1988-09-06 第113回国会 衆議院 決算委員会 第4号
○大沼会計検査院説明員 お答えを申し上げます。 私ども会計検査院の検査におきましては、先生御承知のとおり、公団の事業と申しますものの大宗が建設事業費、それから維持修繕等の工事関係、そういうことになりますものですから、従来からこうした点を重点に置きまして検査を実施してまいったところでございます。 今先生、無料通行券と業務委託についてのお話がございましたけれども、まず無料通行券の問題でございます。
○大沼会計検査院説明員 お答えを申し上げます。 私ども会計検査院の検査におきましては、先生御承知のとおり、公団の事業と申しますものの大宗が建設事業費、それから維持修繕等の工事関係、そういうことになりますものですから、従来からこうした点を重点に置きまして検査を実施してまいったところでございます。 今先生、無料通行券と業務委託についてのお話がございましたけれども、まず無料通行券の問題でございます。
○大沼会計検査院説明員 お答えを申し上げます。 国、それから先生おっしゃるように関係団体、私ども検査を担当しておる団体がいろいろ多いわけでございますけれども、規定等に照らしてお答えしませんと正確には申し上げられませんが、一つではなくて複数の鑑定価格をとっているケースが多いのではないか、このように思っております。
○説明員(大沼嘉章君) 今先生御指摘ございましたように、日航が民営化された後も、日航が民営化される前に発行されておりました社債等につきましての政府の保証という行為はそのまま存続する。たしかあと十年ほどの期間残ると思いますけれども、そういう状態になってございます。したがいまして、これは全く仮定のお話でございますけれども、今後、日航につきまして経営上非常に問題が生じまして、政府保証の債務の肩がわりと申しましょうか
○説明員(大沼嘉章君) 今後は、今まで私どもが検査の権限の根拠といたしておりました国からの出資というものが外れるわけでございますので、そういう出資の面からの検査対象からは外れるということになるわけでございます。
○説明員(大沼嘉章君) 私ども会計検査院といたしましては、日本航空が昨年の十一月十八日まで国が資本金の一部を出資している団体ということで、その段階までは私どもの検査の対象といたしておったところでございます。
○説明員(大沼嘉章君) 先生お示しのいろいろな問題点、ただいま拝聴したわけでございますけれども、これらの点につきましては入念に検査を実施したい、このように考えております。
○説明員(大沼嘉章君) 先生御指摘の点につきましては、十分これを念頭に置きまして今後調査を実施したい、かように考えております。
○大沼会計検査院説明員 先生御指摘の事案につきましては、指摘の点を念頭に置きまして事実関係をよく調査してみたいと考えております。
○大沼会計検査院説明員 お答えを申し上げます。 先生ただいま御指摘のように、昭和五十八年に新産都市の十五地区のうちの七地区、それから工特地区六地区のうちの二地区、合計九地区につきまして事業効果の観点から事業の実施状況について検査を実施したわけでございます。 その結果でございますけれども、調査した地区の中には計画と実態、実行とは乖離していたり、あるいは未処分の工業用地が存在したりと、そういった事態
○大沼会計検査院説明員 別に隠す隠さないということを申し上げているわけでございませんで、ただ御依頼申し上げるときにそういうふうな条件で御依頼を申し上げている関係で、この席で私が一方的に先生にお名前を公表するということは信義上いたしかねるわけでございます。専門家の御意向を聞きました上で、もし御了解が得られれば申し上げることにはやぶさかでございませんけれども、そういうふうな鑑定を御依頼したときのいきさつがございます
○大沼会計検査院説明員 専門家の方に御依頼申し上げたわけでございますけれども、先生方はいずれも国立大学の教授をしておられまして、その道の一流の専門家でございます。ただ、御依頼申し上げますときに、本件事案というものが非常に世間の注目を集めた問題にかかわる事項でございます。そうした関係で、できるだけ客観的な立場で厳正な御判断をしていただくということを特にお願い申し上げますとともに、結果については御迷惑をおかけしない
○大沼会計検査院説明員 お答え申し上げます。 私ども、昨年十月に青森県に赴きまして実地検査を実施したわけでございますけれども、その問題につきましては、事態を解明するためには非常に研究を要する点が実は二つほどございました。一つは、使用されております材料の捨て石の品質、それから鉱物の組成の状況とかあるいは風化の状況、こういった使用された資材の品質的なものの状況がどういうふうになっているかという点でございます
○説明員(大沼嘉章君) お答えいたします。 私ども五十九年度の決算検査報告におきまして、ただいま御指摘のように、不当事項を十件、それから意見を表示した事項一件、特記事項一件掲記をいたしております。 不当事項の内容でございますけれども、これは空気調和設備工事の施工に当たりまして、機器材料費を重複して積算したという単純ミスによりまして、非常に多額の契約額が割高になったという事例でございます。それから
○説明員(大沼嘉章君) 私ども会計検査院では、ただいま先生お示しのように、借り受け者が貸付条件に違反した行為をしているかどうか、そういった貸付先の事後の管理の状況につきまして、例年検査を実施しておるところでございます。 その結果、ただいま先生も御指摘いただきましたように、五十七年度、これは土地担保付高層住宅の貸し付けでございますが、それから五十八年度には購入マンションの貸し付けにつきまして非住宅の
○説明員(大沼嘉章君) 私ども住宅金融公庫の業務につきましては、従来からいろいろな観点から検査を実施しておるわけでございますけれども、ただいま先生お示しのような、いわゆる借り受け者が貸付条件に違反するような行為をとっているかどうかという問題につきましても、私ども重点的に従来から検査を実施してまいっております。 西戸山の住宅につきましても、先生お示しの趣旨を体しまして、今後とも十分意を払いながらその
○大沼会計検査院説明員 先生御指摘のように、この種の問題といいますのは、いろいろ関係者がふくそういたしますので、それぞれの立場立場というものを私ども十分考えて記述はいたしておるつもりでございます。 今、地元の関係の記述が余りないではないかという御指摘をいただいたわけでございますけれども、事例のところではございませんけれども、前文のところにおきましてかなり記述はしたつもりでございます。例えば地元の方々
○大沼会計検査院説明員 先ほども御説明申し上げましたとおり、地元の地方公共団体の方々が非常な御苦労を払って事業の推進に努めていらっしゃるということは承知いたしておったわけでございます。ただ、今立ち入り云々というお話がございましたけれども、これは先ほども申し上げましたように、本件のダム事業が建設省の直轄事業という形で実施されておるものですから、私ども、事業主体でございます建設省の立場から見た記述という
○大沼会計検査院説明員 お答えを申し上げます。 先生ただいま御指摘のように、私ども五十八年度の決算検査報告で、八ツ場ダムを含めまして建設省が直轄で実施しておりますダムにつきまして四ダム、それから水資源関係も含めますと七ダムになるわけでございますが、そのダムの事業の実施状況について特記事項という形で記述させていただいております。 八ツ場ダムに限ってという御質問でございますので、八ツ場ダムについて申
○説明員(大沼嘉章君) 環状八号線の問題について御指摘ございましたので、ちょっと詳細にわたるかもしれませんけれども、私どもの今まで把握しておりましたところを御説明いたしたいと思います。 先生御指摘のように、本件の事業は、四十二年に事業認可がおりまして、全延長といたしますと三千二百四十メートルという延長でございますけれども、その間の百六メートルという延長区間が光明寺というお寺さんの境内にかかりまして
○大沼会計検査院説明員 お答えを申し上げます。 千葉二ュータウン事業につきましては、私ども従前から非常な関心を持って見守ってきておるところでございますけれども、先ほどここでもお話が出たようでございますが、現在、関係省庁等におきまして事業計画の見直し作業が進められているところでございます。 したがいまして、こういった事情を私ども考慮しながら見直しの内容それから今後の見通し等につきまして引き続き検討
○大沼会計検査院説明員 お答え申し上げます。 昨年度の検査報告で私どもが掲記いたしました事項は、住都公団が土地区画整理事業等によりまして造成いたしました宅地のうち、五十九年度末現在で事業完了後五年以上経過している、そういう長期間経過しているのに、なお未処分のままになっているものにつきまして調査いたしましたところ、募集の方法とかあるいは用途の変更を検討するなどすれば処分の促進が図られると認められるものが
○大沼会計検査院説明員 私どもの会計実地検査の際に検査を受けます公共団体が、現場の検査を円滑に効率的に受検しようということで、先生おっしゃるような作業をしているということはあることでございます。ただ、そうしたことは地方公共団体とそれから請負業者との間の関係でございます。 地方公共団体が無償でそういった作業を業者にやらせているかどうかということでございますが、私どもの検査は先生御承知のように、発注されました
○説明員(大沼嘉章君) お答えを申し上げます。 私ども会計検査院の検査対象につきましては、会計検査院法の第二十二条とそれから二十三条におきまして、国の収入支出、そういった国の収入支出のほかに、例えば国が資本金を出資している法人の会計であるとか、あるいは補助金等の財政援助を与えておるものの会計、こういったものを検査することができるというふうに限定的に列挙をされているわけでございます。しかしながら、当業務
○説明員(大沼嘉章君) お答え申し上げます。 会計検査院の指摘事項につきましては、先生御案内のように不当事項、処置要求事項、改善処置済み事項、特記事項、こういう四つの分類で検査報告に掲記しております。 本院の検査の対象は、御案内のように国等の会計の全般に及びます関係で、指摘しております事項の内容も支出の関係ばかりではございませんで、収入あり債権ありといったように、きわめて多岐多様な内容になってございます