1964-02-28 第46回国会 衆議院 法務委員会 第8号
○大津政府委員 本人が翌日の午後四時ごろ、医師のところに参りまして、それで診断を受けたのでございますが、医師は別段治療を要するというほどのものではないということでございますが、しいてどれくらいかかったらなおるのかということで、何かちょっと傷あとのようなものがあるということですが、あれが完全に見えなくなるというようなことには十日間くらいかかるだろう、それではそれを書いてもらいたいということで、医師としては
○大津政府委員 本人が翌日の午後四時ごろ、医師のところに参りまして、それで診断を受けたのでございますが、医師は別段治療を要するというほどのものではないということでございますが、しいてどれくらいかかったらなおるのかということで、何かちょっと傷あとのようなものがあるということですが、あれが完全に見えなくなるというようなことには十日間くらいかかるだろう、それではそれを書いてもらいたいということで、医師としては
○大津政府委員 では申し上げます。 時日はこの二月の十二日の午後の七時四十分から八時十分までの間でございまして、池袋の警察署勤務の丸山巡査それから西沢巡査、この二名が池袋駅の地下道を警ら中におきまして、二人の少年を発見いたしましたが、警察官の姿を見るとやにわに逃げ出すというようなことから不審を抱きまして、その少年につきまして職務質問を行ない、東口の派出所に同行を求めまして、それからその派出所におきまして
○大津政府委員 ただいま御質問がございました池袋警察署におけるところの問題でございますが、まだ最終結論ということではないそうでございますが、大体調査しましたところは私どものほうへ報告を受けております。
○政府委員(大津英男君) 喫茶店の、先ほど申し上げました四条の二は、深夜における制限でございますので、十一時以後場所が指定されますると、そこではそういう営業をするものがなくなります。したがって、十一時以後入るという事態がなくなるということが一つございます。それから、十一時以前の問題でございますが、四条の三の二項にございまする条文は、「設備を設けて客に飲食をさせる営業を営む者は、深夜の営業において、次
○政府委員(大津英男君) もちろんコーヒーを飲ませるというところは喫茶店でございますし、飲食店でございますし、この条文にございますように、「設備を設けて客に飲食をさせる営業」というものに入りますので、そういうものも深夜における営業に関していろいろ規制、制限ができると、こういうことになるわけでございます。
○政府委員(大津英男君) 喫茶店というものは、今度の四条の二という条文で、場所の規制あるいは時間の規制、そういう面から条例で、ただいまお話しがございましたように、規制をしていくことができる。そういう意味でこれは飲食店全般について四条の二でそういう規制ができますので、飲食店は全部入れていくことができる、こういうことでございます。もちろん、喫茶店全部、そういう意味で四条の二の規制をすることができるということでございます
○政府委員(大津英男君) 深夜喫茶で麻薬の取引をそのまま検挙したという事例は、いまのところ、私ちょっと記憶にないのでございますが、これはまた調査をいたしまして、もしそういうようなのがありますれば、お答えを申し上げたいと思いますが、大体風俗営業に関連をいたしまして、いろいろ、暴力団が用心棒としてとか、あるいは経営の面に介入をしてくるというような事例は相当あるわけでございます。したがいまして、風俗営業のそれぞれの
○政府委員(大津英男君) この前も御質問がありまして、同様のことを申し上げたのでございますが、行政指導によって、大部分の業者が自粛営業するということになりまして、御視察になりましたものも含めまして、一、二のものが、現在の段階では、深夜三時まで受け付けた者は入場させると、こういうようなことを言うておる。こう聞いておるわけであります。これにつきましても、警視庁を通じまして、また警告をし、協定に従って自粛営業
○政府委員(大津英男君) ただいま、麻薬あるいは暴力団との関係ということでいろいろお話がございましたが、深夜喫茶あるいはヌードスタジオというようなものについて、暴力団が関係しているかどうかということにつきましては、必ずしも関係がないというふうに言い切れない面もあると思うのであります。それから、麻薬の問題につきましては、麻薬の密売組織というものの大半をやはり暴力団の関係者が占めているというような実態も
○政府委員(大津英男君) 東京がやはり一番多いということでございまして、警視庁管内で百四十八のトルコ風呂がございます。警視庁の関係が一番多いということでございます。
○政府委員(大津英男君) トルコ風呂につきましては、昨年中にも相当数ふえておりまするし、また最近できておるものもあるというので、若干増加の傾向が認められる、こういうことでございます。
○政府委員(大津英男君) ヌード・スタジオ及びトルコ風呂についての御質問でございますので、簡単に概況を申し上げたいと思います。 昨年の二月末現在でヌード・スタジオにつきまして警察庁のほうで調査いたしましたところでは、百九十八軒のヌード・スタジオがあります。これは、都市の盛り場、あるいは温泉地の観光地等が大体おもなところでございます。そういうところに所在しておるもの、その他がございます。大体そういうことでございます
○政府委員(大津英男君) 統計的にはそういうようなことで、刑法犯少年の数も三十七年、三十八年と、またふえておる、こういう状況でございまして、その原因の一つとしては、やはり環境がそうさせておるという面も否定はできない。しかも、その環境の問題につきましては、御指摘のような問題がいろいろあるわけでございまするが、特に昨年非行少年対策の懇話会を開催いたしまして、民間の方、教育者、学者の方、いろいろな方から御意見
○政府委員(大津英男君) 非行少年の関係につきましては、先ほど大臣からもお話がございまして、いろいろ原因もあるわけでございますが、まず少年非行の現在の状況と、その前のこの法律が改正1この前に風俗営業法を改正いたしましたのが、昭和三十三年でございまして、それ以後また同様に深夜喫茶が非行少年のたまり場になるとか、その悪影響というようなことが三十三年の改正にもかかわらず、なおかつ、そういう状況がある、こういうことで
○大津政府委員 警察庁といたしましては、こういう条例につきまして、どういう罰則が適当であるか、あるいはどういう規定が法律に抵触するから条例として適当でないということについて、もちろん検討もいたすのでございますけれども、各府県の罰則のそれぞれにつきまして、お前の県ではこれくらいがいいだろうとか、お前の県はこれくらい以内とか、あるいは全国統一してこうでなければならないということは、これは法律そのものではございませんので
○大津政府委員 ただいま御質問がありましたように、各府県の条例によりまして、罰則がやや異なっておるという点は御指摘のとおりでございます。この点につきましては、東京都において、一昨年の十月に条例の制定をいたしまして、その後の運用の状況等から、他の府県におきまして、いろいろ東京都の実情、警視庁の状況等を研究いたしました結果、やはり罰則についてはもっと高いほうがいいのだ、こういうような結論をそれぞれの府県
○大津政府委員 ただいま御質問がございましたが、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例、これは公衆に著しく迷惑をかける暴力的な不良行為を防止するということで、いわゆるぐれん隊等の行為によりまして市民生活の秩序を破る、こういうことを防止するために設けられた条例でございます。したがいましてこの条例において取り上げております点は、たとえばダフヤ行為あるいはショバヤ行為あるいはパチンコ等
○大津政府委員 御趣旨の点まことにごもっともでございまして、私どもといたしましても、さらに具体的にいろいろな問題について対策を詳細にやってまいりたい、かように考えております。
○大津政府委員 防犯関係の対策について概要を申し上げたいと思います。 オリンピック東京大会の開催に伴いましての特にいろいろ予想されまする各種犯罪、これを未然に防止いたしまして、選手、役員、外人観光客、あるいは地方からの上京者を含む国内観衆の安全と平和をはかる、こういうたてまえから防犯対策を強力に推進してまいりたい、かように感じております。 その一つといたしましては、競技場及び選手村施設等に対する
○大津説明員 一つ一つの事件については、この事件はこういう動機であったというようなことでありますが、この千何百件とか二千件ということになりますと、それは一つ一つについて統計をとっておりませんので、集計をいたしまして、こういう動機のものが何件というようなことは出てこないということで、先ほどそのように申し上げたのでございます。
○大津説明員 ただいま御質問がございました朝鮮人に対する暴行、傷害事件につきましての統計でございますが、昭和三十七年中このような事件がどのくらいかということでございますが、両方合わせまして昭和三十七年中に発生いたしました件数が二千二百三十六件、検挙いたしました件数が二千一百七十八件、検挙人員は二千九百五十一人、こうなっております。なお、本年上半期は、発生件数が千四十件、検挙件数千二十五件、検挙人員千三百三十二件
○大津政府委員 ただいま御指摘の小金井の関係の事件でございますが、事件の当事者は、いまお話のありましたような朝鮮高校側と日本の高校側の問題でございますが、ちょうど先ほどお話のありました五月十七日の午後八時ごろでございますが、国電の武蔵小金井駅の上り線ホームに、今申しました時間のころに、日本側の少年二名がおりまして、また朝鮮高校の少年が、被害者外二名が下り線のホームでそれぞれ電車を待っていたのでございますが
○大津政府委員 ただいま猪俣先生から御質問のありました法政二高の関係の事件、これは神奈川県の事件でございます。発生いたしましたのが昨年の十一月三日の午後三時二十分ころでございまして、場所は川崎市の法政第二高等学校の教室でございます。加害者は、いまお話がございましたが、法政二高の当時三年生の某という少年でございまして、被害者はいまお話のありました少年でございます。事案はちょうど十一月二日から三日にわたりまして
○政府委員(大津英男君) 新聞に出ておりましたように、兵庫県におきまして、去る六月の十日、兵庫県と広島県、島根県県境にまたがるところに麻薬の密造所があることをずいぶん前から内偵、捜査を進めておったわけでございますが、これを検挙をいたしまして、約十キログラムの覚醒剤の押収をいたしておるというような状況でございます。最近の傾向といたしまして、麻薬や覚醒剤に関しましては、昭和二十一年当時、非常にはなはだしいしょうけつをきわめたような
○政府委員(大津英男君) ただいま薬務局長からもお話がございましたが、一面、一つの機関だけでなくして、いろいろな機関でやっていくということからいろんな手がかりが得られるという点もあると思いまするが、御指摘のように、完全に緊密に連絡が保てなかったというようなことが必ずしも皆無ではないと思うわけでございます。警察といたしましては、全国におりまする警察官が一番末端にあって情報を入手し、いろいろ調査の探知もします
○政府委員(大津英男君) 御指摘のように、特にまた麻薬取締法が改正になりますると、いろいろ罰則も強化されますし、いろいろな意味で麻薬の取引ということにつきましてむずかしい問題が出てくるということから、麻薬犯罪につきましても非常に巧妙化してくる。また、スラム街等で非常に顕在化しておったものがだんだん潜在化する。それから、今まで都市であったものが、だんだん地方にも密売人等も流れていくというようなこともあるわけです
○政府委員(大津英男君) 現在の捜査手続のままでも、警察庁といたしましては、厚生省その他の機関と協力いたしまして、犯罪の捜査ということを進めて参りたいというふうに考えておりますが、いろいろ麻薬取締法の罰則の強化というようなこともございまして、こういうような面から今後犯罪の動向というものも変わってくる。そういうことになりますと、これに対応していろいろまた潜在化したものに対してどういうふうにやっていくかというような
○大津説明員 先ほど申し上げました警察庁の定員に入っておるわけでございまして、警察庁の付属機関の定員でございますので、警察庁一本の七千七百七十六の中に入ってくるわけであります。
○大津説明員 ただいまの御意見の趣旨から申しまして、任命権が国家公安委員会にあるというような点から申しましても、警察庁の定員と見て考えていくということも一つの考え方かと存じます。従いまして予算におきましては、警察庁予算の中に地方警務官の定員が二百八十名含まれておる、こういう立て方になっておりますが、国の機関といたしまして、警察本庁、それから付属機関、管区の地方機関、こういう機関の定員が警察庁の定員になっておる
○大津説明員 警察法の第五十六条におきまして、「都道府県警察の職員のうち、警視正以上の階級にある警察官(以下「地方警務官」という。)」これにつきまして定めておりまして、「地方警務官の定員は、都道府県警察を通じて、政令で定め、」こうなっております。この規定を受けまして、警察法の施行令で二百八十名ということを規定しておるわけでございます。
○政府委員(大津英男君) ただいま御指摘のございました職員旅費中の調査旅費と申しますのは、これは、警察庁の職員、あるいは管区の警察局におりまする職員が、一般の警察行政の調査という意味で各府県に参りまするために必要な旅費でございまして、特別犯罪関係等の活動のための経費というものではないのでございます。
○政府委員(大津英男君) ただいまお話がございましたが、警察庁の費目の中で、捜査費あるいは調査費というお話でございますが、調査費という項目は別段ございませんので、何かの別の項目のことかもしれないと思うのでございますが、捜査費等につきましては、総額のうち、それぞれ暴力団の事案あるいは警備実施の事案に伴う経費に分かれておりまするが、府県警察の警察官のそういう活動のための、警備、捜査のための経費ということで
○政府委員(大津英男君) 警察庁の予算の中で、直接警察庁あるいは管区警察庁というものの設置に伴いまして、必要な人件費その他につきましては、これは府県に配分されないのでございますが、それ以外の装備関係あるいは鑑識の関係等、いろいろな費目につきましては、それぞれ府県に対しまして、国費の該当いたしまする法律あるいは警察法施行令で定まっておりまするものについての経費につきましては、その中から府県警察に配分をいたしております
○大津政府委員 ただいまちょっと言葉が足りなかったのでございますが、そのほかに数都道府県にまたがる関連犯罪、こういうものにつきましては、やはり国費でそういう捜査費を支出するということができるようになっております。
○大津政府委員 捜査費につきましては、国の公安にかかわる犯罪の捜査、こういうものについては国費で支出することがございますが、その他の一般犯罪につきましては、府県で予算を組みまして、これに対しまして半額の国庫補助をいたしておる、こういうことでございます。
○大津政府委員 ただいま小島委員から御質問がございましたが、香川県の警察におきますところの問題につきまして報告がございましたので、それを申し上げまして御了承いただきたいと思います。 実は、香川県におきましては、昨年の十一月に三木警察署管内に女店員の強殺事件があり、また十二月には坂出署管内に質屋夫婦の殺害事件が起こり、また本年の二月には土庄の管内で女子中学生の殺害事件が起こったということで、この種の
○政府委員(大津英男君) 領収吉は、全部とってございます。なお、その資料としての提出につきましては、差し控えたいと思います。
○政府委員(大津英男君) ただいま御質問がございましたが、警察庁の活動旅費の関係でございますが、これは、たとえば暴力団犯罪、麻薬犯罪、その他の犯罪の捜査のための活動の旅費、あるいは警備活動の場合の旅費、こういうために必要な諸費の増額でございまして、それから諸謝金でございますが、これは警察関係におきましては、警察学校におきますところの、いろいろな教養につきましての講師の謝金、こういうようなたぐいのものが
○政府委員(大津英男君) ただいま官房長から申し上げました点についてちょっと補足して申し上げたいと思いますが、この警備警察に要する経費の中で、警備警察及び警察法第七十一条に基く緊急事態の計画及びその実施ということでございますが、その後の段、警察法第七十一条に基く緊急事態、この緊急事態が布告せられた場合にどういう計画をするかということは、これは警察庁の所掌事務といたしましては非常に重要なことでございますので
○説明員(大津英男君) 金正委員の出席につきましては、お配りしてありますようなことでございますが、定例会は木曜日に開かれておりまするが、このほか臨時会が特に開かれる場合もございますが、その数はこのうちに含まれておりません。ただし、最近におきましては臨時会は開かれておられないのでございます。それから先ほどもお話が出ましたのでございますが、いろいろの人事の案件その他につきまして、特に急に連絡を申し上げなければならないというふうな
○参考人(大津英男君) それではお許しを頂きまして簡単に横浜の事情を申上げたいと思います。 横浜は昭和二十六年度の警察の起債といたしましては一億三千万円余のお願いをいたしておるわけでありますが、その内容といたしましては、先ほど警視庁の方でお話がありましたのとほぼ似かよつた問題でございます。特に通信の施設、これは警邏制度が変更になりまして街路に連絡電話を設けた、いわゆる昔の交番を廃止したというために