1948-12-20 第4回国会 衆議院 懲罰委員会 第3号
○外崎千代吉君 この前に本議場でも申し上げましたし、またここでも申し上げましたが、私としましては、まつたく憂國の至情より出た問題であつて、そうしてまた議長が取消せと言うからして、ただちにその場でそれも取消してあるもので、これに対して陳謝せよというのであるが、取消してあるのに、私としてそういう誤解をするのであれば、私は陳謝する氣持はないと、こう申し上げたわけです。 同時にまた理事会において何か除名問題
○外崎千代吉君 この前に本議場でも申し上げましたし、またここでも申し上げましたが、私としましては、まつたく憂國の至情より出た問題であつて、そうしてまた議長が取消せと言うからして、ただちにその場でそれも取消してあるもので、これに対して陳謝せよというのであるが、取消してあるのに、私としてそういう誤解をするのであれば、私は陳謝する氣持はないと、こう申し上げたわけです。 同時にまた理事会において何か除名問題
○外崎千代吉君 自分は、議会政治を認め、また政党を愛し、ともに國家國民の生活を一員憂うるの余り、すなわち憂國の至情やみがたく、去る十一日の本会議において綱記粛正の演説中、穏当を欠くの言辞ありしことは、申訳なく考えております。同時に、議長の注意を尊重し、ただちにその場において取消しをしたのであります。しかるに、懲罰委員会に付され、陳謝せよとありますが、まつたく前言のごとくであるので、お示しのごとき陳謝文
○外崎千代吉君 ただいまの御質問に対しまして、自分もなにせ議会は一年生でありまして、すべての点に暗い点も多々ある。そう存じております。今の発言の表現方法につきましては、まつたく自分の心の中では、今言うごとく、眞にお互いに正しい道を行きたいということ、現在のようなさまざまな事件に対しては、まことに國家のためにも憂慮にたえないというような氣持から申し上げたことであつて、それは一般の聞き方によつては、あるいは
○外崎千代吉君 先ほど申し上げましたようなことで、私はまつたく國を思うの一念から言うたのでありまして、おそらく懲罰事犯などということは考えておりません。しかし速記録にもある通り、人を指名したことはいけないというような御注意を議長から受けましたので、その点は率直に認めて、つつしんで取消しをすることに自分は考えておりました。
○外崎千代吉君 國会の忙しいなかに皆さん方にいろいろと御心配をかけて、何ともその点は申訳ありません。ただいま速記録の朗読によりましてでもわかるごとく、私は衷心より國家を愛しております。同時にまた議会政治を認めております。そしてそれだけに政党に信頼を置いております。しかるにまつたく憂國の至情から、いわゆる熱血のほとばしるところ、あるいは議員諸士におかれて懲罰にしなければならないというほどの問題が起きるとは
○外崎千代吉君 ただいま議長さんより、氏名をあげたる点を取消してはいかんということでありまして、では今まであげました━━━━━━━━━━━━━━━それから……。
○外崎千代吉君(続) 顔向けのできる状態であると、われわれは考えておるのであります。しかるにまた官界におきましてでも、重政前農林次官を初めとして、あるいは局長に、部長に、課長に、というぐあいに、各方面の腐敗堕落はきわまりなく、財界は日野原氏をもつて筆頭となし、これまた見るにきわまりなき今日の状態。 この場合に、民主自由党の内閣は解散をもつて迎えんとするけれども、それは正しき國民の信任を問うというのであれば
○外崎千代吉君 社会革新党を代表しまして、原案に賛成するとともに、修正案に反対するものであります。 今、政界、官界、財界の腐敗きわまりなき、続々起きる、とどまるところを知らざる大疑獄事件に関し、その粛正演説をすることは、まつたく國会議員の一人として、涙なくして語ることのできない問題であります。顧みるに、日本政界史始まつて以來かつてないところの今日のごときは事件は、しかも大政党にして、すなわち社会党
○外崎委員 陳情書はまだ出ておりませんが、熱心なる日本旋網漁業協会々長小高熹郎さんから特に陳情がありましたので申し上げたいと思います。 関東北いわし、あぐり網漁業大不漁に対する根本策として左の方途を講ぜられるよう陳情申し上げます、内容はわが國においても最近科学の進歩に伴い寒暑台風による災害はある程度予測さるるにいたりしも、まだ潮流の異変による災害に対しては現在の調査研究にては予測すること不可能にして
○外崎委員 先ほどからの公述人の方々の熱心なる御意見は、非常に参考になる点が多く、われわれまことに感謝いたしておる次第であります。ただ惜しむらくは——これは委員長にもお願いしておきたいが、今日のこの公聽会はなぜやつたかという趣旨をまだはつきりしていない方が二、三あるように見受けられました。なぜかというと、先ほどから何かこの公聽会に來て、代議士を向うにまわして反対でもすればいいというような、演説会にでも
○外崎委員 それはすこぶるいいけれども、青森縣は八割、九割も國有林である。そのためにすべての仕事の上に非常な支障を來している。これを開放することを縣民が主張しているが、今まではどこまでも開放しない。そうして民間でやつていいものを國家が持つているということは、これははたして正しいか正しくないか、この点について伺いたい。
○外崎委員 三浦局長さんに伺います。私青森縣ですが、今度の災害と多少、趣を異にするかもしれませんが、青森縣のごときは八割、九割までは官有林であつて、すべての開発上に支障を來しておる。將來官有林を民間に拂い下げる意思があるのか、ないのか、こういう点を一つお伺いしておきたいと思います。
○外崎委員 今も林課長の答弁のごとくに、常に予算は第一番の問題であります。そこで今度水産廳までに進展して來たこの水産局に対し、委員長としての御意見をお伺いしたいのであります。今日までの委員会のなり來りもまことに結構でありましたが、新しい委員長のもとに希望するのは、以前からも申し上げておつた通り、漁港、船入澗、避難港というものは、小さな地元民によつて負担せしむべきものではないと考えております。それは今言
○外崎委員 林漁港課長に、青森縣の日本海に面する漁港に対してお伺いしておきたいのであります。御承知の通り青森縣の日本海は秋田、新潟、富山各方面の船は北海道の往復の途上、常にある権現崎を越えることに至難を感じて、年々何艘ではない、何十艘というほどの船の損害をこうむつておる。また人命に非常なる損害をしておることは、すでに御承知のはずであると考えます。しかるに青森縣の日本海において完全なる避難港は一つもないのであります
○外崎委員 これは運輸大臣でなく厚生省に聞く方が適当かと思いますが、青函連絡船で往復するとD・D・Tをかけられる。D・D・Tをかけられることには異存はないが、済んだ者に対してはだに判を押す。こういうことは衛生上においても惡い。判を押した紙を渡せばいいことで、人間の身体にスタンプを押すことは、衛生上にも惡いし、衣類もよごれるし、人格を無視されるような氣持もするが、この点に対して運輸大臣はどういう考えであるかお
○外崎委員 運輸大臣にお伺いしたいことは、この問題は災害の問題とはかけ離れておるかもしれないが、常磐線はいいけれども、東北本線はいまだ急行列車は通つていないが、いつごろから通すか。もういつは、東北本線は現在スチームを通していないが、これを今年の冬通す氣はないか。いまいつは長年の間ぼくらは考えておるが、東海道本線と東北本線というような線は差別待遇をやつておる。というのは、何をおいても東海道本線はすべてに
○外崎千代吉君(続) 内閣以來、施政方針を申し述べずして、國民の前に議会を開いて便々とすることは、吉田内閣みずから、また恥じなければならぬ状態であると、われわれは考えておる。この内閣によつてでも、おそらく國家公務員法改正案と同時に新給與ベースを定め、しかして災害復旧に関する問題はすべてを片づけた後に、今や待つておるところの海外引揚者の親兄弟のもとにこれらの同胞を迎えて返すことを一番先に行い、もし不信任
○外崎千代吉君 私は、社会革新党を代表いたしまして、本案に賛成の演説をいたします。 各党の代表の方々から熱心なる御演説をお伺いいたしまして、同感でありますが、ただ政府が昨日の災害委員会に提出したるところの書面を見れば、昭和二十三年度は、三、四月ごろから東北、北陸地方に融雪による水害と、六、七、八月と連続して局地的な豪雨の襲來があり、また七月には北陸地方の震災の突発あり、さらに九月にはアイオン台風の
○外崎委員 どうも了承できない。なぜ了承できないかというとよく調査をしたという言葉を使つておるが、それは北海道だけの話であつて、東北は現に困つておるのである。今言つたように何十人の人が死んでおるが、それは油がなかつたことに原因しておる。これから調査しますとか、考えますと言われるが、漁期というのはそういつまでも続くものではない。どうかもう少し融通性のある方法をとつていただきたい。これから調査するというようなことで
○外崎委員 北海道だけが困つておるということですが、そうすると東北方面をあなたは調べてないということになると思う。なんとなれば、ついこの間、私が上京する前に、暴風雨のために何十人という人が死んだ。その原因は何かというと、油がないために惡い油を使つたからなのです。こういう事実があなたの方にわかつておるのかどうか。そして何か考えておるというだけでは漁期を失する。漁というのは御承知の通りそう長い間の漁期ではない
○外崎委員 青森縣の方も油がなくて非常に困つておるということはおわかりだと思います。北海道の方にだけやつておるが、他府縣の方は一体どうするつもりか、その点伺いたいと思います。
○外崎委員 委員長の御注意ですが、長官の意見を聞くのです。政府委員の意見はしばしばお伺いしてわかつておりますから、新しい長官の御意見はどういう御意見であるかということをお伺いしておるのであつて、その問題は委員長はあしからず、新長官に御答弁願います。
○外崎委員 今新長官は漁港問題は重要と考えておる。それから予算はできるだけ御希望に沿いたい。こういう御意見でありましたが、重要に考えておるとはどの点まで考えておるのか。御意見に沿いたいなどというような月並な御意見は、長年われわれは政府当局から聞いてきて、ひとつも信頼することができない。そこで漁港、船入澗などについては、私も昨年以來日本海、並びに太平洋沿岸を見てまわりましたが、日本で完全な漁港、船入澗
○外崎委員 先ほどからの國務大臣の答辯を聽いていると、ざつくばらんに言うという話ですから、ざつくばらんに聽いたのですが、ざつくばらんに言うと、税をかけなければならないという意味はわかりました。しかしながら漁業は範圍が廣く、區別しがたいから、利益のないものはとにかく……というのですが、區別しがたければどうするのか。區別しがたいから、區別しがたいものを區別しなければならぬ。なぜならば、今あなたがおつしやる
○外崎委員 初めての委員長にかれこれ言うのはおかしいけれども、関東、東北の水害問題について、農民が非常にこの委員会を重大視していることは、私の言うまでもない事実であります。私どももそういうわけで命をかけてこの農民の利益を擁護している。この委員会の重大な時間を利したのかもしれないが、悪用してこういう芝居じみたことをするよりも、本格的に委員会の審議をしていただきたいというのが、われわれの希望なのです。第一回会
○外崎千代吉君 法務総裁の答弁の中に、進駐軍の命令は法律の以外であつて、法律以上のものであるということを申し述べられたが、進駐軍のいかなる人が、どういうような方法の命令をしたか、これを明らかにしてもらいたい。 いま一つは、日本はたとい戰敗國といえども、りつぱなる憲法を有しておる國家であり、法律が制定せられておる。しかるに、その法律がありながら、法律の根拠なき方法をとつて人権蹂躙することは正しいか正
○外崎千代吉君 総理大臣の代理として苫米地官房長官の説明は、われわれは納得がいきません。同時に、法務総裁の私に答えたところにおいては、いかなる法の根拠によつて列車を停めたか、いかなる法律によつて人権を蹂躙してまでその身体檢査をしたり、あるいはその荷物を開くようになつたかということの、法的根拠をいま一度お伺いしたいと思います。 〔國務大臣鈴木義男君登壇〕
○外崎千代吉君 列車内の取締りに関して政府当局に質問いたしたいのであります。総理大臣初め農林大臣に対する質問が一番主要な点であるけれども、いかんせん。総理大臣は出ることができない。しかし與党各派は、農林大臣だけは必ず出すからして、まず委員長の報告を先にさしてくれろという話であつたので、それもお任せしたのであつた。しかるに、すべての委員長の報告が済んでも、未だ農林大臣は見えず、政務次官でもよいから聽かしてくれろというから
○外崎千代吉君 ついこの間、四月の二十四日の午後一時二十分ごろ、青森発の東北本線急行上野行貨物列車が、二十八台連結しまして時速四十五キロの速力で進行中、鉄橋の第四ピーアーの破損から、非常な音響を立てて脱線轉覆したのでありまして、後部わずかに八台を残して、機関車・貨車二十輛もろとも川に落ちまして、機関手、同助手二名は即死しまして、馬五頭が圧死するような事件が起きたのであります この問題とともに、二日
○外崎千代吉君 しかし浜松だけは調べる必要がある。
○外崎千代吉君 社会革新党を代表いたしまして自由討議に入ります。 過日來各新聞紙上でも御承知のごとく、いつの本会にでも議員の出席率の惡いことは、最近非常に論議されておる問題でありまして、この点につきましては、私は第一國会以來しばしば繰返して議長にまでその注意を促しておつたのであります。しかるに悲しいことには、どういうものか、日を経るに從つて議員の出席率はかくのごときありさまであることは、われわれ國会議員
○外崎千代吉君 そうなればむしろ欠席した者に対しては、歳費であろうが何であろうが、差引で拂う。一日出ても一箇月の歳費をもらい、三十日出ても一箇月の歳費をもらうというのがいけない。
○外崎千代吉君 これは宿舎や滯在実費の問題もあるだろうが、議員が出なければならぬのは当然で、この問題については與党、野党を問わず、各政党自体で引締めなければならぬ。各派交渉会を設けても、いつも法規を無視してやるようなことだからだめだ。本会議の員数が足らなければ流会にするがよい。そうすると各党でも、出なければならぬことになる。まして與党が常に半分も出ない。それで会議を開くからいけない。法規を無視するところがいたぬ
○外崎委員 そうです。
○外崎委員 実は今月の議題ではありませんが、ついこの間の議題で料飲食の問題があつたのであります。この料飲食の問題とはちよつと違つておりますが、それはそばの問題であります。これを請願を出すことになつておりますが、そばの生産は戦争以来だんだん減少してきて、今日では二、三十万石しかないという現状であります。この場合、普通の料理飲食ではなく、外食券のそば屋を開業させるということになれば、非常にそばの増産もできる