1973-09-12 第71回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第27号
○大屋参考人 その問題については、まあ幾らでもあるわけなんですけれども、特徴的な問題について述べたいと思います。 まず、現実に東京がこう巨大都市になって、きわめて災害に対し得なくなったということは、すでに関東震災から大空襲から踏まえて、さきの伊勢湾台風も含めて、それが生きていないということの最大の証拠だろうと思うのです。そういう意味では瀬崎先生が言われました、もう東京においては、いままでもなかったような
○大屋参考人 その問題については、まあ幾らでもあるわけなんですけれども、特徴的な問題について述べたいと思います。 まず、現実に東京がこう巨大都市になって、きわめて災害に対し得なくなったということは、すでに関東震災から大空襲から踏まえて、さきの伊勢湾台風も含めて、それが生きていないということの最大の証拠だろうと思うのです。そういう意味では瀬崎先生が言われました、もう東京においては、いままでもなかったような
○大屋参考人 最初に、一応地震予知の研究とかそういう基本的な問題について、地震メカニズムそのものの研究ということは非常に重要であるということも私どもは考えておりますし、それはひとつ強調しておいて、それで防災のことに入りたいと思うのです。そうしないと、何かそれは無意味であって、防災だけやればいいというふうにすぐにとられますので、その点は一応お答えしておきます。 現実に予知が――現実はいま実用段階でないと
○大屋参考人 観測網に対する行政上の対応という問題については、私はむしろ都市防災についてやっておりますので、あまり詳しく知らないので、これはむしろほかの方にお答えいただきたいというふうに思います。