1948-06-17 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会公聴会 第3号
○大上委員 今のお話で大体了解したのですが、いま一つお願いいたしたいのは、最後の担税力の点を御迷惑とは存じますが資料をいただきたいと思います。
○大上委員 今のお話で大体了解したのですが、いま一つお願いいたしたいのは、最後の担税力の点を御迷惑とは存じますが資料をいただきたいと思います。
○大上委員 田中さんにお尋ねいたします。宮幡委員から出た希望は、私もその通りでございます。ただ税務官吏員の調査能力の劣等、いわゆる技術のまずいというようなことかお話にありましたが、そうすれば新説法を通適せしめれば早速実施しなければいかぬ、こういうふうなものであれば、現在の陣容では、第一線の現場は不可能だというように私は聽いたのであります。さすれば何かあなたの御意見はないか。これが第一点であります。
○大上委員 ただいま内藤委員並びに中曽根委員から、それぞれ意見が出ましたが、私としてもまつたく同感でございます。但しこれについてただちに採決にはいり、この問題をどう扱うかということは次の議事上出てくる問題ですが、今ここにただちに私たちの民自党の態度をきめることは、しばらくお待ちを願いたい、かようにお願いする次第であります。
○大上委員 全財の徳島君の二、三お尋ねいたします。やや專門的にはいるおそれがあると思いますが、あらかじめ御了承を願います。まず第一に取引高税は結論として反対ということをおつしやいましたが、その理由をずつと拜聽いたしましたが、よく了解しました。その中でわれわれが特に聽きたい点は、いわゆる税務行政面から見たならば、この取引高税は非常に脱税が多いというふうに言われました。そうすることは結局現在のあなたたちが
○大上委員 大体ただいまの御説明で了解したのですが、ただ最後のいわゆる一般小株主と大株主とのいわゆる限界点で、これもさいぜん申しておられましたが、それを十株をあるいは小株主と見られまするかあるいは資本の構成額によつて、五十株あるいは百株以上を小株主と見られますか、この観点を伺いたいと思います。
○大上委員 次に会社の配当する利益又は利息の支拂に関する法律案について二、三お尋ねしたいと思います。まず第一にこの骨子といたしましては、いわゆる経済の民主化と言いますか、この題目を非常に唱えられておりますが、私たちよく民主化ということを聞きますけれども、これが経済面におきましては、過去においていかなる民主化的な政策を実施しておられたか、どういうふうな点において民主化的な経済の法案であるという理由が出
○大上委員 臨時通貨法の一部を改正する法律案、これについて二、三お尋ねしたい。さいぜん川合議員から出ておりましたのにいささか重複する点があるかと思いますが、まず第一点に、この法律案理由説明書をよく見せていただきますと大体の点はわかるのですが、この補助貨幣を新たにするということは、われわれが日常物を買う、すなわち物資の交換技術上から來たものか。あるいは將來、政府で考えておられる通りの補助貨幣額をもつては
○大上委員 ただいまの御説明で大体のアウト・ラインはわかつたような氣がするのですが、もう少し具体的に何か資料、あるいはこの買上げ数量が十四億なにがしと出ておる関係上、大体の数字があるように私は察知しておりますが、この点の有無をお尋ねします。
○大上委員 内藤委員の関連質問をさせていただきたい。國債の推定総額が大体二十三年度一年間に十四億円と言われたように思います。この法律の表題としまして、不正保有物資等の対價を登録國債で決済することに関する法律案、こうなつております関係上、私たちが解釈するところによれば、隠退藏物資であるとか、あるいはその他在庫登録をしないもの、かように解釈するのです。そうすれば全体として國家にまだこれだけの数字がある、
○大上委員 本日のこの審議対象は、復金の増資の問題でございますが、お見受けするところ復金からどなたも御出席になつておられません。おそらく復金の問題については復金の担当者も出られると思いますが、この点如何。 それから、先ほどのからのお話に関連質問させていただきたいと思います。梅林君からいわゆる三派の政策協定云々という言葉も出ておりますが、私たちの野党においても、十分なる政策と腹案とを運営上もつておるわけなのであります
○大上委員 もう一点お尋ねいたします。ただいまの主税局長の御説明でよくわかりました。そうすれば、税法というものは大体物價改訂、あるいは歳出の面からにらみ合わしてみて云々というお話でありますが、実際の所得税は國民所得から割出したものを國家に納める、これが税法の骨子であろうと思います。ところがただいまの御説明では、私はいわゆる國家の歳出いかんによつて、税法の適用あるいは税率の引上げをする、それとにらみ合
○大上委員 往々にしてこの租税関係についての改廃、あるいは新設というようなことをよく聞き、なおかつても賣上税云々という問題が新聞に取上げられておりましたが、これについても特にこの税制問題は、國民大衆の生活に直接影響するという点から、大体今の局長の御意見でわかりましたが、ではその改廃あるいは改正というものを、いつごろお出しになる予定ですか。往々にして旧来の立法あるいは税法の動きを見ておりますと、やや立案倒
○大上委員 前会から引続き各委員からそれぞれ質問が出ておりますので、あるいは重複するかとも思いまするが、二、三お尋ねしたいと思います。まず第一に今回提案されましたところの、昭和二十三年の所得税の四月予定申告書の提出及び第一期の納期の特別に関する法律案の提案理由で、所得税法の改正案を檢討中であると説明されております。これは先輩諸氏がお尋ねになつたと思いまするが、どういう点を改正するのか、すなわちこれをどういう
○大上委員 課税の適正あるいは納税の思想云々という問題が取上げられておりますが、実情を見ますと不当課税と見受けられる点もややあると思います。これについて一つの動議を出したいと存じますのでよろしくお諮り願いたいと存じます。 昭和二十二年分の所得税の円滑適正と納税の確保に関する決議案、政府は、昭和二十二年分の所得税の円滑適正なる納税を確保するため、次の措置を講ずること。 一、所得税の更正決定に対する
○大上委員 わかりました。
○大上委員 ちよつと議事進行について……。本日の議題は衆議院の公報によつて確認し、なお先ほど委員長から申された通りに考えております。ところが本委員会において、中崎委員からの特別なる御質問がありまして、これについて当然委員長はわれわれに一應諮つていただかなければならなかつた。これは全然問題は違うと考えております。從つて本委員会に提案されております問題も、ずいぶん時間がとられ、あるいは質問が続行せられると
○大上委員 今の塚田氏の御意見ですが、それを採択するか、せぬかによつて、おのずから質問の経過も違えば、私たちの考え方も違うので、一應取り上げていただいて、それから後に審議に入り、あるいはお尋ねしたいと考えておりますが……。
○大上委員 私は民主黨を代表いたしまして贊成の意を表するものであります。健全財政堅持の大目標のために、政府が歳入歳出について專念され、いかに御苦心なさつておられるかということは、よくわれわれのみこめるのであります。從つてその歳入の最も根幹となすべき今次の税法改正の二法案に對して、問題は私たちがいかにして將來の日本民族資本を育成するかという點に、十分意を用いられたとは考えますが、ただこの點につきまして
○大上司君 本日公報を見まして、十時二分に一囘のぞき、十時四十分に一囘のぞいたのでありますが、ほかの議題でありましたので私の方は財政金融の経済力集中排除法案をやつておりますので、まじめな議員としてそれの方をやつておりまして、これは今ここにおられる佐藤先輩もよくご存じのことと思いますが、遅れたわけでありまして、恐縮であります。竝木君の説明ではいささか私の言わんとするところが漏れておるのではないかと思いまして
○大上委員 栗原氏竝びに中村氏の御熱心なる御意見竝びにわれわれの及ばざるところの御調査を聽きまして、ありがとうございました。つきましては最初栗原氏にお尋ねしようと思つておりましたのですが、さいわいにも同じ關係の中村氏も出られましたので、私も過去に税務署におつた關係から、少し聽きたいと思いますが、再三再四この問題を繰返して伺つたのですが、兩方ともその論旨はどちらも國民の所得額が九千億圓ということを冒頭
○大上司君 兵庫縣のこの請願の地區は、ご存知の通り近畿竝びに中國の中心でございまして、いまさらここに國立公園の必要性を喋々申し上げるまでもないと存じます。今次の貿易再開によりまして外貨の獲得、すなわち國家的な政策から見、なおかつ四國竝びに瀬戸内海一圓を海外に紹介して、ともにわれわれが再建日本の礎となろうとする郷土の地方民の氣持もくみとつてやつてもらいたいと存じます。なお特に國立國園の必要性を認めるという
○大上司君 審議が延びてまことに恐縮でございます。まず第一に大谷川の問題でございます。この大谷川は先般來の兵庫縣の風水害によりまして、非常に荒されております。どの川、どの山といえども、戰時中における木材の伐採その他によりまして、ずいぶんいためつけられておることは萬々承知しておりますが、この大谷川についてはその特殊性を御認識賜りたいのであります。この大谷川は人口約三萬の相生市の中央を流れておりますが、
○大上委員 本法案を先週ですかいただきまして十分審議さしていただきました。昨日中崎先生からいろいろ御意見を拜聽し、その論點としては行政の區域面、すなわち地區別と同時に大量的に民主的にした方がよいか、あるいは町村長云々とというふうな問題もございましたが、この問題は過去いろいろ見ておりますと、一つの地區、あるいは範圍というものは、徴收上あるいは預金の必要上、技術面にいろいろ必要であろうと考えます。なおいろいろ