1982-08-19 第96回国会 参議院 内閣委員会 第13号
○政府委員(大和田潔君) 支払基金のあり方、これは基金の持つ審査権限の問題も含めましていろいろ問題があろうかと思います。これにつきましては基金から改善、要望というものも出ております。私どもそれに沿いまして逐次検討、さらに改正を行うべきものにつきましては改正を行ってきたわけでございますが、これらにつきまして今後ともさらに検討いたしていきたい、改正すべきものは改正してまいりたいというふうに考えているわけでございます
○政府委員(大和田潔君) 支払基金のあり方、これは基金の持つ審査権限の問題も含めましていろいろ問題があろうかと思います。これにつきましては基金から改善、要望というものも出ております。私どもそれに沿いまして逐次検討、さらに改正を行うべきものにつきましては改正を行ってきたわけでございますが、これらにつきまして今後ともさらに検討いたしていきたい、改正すべきものは改正してまいりたいというふうに考えているわけでございます
○政府委員(大和田潔君) 支払基金におきます審査の充実でございますが、これを図りますために五十七年度には審査委員それから職員、これの増員を行いますとともに、コンピューターを導入して重点審査を行うといったようなことで、その重点審査を行うための資料作成というものを行うことにしておるわけでございます。 さらに、いま先生おっしゃいましたように、老人保健制度の創設という問題がございます。これに伴います老人保健業務
○大和田政府委員 このポリサルホンにつきましては、先生先ほどおっしゃいましたように、金属床にかわり得るものということでポリサルホンの採用を昨年の六月に行ったわけでございます。それは、金属床につきましては従来から保険外負担である、これを保険内に導入すべきであるという意見が非常に強うございまして、何とかこれを保険内に入れたいと思っておったわけでございますが、どうも金属床につきましては価格が高いということで
○大和田政府委員 先ほども御答弁をいたしましたように、保険外負担というものはやはりできるだけ解消していかなければならぬ、そういう方向で私どもは努力をしていかなければならぬ、このように思っておるわけでございます。 ただいまのように必要な医療、歯科医療の補綴につきましてはそれに属するわけでございますけれども、そういった必要なものにつきまして逆に保険外にするということにつきましては、私どもといたしましては
○大和田政府委員 お答えを申し上げます。 まず、歯科の差額問題、つまり保険外負担問題でございますが、これは数年前、この保険外負担問題でいろいろ議論されたことがございます。したがいまして、私どもといたしましては、日本歯科医師会と話し合いをいたしまして、保険外負担の解消につきまして逐次それを行っていきたいということで合意をいたしました。それは中医協にも報告をいたしまして、逐次保険外負担の解消ということをやってまいったわけでございます
○大和田政府委員 非常に大ざっぱに言いますとそういうように考えてよろしいと思います。
○大和田政府委員 支払基金におきます審査の充実を図りますために、おっしゃいましたように、審査委員あるいは職員の増員を図りますとともに、その任務と役割りの明確化につきまして検討いたしたいというふうに考えます。特に昭和五十七年度、今年度じゅうにはコンピューター等を導入いたしまして、重点審査に活用するための資料作成を行うということにしておるわけでございまして、来年の一月から本格的に実施することにしておるわけでありますが
○政府委員(大和田潔君) 政管健保の保険料につきましては、老人保健の拠出分を含め、当面、現行の料率で対応できるものと思います。 老人保険料率につきましては、政管健保の上限料率千分の九十一は適用はないものでございますが、上限を設けた趣旨にかんがみまして、できるだけ長期にわたって、老人保険料率と一般保険料率をあわせ、その範囲内におさまるよう努力をいたします。
○政府委員(大和田潔君) 支払基金における審査の充実を図りますため、審査委員、職員の増員を図りますとともに、その任務と役割りの明確化について検討をいたします。特に、五十七年度にはコンピューターを導入し、重点審査に活用するための資料作成を行うなど、支払基金の審査機能が十分発揮できるよう努めることといたします。
○政府委員(大和田潔君) 海外居住者に対する健康保険の適用状況でございますが、私ども、海外勤務者で健康保険の適用というものはどれだけあるかという把握はないんでございますが、ただ給付の状況でございますが、これはお手元にございますと思いますが、政府管掌健康保険におきましては、五十七年一月末現在におきまして六百二十六件、金額といたしまして約二千万円。これは御承知のように、療養費払いということで支払っておるわけでございますが
○政府委員(大和田潔君) この問題につきましては、老人保健法による診療報酬の関係でございますので、三浦局長の方からお答えいただきたいと思います。
○政府委員(大和田潔君) なかなかむずかしい問題でございますけれども、いろいろ工夫しながら検討していかなきゃならぬというふうな問題ではないかと思います。
○政府委員(大和田潔君) いろいろとたとえば医療費の適正化といったようなものも進めていかにゃならぬと思いますし、それで負担の方も適正に負担していくということによりまして、ただいま申されましたような保険負担の増高というものに対してはたえていけるというふうに考えているところでございます。
○政府委員(大和田潔君) 医療費の増高の原因につきましては、いろいろと分析をされたりいたしておるわけでありますが、一般的に言われておりますことには、老齢人口がふえたということ、人口構成が変化した、あるいは疾病構造が変わってきた、あるいは医学医術の進歩というようなことによりまして、医療費の増高が行われているというふうに言われておるところでございます。
○政府委員(大和田潔君) 保険外負担、特に差額ベッド、それから付き添い看護、この問題は、これはできるだけ早く解消すべきである。これは国会におきましても、あるいは中医協におきましても、非常に強い御要請がございました。 それで、昨年の六月の医療費改定に際しまして特別加算制度をつくりまして、この差額ベッド等の解消というものを推進をしてまいっておるわけでございます。特に私大の医学部附属病院につきましては、
○政府委員(大和田潔君) 医療費削減の処方せんということでございます。 支払い方式の問題でございますが、これは従来から申し上げておりますように、長所短所というものがございます。私どもの日本でとっております現行の支払い方式におきましては、これは長所を伸ばす、短所を補うという形で進めてまいりたいというふうには考えておるわけでございますが、現在の医療費の増高の要因といたしましては、御承知のとおり、人口の
○政府委員(大和田潔君) この保健施設活動は従来から重視をしておるところでございまして、先ほども申しましたように、予算上の措置を五十七年度非常に飛躍的に増大いたしておりますし、これはもうぴしっと私どもやっていくという所存でございます。
○政府委員(大和田潔君) 保険者が行うべき保健事業につきましては私の方からお答えをいたします。 まず、これは保険者によります積極的な保健サービスの推進、これは老人保健法上の責務とされておるわけでございまして、政管健保を初め、被用者保険各制度におきまする保健施設活動につきましては、これは今後とも被保険者等のニードに十分対応できるよう、老人保健制度における保健事業の内容にも配慮しながら、積極的に充実を
○政府委員(大和田潔君) 最近の例でございますが、まず昨年は兵庫県におきまして近藤病院というのがございます。これが実際に注射をしていないのに注射をしているように、いわゆるつけ増し請求というようなことで、監査をいたしまして、指定の取り消し処分を昨年の九月に行っております。 また、最近におきましては埼玉県の三郷中央病院というのがございますが、これは実際に行っておりませんでしたテレメーター、この検査を行
○政府委員(大和田潔君) お答えを申し上げます。 五十四年度では十億四千万、五十五年度では約六億、五十六年度では十一億六千万と、こういうぐあいになっております。
○政府委員(大和田潔君) そのような心配があると思います。したがって、私どもといたしましては、継続した努力を払っていかなきゃならぬ。 ただ、もっと前の、たとえば昭和四十六年、四十七年ごろの、あるいは四十八年ごろの薬剤費の比率は四〇%台、四十六年におきましては四五・八、四十七年が四二・七、四十八年四六・四ということでございます。したがいまして、それから比べますとかなり下がってきておる。下がってきておりますけれども
○政府委員(大和田潔君) 先般三八%という薬剤費の割合が出たわけでありますが、これは実は昭和五十五年のデータが非常におくれまして、先般の発表になって出たわけでございます。その後におきまして、先ほど申しました薬価基準の改定を行っておりますので、その結果というものがまだ私ども把握できておりませんが、かなり薬価の占める割合というものは少なくなってきたのではないかというふうに考えておりますが、ただ、そのデータ
○政府委員(大和田潔君) 既存の薬の薬価基準につきましては、先生おっしゃいましたように、昨年六月におきまして大幅な薬価改定を行ったところでございます。 なお、新薬の収載につきましては、五十六年、昨年は百五十九品目の新薬を収載しておるわけでありますが、その収載方式につきまして、目下新薬の薬価算定に関する懇談会で、専門家の方々にお集まりいただきまして、そこでいろいろ御検討いただいておるところでございまして
○政府委員(大和田潔君) 現行の出来高払い方式につきましては、いろいろ問題が指摘はされておりますけれども、長年これでやってまいったものでございますし、その方式の基本を改めることはなかなかむずかしい問題でございますが、この現行方式の長所、現行方式に長所はあるわけでありますが、これを生かしつつその短所を補完する施策を推進していきたいというふうに考えておるわけでございます。昨年六月の診療報酬改定におきましても
○政府委員(大和田潔君) 国保の財政の悪化につきましては、加入者に低所得者が多い、ですから保険料負担につきましてもなかなか限度がありはせぬかというようなこと、あるいは老人が多うございますので老人医療費であるとか、あるいは高額療養費といったようなもののふえ方が著しいという問題がございまして、それらの要因で国保財政が厳しくなってきているということは、何といっても基本的な事柄であると思うんであります。
○政府委員(大和田潔君) 全く先生のおっしゃるとおりであろうと思います。この医療費通知は、国民健康保険におきましては、昭和五十五年度から始めたわけでございます。とにかくまず全保険者が実施するということが必要でございますので、それを目標に現在まで鋭意推進してまいったわけでございますが、昭和五十六年度末現在の国保の医療費通知の実施状況は九六・四%、一〇〇%実施の目標をおおむね達成したというようなことでございますので
○政府委員(大和田潔君) 中医協におきまして、いわゆる支払い方式の見直しの問題等について正面から議論として取り上げてまいったことはございませんけれども、かなり基本的な問題につきましていろいろ突っ込んで論議をいたしておる、診療報酬につきまして論議をしておるというようなことはあるわけでございます。
○政府委員(大和田潔君) 医療費通知制度は、私どもとっておりますところの医療費適正化対策の中では、かなり私どもといたしましては効果が上げられるんではないか、本人の健康管理意識というものを高めるということによりまして医療費の節減ということにつながってくるんではないかと思います。 ただ、先生おっしゃいましたように、たとえば本人のプライバシーといったような問題がわかるような形ではこれは困る。その辺は私どもといたしましては
○政府委員(大和田潔君) 特に老人一人当たりということになりますと、私の方では分析をしておりませんが、一人当たり医療費というものの高低、要するに、先生言われましたのは、俗に西高東低といったようなことを言われるわけでありますが、そういったようなことについてどういう原因でそういうふうになっているかという問題でございます。 これはなかなか実はむずかしい問題でございまして、いろいろ分析をしなきゃいかぬというふうに
○政府委員(大和田潔君) どういうデータということは、なかなかむずかしいと思いますが、できるだけやってみたいと思います。 なお、先ほど申しましたことに付け加えさせていただきたいと思いますのは、医療費改定、従来医療費改定は二年置き等でやってまいったわけでございまして、医療費改定の平均もかなり高い平均でやってまいったわけでございますが、それが昨年五十六年の六月、三年ぶりで医療費改定を行いまして、それらの
○政府委員(大和田潔君) その辺の問題、実はなかなか分析がむずかしい問題でございます。 五十三年度まではおっしゃいますように二けた、しかも五十年度あたりは二〇%というこの辺の伸び率につきましては、例の石油ショックということがございまして、この辺は理解できるわけでございますが、それが五十四年度以降一けた台になってきております。 さらに、推計でございますが、五十六年度あたりはかなり低くなるというふうに
○政府委員(大和田潔君) 国民医療費の伸びでございますが、昭和五十五年度十一兆九千八百億円。それが五十六年度は十二兆八千六百、五十七年度は十三兆八千八百というふうな見込みでございます。この間の伸び率は、五十五年度は九・四、五十六年度は七・三、五十七年度は七・九というような見込みをしておるわけでございます。 先生おっしゃいました今後の動向ということになりますと、今後の動向を的確に予測いたしますことはなかなか
○大和田政府委員 実績の問題でございますが、つまり薬局について保険薬局として指定をしなかった実績というのはございますけれども、先生おっしゃいましたように、個々の問題といたしましてこれは保険薬局として指定するのは適当でないというものは実は幾つかございます。ただ、私どもは集計はしておりません。各県からの情報として上がってまいりますのは聞いておりますけれども集計をしておりませんので、その点はひとつ御容赦いただきたいと
○大和田政府委員 第二の問題につきまして私からお答えをいたします。 すでに更新の時期が来つつあるものもあるじゃないか、来ているものもあるじゃないか、これをどういうふうにしているのか、そのときに更新を拒否するということができないのか、こういうようなお話だと思いますが、実は、個々具体的な問題といたしましては個々具体的な問題として各県を指導しておるわけでありますし、先ほど薬務局長も申し上げましたが、保険
○大和田政府委員 第二の問題でございます昭和五十七年度の国保予算につきましては、行政庁の指導の変更によりまして保険者に御迷惑をおかけいたしましたが、国民健康保険組合の予算認可に当たりましては、国保組合の事業運営に支障が生じないよう特例措置を講じまして、弾力的に対処をしていくこととしております。
○政府委員(大和田潔君) やはり欧米諸外国におきましても、人口の高齢化とか、医療需要の多様化とか、医療の高度化といったようなものを背景にいたしまして、医療費の増高というものが続いておるわけでございまして、それに伴いまして、やはり財政の圧迫であるとか、国民の負担増というような医療をめぐる諸問題が起こっておるわけでございます。 そこで、主要各国の医療費の最近の五年間程度の平均の伸び率というものを見てみたいと
○政府委員(大和田潔君) 医療費の増高の原因といたしましては、先ほど申しましたように、人口の増加であるとか、あるいは人口構造の高齢化、医学技術の進歩といったようなものが考えられるわけでございまして、診療報酬支払い方式と現在の出来高払い、これのみを原因とするということはできないと思います。現に、日本と支払い方式を異にしております先進諸外国におきましても、医療費の増高傾向が見られるところでございます。
○政府委員(大和田潔君) 国民医療費でございますが、五十六年度には十二兆八千六百億、五十七年度には十二兆八千八百億見込んでおるわけでございます。率から言いますと、五十六年度には七・五%、五十七年度は七・九%増というふうに見込んでおります。 何で国民医療費がふえていくのかという原因でございますが、まず人口の増加、それから人口の高齢化、疾病構造の変化というもの。それからいわゆる医学、薬学の進歩、医療水準
○政府委員(大和田潔君) ただいまの問題につきまして、私ども関係団体から話を聞いておるわけであります。全国病院理学療法協会であるとか、そのほかの団体でございますけれども、それらから事情を聴取をいたしておるところでございます。ただ、その場合にどれだけ職が奪われたかということにつきましては、その雇用形態であるとか、あるいは何と申しますか、請負の形態とか、いろいろございますし、なお具体的な数字というものは
○政府委員(大和田潔君) ただいま先生おっしゃいましたのは、例の「消炎、鎮痛を目的とする理学療法」、これが三十点、これにつきましては、おっしゃいますように、これはマッサージをやってもよろしい、あるいはホットパークであるとか、あるいは温熱療法、それらのものをやってもよろしい。これは消炎、鎮痛を目的とするということでございますので、個々の患者の症状というものに合わせまして何をやるかということをお医者さんが
○政府委員(大和田潔君) これにつきましては実は昨日も御答弁申し上げたわけでございます。 このマッサージにつきましては、これは患者の状態に合わせまして、個々の療法を体系的に組み合わせて行うということが、より治療効果を高めると考えられるわけでございまして、個々の療法を組み合わせた包括的な項目を設けて診療報酬点数を設定するということが、私ども必要であるというふうに考えたわけでございます。 さらに、従前
○政府委員(大和田潔君) お答えになるかわかりませんが、やはり私といたしましては、大きな会議のあるときに、これは声を大にして、この辺の趣旨を末端までしかるべく――これは関係者の会議でございます、先ほど申しましたように民生部長であるとか、所管課長であるとか、そういう人たちを通じまして末端まで趣旨が通るように、それが一番私は効果的であるというふうに考えておるわけでございます。 先ほどのようにこれはやっておりますが
○政府委員(大和田潔君) このマッサージの問題につきましては、ただいま大臣が申し上げましたように、包括的に運動療法として行うことによって効果が上がるということで、六月の点数改定に際しましてこのような、たとえば運動療法をいたします場合に、認定施設におきましては、簡単なもの八十点というのを百二十点、つまり五〇%引き上げた。複雑なもの百六十点であるのを三百点、約九割引き上げているということで、これは先生のかつての
○政府委員(大和田潔君) 国民健康保険の被保険者が海外で病気になった場合にその取り扱いがどうなるか、こういうお話だと思います。これにつきましては、現在、先ほど医療保険部長が答弁しておりましたように健康保険、被用者保険の場合はああいう取り扱いになったわけでありますが、まだ国民健康保険につきましてはそのような取り扱いしておりません。 この問題につきましては、今後国民健康保険制度をどうするかというこの問題
○政府委員(大和田潔君) お答えいたします。 すでに組合会の議決等の終わっておりますところは、一番問題になりますのは、すでに全国から組合員を招集いたしまして組合会で議決をしてしまった、さらに引き続きまた組合会を招集するというのはなかなかむずかしいというようなところにおきましては、理事専決で十二カ月分の予算を組む。しかしながら、保険料についてはそのまま当初の組合会というようなことでやむを得ない。そこで
○政府委員(大和田潔君) この点につきまして、昨年の十二月、予算を開始いたします時期でございますけれども、その時期に国の予算、これは十一カ月予算、保険者の方の受け入れ予算も十一カ月予算ということで合わせるように、そういうような方針でいくというような内簡をお出しいたしました。その後、関係省庁と……
○大和田政府委員 この診療報酬の体系は、国によりましてなかなか違っておりますので、単純に比較することは困難であると考えておるわけでございます。そこで診療報酬は、各診療行為の点数の均衡とか全体として保険医療機関の健全な経営が確保されるという観点から設定をしてきたところでございまして、今後とも中医協の御意見を踏まえまして技術料の適正評価ということをやってまいりたいというふうに考えておるところでございます
○大和田政府委員 支払基金におきましては、五十七年度からレセプト審査の充実にコンピューターの活用を開始するということにしておりますが、これは審査委員会におきまする重点審査をより的確かつ公正に行いますために、コンピューターによって作成いたしました統計資料を活用するというものでございます。御指摘のとおり、コンピューターで審査そのものをするということではございません。
○大和田政府委員 おっしゃいますように、医師と患者の信頼関係が失われるということは非常に困ることでございます。これはあってはならないというふうに考えるわけでございます。現在各保険者のやっております医療費通知の方法につきましても、その通知の内容を、たとえば患者の医療費に係る事実に限定いたしまして、病名、それから診療内容などは書かないということによりまして、医師と患者の信頼関係が損なわれないように、そのようなことでやっておるところでございます
○政府委員(大和田潔君) お答えいたします。 薬価算定方式につきまして、いま中医協に審議をお願いしていもところでございます。先生おっしゃいますように、やはり方式をどうすべきかということが中心課題になるというふうに考えておるわけであります。
○政府委員(大和田潔君) 保険の立場から申し上げますと、先ほどの三郷病院につきましては、現在、県段階におきまして医療保険のレセプト等の関係資料、これを集めまして収集を行っておるところでございまして、準備が完了次第、立入調査を行って実態解明をしていきたいというふうに考えておるところでございます。 また、先ほども先生言われました聖友会につきましては、五十六年の五月と八月に監査を実施したところでございます
○政府委員(大和田潔君) レセプト審査にコンピューターを導入するという先ほどの件でございますが、これによりまして重点審査というものをさらに効果的に進めていこう、これにつきましては、統計的な資料をたとえば経営主体別あるいは診療科別と、一件当たり医療費、一日当たり医療費といったようなものをコンピューターでもって出していこうというようなことによりまして、重点審査がさらに進められるというふうに私ども考えております
○政府委員(大和田潔君) 中医協におきまして具体的な結論というものが出ます前に、私どもといたしましては中医協の御検討の結果というものを十分踏まえまして中医協にお諮りをしていきたいというふうに考えておるわけであります。
○政府委員(大和田潔君) お答えいたします。 御承知のように、いま中医協におきまして薬価の算定方式につきまして御審議、御検討を願っておるところでございます。その結論を待ちまして私ども薬価基準の算定方式を確立してまいりたい、決めてまいりたいというふうに考えておるわけでございます。次回の薬価基準改定、この時期につきましては明確ではございませんけれども、できればそれに間に合わせて新しい薬価基準の算定方式
○政府委員(大和田潔君) お答えいたします。 昭和五十五年におきまする社会医療調査の結果は薬剤費が三八%強、検査料が一一%、こういうような率を占めておるわけでございます。