1979-05-24 第87回国会 参議院 逓信委員会 第7号
○参考人(大島信太郎君) これは先ほど鶴岡参考人から申しましたように、たとえば公聴会とかなんとかいう問題までもつれ込みますと、あるいは来年までかかる可能性はなきにしもあらずということは考えられると思います。
○参考人(大島信太郎君) これは先ほど鶴岡参考人から申しましたように、たとえば公聴会とかなんとかいう問題までもつれ込みますと、あるいは来年までかかる可能性はなきにしもあらずということは考えられると思います。
○参考人(大島信太郎君) これはアメリカ国内マターでございますので、われわれも非常に、国家の主権の問題も関連いたしますので、異議申し立てもアメリカのIRCがFCCに異議申し立てをやっておるようであります。それで、いま出ておりますこっちの関係の書類は全部、三つのわれわれと通信をやっておりますアメリカのIRC、たとえばITT、RCA、WUIは、FCCに対してCDCの申し立てば見当違いであるという理由を挙
○参考人(大島信太郎君) 先生御承知のとおり、また社長、が先ほど来御説明いたしましたように、今後データ通信がいわゆる国際通信におきましても主力を占めるようになるということは当然に考えられるところでございます。それに対しまして、私どもは、まずこういうデータ通信をテレックスと同じように公衆通信網をつくってどなたでも使えるようにしたいということで現在進めておりますのが、このVENUS計画と申します国際加入
○大島参考人 ただいま回線で申し上げましたけれども、VENUSはパケット交換で行ってまいりますために、これをパケットの数字で申し上げますと、一パケットと申しますのが文字で言いまして大体百二十八文字でございますが、これで五年後には約二・三億パケットぐらいの通信量を予想して設備その他を考えております。
○大島参考人 これから始めますVENUS計画はいままでにない全然新しいものでございますので、なかなか予想がむずかしゅうございます。現在私どもでもアンケート調査等でこれを調査しておりますが、仕様内容といたしましては、お客様からの御要望としてはデータ通信及びファクシミリが非常に多くございます。 回線といたしましては、現在考えておりますのは九千六百ボーのハイスピード回線がとりあえずは二回線、将来は六十八
○大島参考人 お答え申し上げます。 現在データ通信サービスとしてKDDがやっておりますサービスといたしましては、メッセージ交換を当社の所定の電文形式によって行っております国際オートメックス業務、これは昭和四十八年三月から実施しております。現在顧客は十七社、回線は百四十二回線であります。 それから、同じようなサービスでございますが、メッセージ交換を利用者の方の御希望になる電文形式で行う個別システムサービス
○参考人(大島信太郎君) 御指摘のとおり、CDC、タイムシェアの外国処理業者がわが国に進出いたしまして、アメリカにありますコンピューターを使いまして、日本の端末からの要請に応じまして情報処理サービスをやっております。それは先ほど先生もおっしゃいましたとおり、こういう会社の日本における営業を一応開放してございますので、その結果入ってきたものでございます。これを受け入れますにつきましては、回線の使用態様等
○参考人(大島信太郎君) お答え申し上げます。 いま先生御質問の件でございますが、先生御指摘のとおり、最近急速にデータ通信に対します需要が起こってきております。われわれも当然このような方向にニーズが動くものだと予想しておりまして、前々よりいろんなサービスを提供してまいっております。たとえばオートメックスサービスあるいは個別システムサービスあるいは特定通信回線サービス等をやってまいりましたが、しかしこれらは
○参考人(大島信太郎君) お答え申し上げます。 先生御指摘のデータ通信でございますが、電電公社さんにおきまして行われておりますデータ通信での欠損は、これは主として情報処理部門の欠損でございまして、現在私どもKDDにおきましてはデータ処理業務は行っておりませんので、それに相当します欠損はいまのところございません。しかしながら、将来データ通信の発達に伴いまして既存の業務、たとえばテレックス業務あるいは
○大島参考人 先生おっしゃるとおりでございまして、公衆通信としましては、トラフィック量としては将来ともたかが知れているのではないかと考えております。最近のコンピューターの発達、それからオートパイロット的な発達を考えますと、もうすでに航空機においては飛び上がるときと着陸するときは人手の操縦を多少いたしておりますが、途中はオートパイロットによって飛んでいるという状況でございますので、当然船の方もそういう
○大島参考人 できるだけさようにしたいと思います。
○大島参考人 お答え申し上げます。 最初の御質問は、KDDのデータ通信サービスの現状がどうなっているかという御質問と存じますが、現在、KDDにおきましては、メッセージ交換を所定の電文形式によって行わせます国際オートメックス業務というものがその一つでございまして、これは昭和四十八年三月から実施しております。現在、利用顧客は十四社でございまして、さらに増加の見込みがございますので、さらに拡張の計画を持
○参考人(大島信太郎君) 御質問のように、これからわれわれキャリアといたしましては、なるべく広範囲なサービスエリアを確立していきまして、そうしてお客様に便利なサービスを提供していく必要がございます。 それにつきましては、将来予想されるサービスといたしましては、やはり画像関係に広がっていくんではないかということを考慮いたしておりまして、一つはファクシミリの問題、あるいは静止画像の伝送とか、あるいは郵政省
○参考人(大島信太郎君) ただいま先生御指摘のとおりでございまして、いま国際通信は非常な変革期に直面している、これから変革期に差しかかろうとしているというのが現状でございます。 それは先生御指摘のとおり、コンピューターと通信回線との結合によりまして、たとえばSITA、SWIFT、あるいはカーゴー・データ・インターエクスチェンジというような、同業者が相集まりまして回線を共同使用して、しかもこれをコンピューター
○参考人(大島信太郎君) 現在、関門局という言葉は非常にあいまいな言葉でございまして、これは国際的にも定義づけられてございません。そういう意味では関門局と言っていいかどうかちょっと疑問ございますが、少なくとも東京で取り扱っております電話、テレックス及び電報といったものを肩がわりできるわけでございますから、同時に、大阪も取り扱っているというふうに御判断いただきたいと思います。
○参考人(大島信太郎君) ただいまの先生の御質問でございます。 大阪電話局が本年九月一日開局いたしましたが、国際通信事業の公共性にかんがみまして、安定良質なサービスを常時提供するということが使命でございますので、会社はこれまで非常対策時における通信の確保ということを最重点に考えまして慎重に検討してきたわけであります。それで九月一日に開局いたしました大阪電話局がこの非常災害時の電話その他のサービスを
○参考人(大島信太郎君) お答えいたします。 最初のKDDにおきます国際通信技術の研究開発に対する考え方を最初に申し上げたいと思います。現在、いろいろなお客さまにいいサービスを提供するということが最終の目的でございまして、そのためにはまず良質な、しかも十分な広帯域伝送路を持つということが一つの大事な事項でございまして、そのためにいわゆる新しい広帯域伝送路の開発ということと、その有効利用というのを第一点
○大島参考人 お答えいたします。先ほど牧野監理官からお話があったような形で有機的な話し合いの場、調整の場を持っておりますが、先生御指摘のように、国際通信は技術がどんどん進歩してまいりまして、国内では独占事業でございますが、外国との競争の立場につきまして技術的におくれることはすなわち社業に直ちに響いてくるという状況でございますので、研究には非常に力を入れております。 たとえば協調の問題でございますが
○参考人(大島信太郎君) お答えいたします。 KDDといたしましては、量、質ともに利用者の皆さんにも満足していただける良好な国際通信サービスを提供するために研究を進めております。 それで具体的に申し上げますと、大きな問題として三つ考えております。まず先ほどからお話が出ておりました非常に増大する通信に対しまして、幅の大きい伝送路を建設しなければいけない、いわゆる広帯域伝送路の研究でございます。またそういう
○参考人(大島信太郎君) たとえば電話の電子交換におきましては、将来使われます信号は電話の音声が通っております信号線路と別にダイヤル信号を通そうというナンバー6方式というものが将来世界じゅうで使われそうだ、これは非常に有効な手段でございますが、これは国内では共通線信号方式と呼ばれているものでございますが、そういう信号方式通信がやはり国内から国際へ通っていかなきゃならぬというような問題、それから課金状況
○参考人(大島信太郎君) ただいまの御質問でございますが、最初に経費の問題からお答えいたしたいと思います。 本年度の経費といたしましては、研究の設備費といたしまして、七億一千万円を予定しております。その内訳といたしましては、大体研究の内容を私どもは四つに分けて考えておりまして、第一は基本研究、次に応用研究、その次は開発研究、その次が技術開発、この四つの段階を考えておりまして、基本研究と申しますのは