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4件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1967-05-16 第55回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

公述人大島清君) いまの兼業農家はこれを放っておいていいわけはちっともないので、まあ零細な農家で、土地を売ってしまって挙家離村するという農家があればこれはけっこうなんです。なかなかそうはいかないわけです。当分の間、私は兼業農家というものが相当な割合を占めて続くのだと見るほうが正しいと思います。そうすると、この人たち労働力はほとんど農業にいないのですから、したがって、農業に対する関心もなくなっている

大島清

1967-05-16 第55回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

公述人大島清君) いまお二人の方から質問がありましたが、第一の農業労働力の補充は一体ついているのかどうかということですが、結論を言いますと、ついておらないということですね。現在中学、高等学校を卒業して年間大体五、六万人しか農業に帰っておらないのですから、こういちことで、これが何年か続きますと、お父さんが病気ないし老人のために農業をやめれば、ほとんどあと継ぎがいないという状態になると思います。ただ

大島清

1967-05-16 第55回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

公述人大島清君) ただいま御紹介にあずかりました大島です。  昭和四十二年度の予算、特に農林予算について、あるいはそれに関連して、一般的な農政についての意見を述べろということでありますから、ごく簡単に要点だけを申し上げたいと思います。  最初に、その予算について述べる前に、最近の日本の経済、その中における農村農業の情勢について、もはや常識化していることでありますが、要点をちょっと述べさせていただきたいと

大島清

1962-02-13 第40回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号

大島公述人 日本農業を将来どういう理想型のもとに近づけるか、あるいはどういうふうに持っていくかという質問でありますが、なかなかこれはむずかしい大きな問題でありまして、すぐ簡単に答えが満足できるかどうかわかりませんけれども、ドイツ的とかあるいはイギリス的とか言いましても、日本日本独得の歴史と農業構造を持っておりまして、これをどこかの国に近づけるというふうなことは、私は必ずしも妥当ではなかろうと思

大島清

1962-02-13 第40回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号

大島公述人 それではもう時間があまりありませんから端折って申し上げますけれども、畜産が現在当面しておる非常に大きな問題に飼料、つまり飼葉でありますが、家畜の食べもの、飼料の問題があります。飼料対策、たとえば飼料の価格を値下げするとか、あるいはその流通、需給関係を調整するという飼料対策予算措置は一体何か。これを見ますと、飼料自給度向上のために九億五千万円、これは三十六年度五億五千万円でありましたから

大島清

1962-02-13 第40回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号

大島公述人 私、ただいま御紹介にあずかりました法政大学におります大島清であります。ただいまから約三十分にわたりまして、当面する農業問題、それに対する三十七年度の農村関係予算についての私の意見を申し述べたいと思います。ただいま委員長から忌憚のない意見を述べてくれということでありますから、そのつもりで率直な意見を申し述べたいと思います。  昭和三十七年度の農林予算は、総額二千四百五十九億円ということが

大島清

1961-04-19 第38回国会 衆議院 農林水産委員会公聴会 第1号

大島公述人 それでは、今二点御質問がありましたから、簡単に申し上げます。  第一点は、土地造成の問題でございますが、私が申しましたのは、壊廃地の方をふやすというのは当然のことであります。もちろん、生産力がうんと上がりますと、少ない土地でたくさんの生産物がとれますから、それでけっこうなんですが、私が疑問を提出しましたのは、土地造成を積極的にやるということを言わないでおいて、他方自立農家を育成するということになりますと

大島清

1961-04-19 第38回国会 衆議院 農林水産委員会公聴会 第1号

大島公述人 それでは、第二の点について申し上げます。  それは、政府提出農業基本法案におきましては、生産性向上ということと農家所得の引き上げということが目標として掲げられております。生産性向上によって農家所得を増大させる、これは一見したところ非常にもっともらしいことのように聞こえますけれども、学問的な立場から見ますと、必ずしも生産性向上ということは所得の増大ということに結びつかない。実際問題

大島清

1961-04-19 第38回国会 衆議院 農林水産委員会公聴会 第1号

大島公述人 私、大島清でありますが、本日農業基本法案についての私の意見をごく簡単でありますが述べてみたいと思うのです。ただ、最初にお断わり申し上げておきますけれども、この基本法案は読んだところ、非常に抽象的で、しかも一般的な法案でありまして、そういう点から言いますと、一体この法律に基づいて具体的にどういうふうな措置がとられるのかということを十分学問的に実証的に批評するということは困難でありまして、

大島清

1958-10-30 第30回国会 衆議院 内閣委員会 第7号

大島説明員 生産性賃金水準がどういうふうな形において関連すれば坪当なのか、あるいはいいのかという点は非常にむずかしい点であります。しかしこれが生産性をこえて賃金が上るということになりますと、例のコスト・インフレの問題が生じましょうし、またあまり低過ぎてもこれは問題だということでありまして、結局理論的に申しますれば、生産性の結果というものは、一つには賃金にいき、一つには利潤にいき、一つには物価の低落

大島清

1958-10-30 第30回国会 衆議院 内閣委員会 第7号

大島説明員 賃金生産性ないし生産との見合いの問題ですが、御承知の通り賃金生産性対比してみます場合には、単に短期間をとって昨年からことしというふうに見ますれば、これは必ずしも対応していません。それから一つの企業ないしは一つの産業というものの生産性賃金水準を比較いたしましても、対比がはなはだ困難である。従って生産性賃金水準との対比を考えます場合には、やはり長期的に考えるということと、それからなるべく

大島清

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