきましては、私どもに対しまする御同情に対し厚く御礼を申上げる次第でございます。併しながら染色業