1964-03-17 第46回国会 衆議院 決算委員会 第11号
○大戸参考人 ブラジルに設置しますセンターは、他のセンターと同様にブラジル人に対して繊維技術の訓練をいたすわけでございまして、それに伴って日本からそれの訓練をいたします先生と申しますか技術者を派遣するのであります。場所はレシーフェに設置を準備いたしておりまして、予算は大体八千万円近い器材を供与いたします。そのほか、派遣いたします専門家の滞在費、日当、旅費を事業団の予算から出すことになっております。
○大戸参考人 ブラジルに設置しますセンターは、他のセンターと同様にブラジル人に対して繊維技術の訓練をいたすわけでございまして、それに伴って日本からそれの訓練をいたします先生と申しますか技術者を派遣するのであります。場所はレシーフェに設置を準備いたしておりまして、予算は大体八千万円近い器材を供与いたします。そのほか、派遣いたします専門家の滞在費、日当、旅費を事業団の予算から出すことになっております。
○大戸参考人 ペルーに対しましては電気通信建設網の設計の調査をいたしております。それからペルーとチリとを兼ねまして、木材資源の、木材利用加工の調査を行なっております。
○大戸参考人 海外技術協力中業団は、一昨年に設立されたものでございます。わが国の政府ベースによります技術援助は、昭和二十九年のコロンボ・プラン加入以来政府の資金によります技術協力事業が行なわれておったのでございますが、従来これらの仕事は、主として社団法人アジア協会、それからラテン・アメリカ協会に委託されて行なわれておりましたものを、特別の法律によります事業団に委託をして行なうということに相なりまして
○大戸説明員 向うへ行っての労働というものが、労働の質が違う。非常に単純労働で、日本の労働とは非常に質が違うというようなこと、従って日本でやるよりも非常につらい労働であるというような点、それから時間的にきわめて制約されますと申しますか、働く間はほんとうにこき使われる。働く時間内は非常につらい労働であるというような点を、これは単に口で申すだけでなく、御承知のように派米青年というのが昭和三十七年から参っております
○大戸説明員 今の御指摘の点、第一回のときにはこういう契約内容であるということも印刷物にいたしまして配付いたしておりまして、それに応じてやって参ったのであります。それから選考後訓練期間がございますが、その訓練期間中にもそのことは十分言ってあったわけでございますが、何しろ第一回でございますのと、それから先ほど申しましたように、非常に期間があわただしかった点で、あるいはその点で徹底を欠いた点があったために
○大戸説明員 選考につきましては、派米協議会が主体となりまして、農林省が監督等をいたして行なっておりますが、先ほど外務省から御答弁がありましたように、三十一年度につきましては千人を送りました。それの選考につきましては、三十一年の七月ごろたしか向うが受け入れるということがありまして、直ちに選考を開始しまして、第一回の送出が九月でございましたので、これは非常にあわただしかったわけでございます。もっとも一
○説明員(大戸元長君) 昨年は初めてこの新農村建設事業の、先ほど申しました指定を行いましたのが最初でございまして、有線放送が私ども予想しておる以上にたくさん入ったわけでございますが、初めてのことでもございましたしするので、非常にまちまちでごいまして、御指摘のような、安かろう悪かろうというようなものもあるいは入ったような傾向も見受けるのでございます。それで、本年はこの新農村総合対策要綱におきまして、私
○説明員(大戸元長君) 先ほど来御指摘の通り、農林省といたしましては、いわゆる新農村建設事業として、これを、有線放送を取り上げておるわけでございまして、これは私どもの方では農林漁業地域と申しておりますが、この農林漁業地域というものができまして、その農林漁業地域の中の農民が、組合が有線放送をやりたいというときに、それに対して補助をいたしておるわけでございます。現在までのところ、農林漁業地域と申しますのは
○大戸説明員 それでは糸価安定特別会計法の一部を改正する法律案の内容を御説明申し上げます。 まず、現在糸価安定特別会計法によって糸価安定特別会計というものが設置されておりますが、この糸価安定特別会計でできる仕事としては生糸の買い入れ、売り渡し、貯蔵、加工というようなことに限られておりましたが、今般本繭糸価格安定法の改正に伴いましてこの特別会計が繭の買い入れ、売り渡し及び加工もできるように加えてあるのが
○大戸説明員 逐条につきまして御説明をさせていただきます。この条文の中心的な条文は、第九条の二と第十一条でございますが、その他の条文は簡単に、第九条の二はややこまかく説明いたします。 まず最初に九条の二を一項ずつ朗読しながら説明さしていただきたいと思います。 第九条の二政府は、第二条の規定により売り渡す生糸として輸出適格生糸(輸出に適する種類、繊度及び品位の生糸で省令で定めるものをいう。以下同
○大戸説明員 この最低価格決定の基礎資料となっております蚕糸局で繭糸価格を審議会に発表いたしました千六百八十一円というのは、統計調査部において調査しました調査数字に若干の修正を加えております。これは毎年そういうふうにいたしております。と申しますのは、繭糸価格安定法施行規則によりまして、いろいろなこまかい細目の計算の仕方が出ておるわけでございまして、それに基いて統計調査部からの数字について修正を行なったのでございます
○説明員(大戸元長君) その次の御質問は十一条の「指定する農協連」、これは原則といたしましては全国の団体と、こう考えておりますが、場合によりましては県の養連あるいは県の農協連というふうに考えております。先ほど郡という御質問であったかと思われますが、郡は大体考えてはおりませんですが、県段階までは考えられると思います。これは原則といたしまして全国的にやります方が全国的な統一のある繭価維持という面からいいと
○説明員(大戸元長君) 第十一条から読みながら御説明申し上げます。 「第十一条政府は、第二条の規定による生糸の買入によっては、繭の価格が、政令で定めるところにより、その生産費の額を基準とし、生糸の最低価格及び物価その他の経済事情を参酌して農林大臣の定める額を下ることを防止することが困難であると認める場合において、農林大臣の指定する農業協同組合連合会が、省令で定める手続に従い農林大臣の承認を受け、保管及
○説明員(大戸元長君) まず第九条の方から御説明いたします。これの趣旨は、ただいま局長が申し上げましたように、糸値が二十三万円になってどんどん騰貴しているときに、その一定の数量を政府が持ちまして、それを輸出には必らず売って行くということによって、糸値が上ったときに輸出の確保を続けるということを眼目として、そういうふうな糸を持とうというための規定でございます。大分条文が細かく規定いたしておりますので、
○大戸説明員 会長が農林大臣でございまして、委員は石黒武重、これは学識経験者ということで出ております。それから石井英之助、これも学識経験岩の範疇でございます。それから市川忍、これは販売業者、波多野林一、これは製糸でございます。堀川光記、これは心血でございます。筑紫六郎、この方は取引所とそれから輸出販売等をやつておられます。若杉好平、養蚕でございます。川口正一、輸出でございます。吉田清二、これは中央蚕糸協会及
○説明員(大戸元長君) 現在予算でとつておりますのはニユーヨークでございまして、これは将来は欧洲にも、やや規模が小さくても一つ置く必要がある。戦後におきましては、従来戦前は日本の生糸は殆んど全部がアメリカへ輸出されておつたのですが、御承知のようにフランス、イギリス、その他に出ますので、欧洲もその必要があろうと思いまして、これは又来年度予算のほうで一つ努力いたして参りたいと思つております。
○説明員(大戸元長君) これは予算上は七月から置けることになつております。すでに中央蚕糸協会との委託条項の話合も終えまして、いつでもできることになつておりまして、人間はこちらから参りますのが二名でございます。そのほかに、現地で、これはほんのタイピスト程度のものでありますが、現地雇一名、こういうふうな編成でございまして、すでに中央蚕糸協会から、これに参ります一名につきましては人選が決定しておりまして、
○説明員(大戸元長君) 現在までのところは、蚕糸局といたしましては、現地に蚕糸局の手足を持つていないわけでございます。従いまして、向うのそういう情報をつかみます公のルートといたしましては在外公館でございます。然るに在外公館からの報道は非常にいろいろほかのものも扱つております関係上、遅れる嫌いがございまして、これだけでは非常に迅速を尊びます生糸の上において不十分でございます。そのほかに蚕糸局のほうで委託