1954-07-30 第19回国会 衆議院 労働委員会 第33号
○大島説明員 ただいまのお話のような例は、私は聞いておりませんけれども、これは地区々々によりまして、現場の状態であるいはそういう方法をとることがうまく行くというようなところがあるといたしましたら、教育委員会の方でまた実情をよく調べながら、できる限り話し合つて行きたいと考えております。
○大島説明員 ただいまのお話のような例は、私は聞いておりませんけれども、これは地区々々によりまして、現場の状態であるいはそういう方法をとることがうまく行くというようなところがあるといたしましたら、教育委員会の方でまた実情をよく調べながら、できる限り話し合つて行きたいと考えております。
○大島説明員 私どもの方で、昨年度長欠児童生徒の調査を全国的にいたしました。本年度は、まだ全国的な調査はいたしませんが、関係の府県の教育委員会から御報告を受けておるところでは、ただいまお話のようないろいろな状態が起つておるようでございます。これは監督庁であるところの教育委員会が、現地におきまして具体的に当該の各関係方面、たとえば民生委員その他と連絡して、なるべく解決するように努力しているわけであります
○説明員(大島文義君) この長期欠席を理由別に考えまして、本人の身体的な理由というものを除きますと、あとは家庭の事情、つまり家事の手伝いをしなければならないとか、或いは家庭の助けをしなければならんという理由があるわけでございます。それは只今の表から勘案いたしますと、小学校の場合には大体三七%が家が困るからという理由で欠席をしております。これが中学校の場合になりますと、それが六〇%以上が家の手伝いその
○説明員(大島文義君) 学校へ来ない子供を我々はまあ三つに分けて考えておるのでございますが、それは一つは義務教育、就学のときに市町村にございます学齢簿によつて就学するわけでございますが、学齢簿にありながら学校に籍を置かない子供、これは不就学と我々言つております。それから学齢簿にも名前が載つていないというために学校に就学できない、させようと思つてもできない子供がございます。これは未就学と呼んでおります
○説明員(大島文義君) 教科書の編集については、文部省設置法の附則にありますように、二十三年度に計画した残りのものは当分の間編修するということがございまして、それは一応完成したわけでございます。ところが当時編修した教科書を学校で使用して、おるわけでございます。学校で使用しておる教科書については改訂を行うものとするという建前で改訂をすべきものであるわけでございます。併し編修につきましては特別なものを除
○説明員(大島文義君) 教科書は二十二年度から二十四年度にかけまして、終戦後文部省で一応編修いたしまして、それが今日まで残つているわけでございますから、その間、先ほどおつしやいました、一万部以上需要のものについては改訂を行うものとするという建前で我々進んで参つておるわけでございます。
○大島説明員 そうであります。
○大島説明員 盲学校の課程が、小学部、中学部、高等学部となつておりまして、高等部が本科三年、專攻科二年という制度になつておりまして、高等部本科二年は、通常の高等学校と同じ課程をとつておるわけでございます。その課程の中には、必修の課程と選択の課程がございまして、生徒の将来の希望により、選択の方の教科をいろいろ選ぶことによりまして、あるいは大学に進学するとか、あるいは職業につくとかいうような組織になつております
○説明員(大島文義君) これはなお一応今日の教科課程をよく研究いたしました上で、組織替えをしなければならんという問題になつて来るわけであります。只今のお話のように、三年間は基礎的なものをみつちりやり、その基礎の上にあとの二年間で職業課程というものをやれば非常に有効にやれるという考えも確かにあると思います。その点はなお高等学校の教科課程を十分再検討いたしまして、そういうことが可能であるかどうかという時間数
○説明員(大島文義君) 高等学校のほうにも、只今御説明申上げましたように、高等部の三年間八十五単位の中の四十七単位は大体職業課程のほうへ振向けておるわけでございまして、その三年間においてそのほうの課程を普通教科と連絡を保ちながら進行しておるわけであります。で、その後更に二年間やつておる。若しこれを高等部の三年間は普通教科だけを行なつて、その後の二年間に職業課程を全部集めてやるということになりますと、
○説明員(大島文義君) 現在文部省でやつておりますこの関係のことを簡単に申上げますが、盲学校におきまして、現在のところ小学部、中学部、高等部、専攻部と置いております。その高等部が普通教育における新制高等学校に相当する三年間でございます。子の上に更に専攻部二年を置いております。それで盲学校におきましては、只今のところ職業の範囲が割合に狭いのでございまして、あん摩、はり、きゆう、柔道整復をやつておる所が