○委員長(増原恵吉君) この際、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 運輸省設置法の一部を改正する法律案の審査のため、本日、宇宙開発事業団副理事長松浦陽恵君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(増原恵吉君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨二十三日、福井勇君が委員を辞任され、その補欠として世耕政隆君が選任されました。 —————————————
○委員長(増原恵吉君) 次に、昭和五十二年度における行政機構及び定員の改正並びに行政運営の改善に関する行政管理庁の基本方針について、行政管理庁長官から説明を聴取いたします。西村行政管理庁長官。
○委員長(増原恵吉君) 次に、昭和五十二年度総理府本府予算について、総理府総務長官から説明を聴取いたします。藤田総理府総務長官。
○委員長(増原恵吉君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。 国家行政組織及び国家公務員制度等に関する調査を議題といたします。 まず、今期国会における本委員会関係の内閣提出予定法律案について説明を聴取いたします。藤田内閣官房長官事務代理。
○委員長(増原恵吉君) この際、理事の辞任につきお諮りをいたします。 林ゆう君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(増原恵吉君) まず、委員の異動について御報告をいたします。 去る一月二十八日、上田哲君が委員を辞任され、その補欠として大塚喬君が選任をされました。また、去る二十九日、高橋雄之助君及び加藤武徳君が委員を辞任され、その補欠として八木一郎君及び私、増原恵吉が選任されました。また、昨二日、石破二朗君が委員を辞任され、その補欠として上田稔君が選任をされました。 —————————————
○委員長(増原恵吉君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。 議事に先立ちましてごあいさつを申し上げます。 このたび、私が内閣委員長に選任をされました。本委員会の所管をしております事項はきわめて広範かつ重大な問題が多いわけでございまして、責任の重大さを痛感をいたしております。今後は理事各位を初め、委員の皆様方の御協力、御支援を賜りまして、公正な委員会の運営に努力をし、職責を全うしてまいりたいと
○増原恵吉君 私は、自由民主党を代表し、当面の諸問題について、総理並びに関係閣僚に対し、若干の質問を行うものでございます。 第一にお伺いしたいのは、総理の政治姿勢についてであります。 わが党の挙党体制確立のため深刻な話し合いが行われたのでありますが、党員の良識ある行動によって最悪の事態は回避され、内閣、党人事を刷新し、新体制のもとで三木内閣は再発足をされたのであります。 三木内閣の当面の課題は
○増原恵吉君 ただいま議題となりました条約三件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 まず、第五次国際すず協定と千九百七十五年の国際ココア協定は、いずれも現行協定にかわるものでありまして、大綱において現行協定の内容を踏襲しており、それぞれすず地金とカカオ豆について一定の価格帯を定めるとともに、すず協定にあっては緩衝在庫の操作と輸出統制、ココア協定にあっては輸出割り当てと
○増原恵吉君 ただいま議題となりました議長河野謙三君に対する不信任決議案に対し、私は自由民主党を代表して反対の討論を行うものであります。(拍手) 不信任案の理由の第一は、公職選挙法の一部を改正する法律案及び政治資金規正法の一部を改正する法律案の審議の過程において、去る六月二十七日議長があっせん案を提示したことは本委員会審議への過剰介入であるというのでありますが、私は、この見解は、議長の真意を誤解した
○国務大臣(増原恵吉君) お答えをいたします。 わが国周辺の水域、これは領海及び領海外の周辺を含むわけでございますが、この地域の在日米軍の訓練のために使用をする区域は、全周辺において二十三カ所、本土が十三カ所で、沖繩が十カ所ございます。こういう水域において訓練をいたすわけでございますが、これが領海のみならず、公海においても設定をされておるのはどういうことかという御質問でございましたが、公海におきましても
○増原国務大臣 防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案の提案の理由と内容の概要について御説明いたします。 まず、防衛庁設置法の一部改正について御説明いたします。 第一は、自衛官の定数を、陸上自衛隊千人、海上自衛隊三千六十五人、航空自衛隊二千九百十八人及び統合幕僚会議五人、合計六千九百八十八人増加するための改正であります。これらの増員は、沖繩地域における防衛及び災害派遣等の民生協力の任に当
○国務大臣(増原恵吉君) 何というか、そういう別の意図があってではないかというお尋ねですけれども、私どものほうは、慎重に調査報告書を受けて、これを検討をしまして、そうしてこれについて質問を出すことが必要であるということを考えて出した。その間に、日数がかかったということは、御指摘のとおりですけれども、私どものほうも、調査委員会というものが、専門の人々によって慎重に調査の上書かれたものであることも承知をしておりますが
○国務大臣(増原恵吉君) いまも冒頭に運輸大臣から、閣議でどういうふうなことであったか答えをはっきりおっしゃった、閣議の扱いは。これは同じことを繰り返して恐縮ですが、七月の二十八日の閣議では、航空事故の報告について、從来の慣例に從って報告書を閣議に配付し、事故の重大性と特殊性にかんがみ、総務長官から報告書は事故の推定原因を示しておること、そうして航空交通の安全を確保するための必要な勧告を行なっていること
○増原国務大臣 国の防衛という見地に立ちまするときの資源という考え方も一つあると思いまするが、私は御質問を伺って感じますることは、御質問の趣意は、そのことももとよりありましょうが、それよりも、わが国の国民生活を継続的に確保し、繁栄に導いていくための資源の確保ということが私はより重点を置かれて御質問になっておるように受け取ったのでございます。 防衛という見地に立って考えまする場合には、やはり直接及び
○増原国務大臣 申し上げましたのは、防衛庁法、自衛隊法に示してありますように、防衛庁、自衛隊は直接及び間接の侵略に対してわが国を防衛するというふうに書いてございます。それを申したわけでございます。 そのほかにまた付随的な仕事があることは御承知のとおりでございます。主たるものは、直接及び間接の侵略に対してわが国を防衛する。しかしその意味においても、これは従来の国の防衛という考え方であるわけでございますが
○増原国務大臣 国の防衛は、御指摘のありましたように、武力だけで行なえるものではないことは御指摘のとおりでございます。国防の基本方針にも述べておりますように、国連の世界平和保持という行動を中心にして、その機能の強化をはかっていくという方向を第一とし、さらに世界各国との友好親善を増進してまいるという外交の方面を第二の柱として推進をしていくというふうなことで防衛を考えておるわけでございます。したがいまして
○国務大臣(増原恵吉君) 昭和四十七年八月二十二日、当委員会において文書で提出いたしました北富士演習場内国有地の入り会いに関する政府の統一見解につきましては、昭和四十八年三月十三日の最高裁判所において、大正四年三月十六日の国有地入り会いに関する大審院判決とは異なる新たな判決が示されたことに伴いまして、当委員会及び予算委員会において質疑のありましたことについて、今回あらためて統一見解を文書にして提出をいたす
○国務大臣(増原恵吉君) 日米軍事有償援助による契約が、仰せのとおり、昭和四十七年十二月末現在で約五十一億円相当分、八十件の未納入がございます。このうち約三十六億円相当分、十件は、出荷予定時期がまだ到来をしておらないものでございます。したがって、残余の約十五億円相当分、七十件が、米国側の事情により納入がおくれているものでございます。しかし、これらも本年に入りまして逐次納入をされておりまして、四十三年度
○増原国務大臣 防衛施設周辺の整備等に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由及び内容の概要について御説明いたします。 自衛隊及び駐留米軍の行為等に起因する各種の障害の防止、軽減等につきましては、昭和四十一年に制定されました防衛施設周辺の整備等に関する法律に基づき必要な助成等の措置を講じているところでございますが、関係住民の生活の安定及び福祉の向上のため、これらの施策をさらに充実する必要があると
○国務大臣(増原恵吉君) ただいま申し上げたとおり、その点は、基本的な考え方は従来のとおりでいいと思いまするが、具体的な処理が、もうほとんど民間企業のほうへ、工業所有権、ノーハウ等が行っておるということは、やはり適当でないと思いますので、具体的な事実の認定にあたって、防衛庁の支払いました経費、防衛庁のいたしました技術指導等を適正に考えまして、防衛庁に帰属すべきものを十分に検討をしてまいりたい、かように
○国務大臣(増原恵吉君) いま参事官から申し上げましたように、会社側の創意くふうが主となっておる場合には会社側に工業所有権を認め、防衛庁の技術指導が主となっておるときは防衛庁に帰属せしめるということでいままでやってまいりまして、実績はほとんど防衛庁の工業所有権になっていないという実情でございます。 そういうことで、予算委員会その他でいままでにもいろいろ御質問がございまして、われわれのほうでもやはりその
○国務大臣(増原恵吉君) いまお述べになりましたことは、日航製がYS11を開発試作をいたしまして、これに成功した、こういうことの中に、いま申し上げましたような必要な要素、開発に必要な能力、要素が、他の会社に比べまして一番整っておるというふうに判断をいたしたわけでございます。
○国務大臣(増原恵吉君) いやいや、そのよけいかかる金がです、百二十八機そういうふうにすると、これからの分は安くなります。いままでのものを改造するのに金がかかる。そのプラスマイナスで数千万程度、それがまだはっきりした数字を申し上げるまでに至っていないのでございます。したがいまして、その点をさらに前向きに詰めまして、申し上げたように、経費もあまりかからず、複雑でないということであれば改造いたしますということを
○国務大臣(増原恵吉君) 私から申し上げて、あと総理にお答えを願いたいと思います。 二点給油の問題につきましては、ただいま総理からもお答えをいたしましたが、この前の上田委員の御質問に対しまして、初めからの経緯はありまするが、最後に、この空中給油はやらないのだと、やらなくていいんだと、しかし、二点給油はやらしていただきたいと私どもが言ったのに対して、それであれば、空中給油はできない、地上給油だけできるようにするかという
○国務大臣(増原恵吉君) 御趣旨は、鈴木委員のおっしゃるとおりに私どもやるつもりでございます。話し合いをして円滑に移駐をするつもりでございまして、頭から、強行いたしますぞ、などと、そういうつもりで申し上げておるわけではありません。話し合いをして円滑に移駐をしてまいりたいということでございます。 ただ、話ができなければ行かぬのだなど、そう念を押されますると、やはりそこは申し上げざるを得ないという意味
○国務大臣(増原恵吉君) これは私ども、前々から、総理も申しておるように、話し合いをいたして、ということでずっとやってきたわけでございますが、なかなか話し合いそのものがいままで十分できなかったということであったわけでございます。この後ともさらに、たいへんむずかしかった事情の中で話し合いが実現をして、さらにまた話し合いをするということになっておりますので、十分話し合いをいたした上でこの移駐を行ないたい
○国務大臣(増原恵吉君) 御承知のように、四月二日に——まあそれまでいろいろと連絡をとっておったわけですが、四月二日に立川市長と話し合いができることになりました。市のほうからは市長、市議会議長、市議会各派代表が見えられ、当方は箕輪政務次官以下が参りましてお話をいたしたのでございます。この場合は、二時間余りにわたって話し合いをいたしまして、相互に理解を深めることはできたのでありまするが、残余部隊の移動
○国務大臣(増原恵吉君) この点については、いま、おわびを申し上げ、訂正をさしていただいたのでございまして、私どもの説明が、実測をしていない段階において、実測をしておるという前提で御答弁を申し上げたことは、まことに申しわけないという次第でございます。
○国務大臣(増原恵吉君) 去る三月二十二日の当委員会における久保防衛局長のF4EJ空中給油装置に関する答弁におきまして、実際に行なっていない空中給油装置を使っての地上給油を自衛隊が行なっているかのごとく答弁いたしましたことは、事実に反する説明であり、国会に対して失礼でありましたので、深くおわびを申します。 また、給油時間については、実測に基づかないものを説明したものでありますので、これを取り消させていただきます
○国務大臣(増原恵吉君) 船田さんが、たしか装備の国産化懇談会というふうなものの会長をしておられて、議長になられて辞任をされて、そのあとまた再任をされたか、ちょっと確かでありませんが、そういうことで、国産化の問題についての懇談会の会長をしておられることは承知をしておりまするが、そこでいまお申し述べのようなことを決定したかどうか、ちょっと私、記憶がございません。
○国務大臣(増原恵吉君) この研究開発のくふうが、申し上げたように、主として企業側にある、もちろん、そのための経費を国が支払うわけですけれども、そういう場合には、工業所有権は企業に属せしめるという、いままで、たてまえをとってきたわけで、明確でない場合、主として防衛庁が指導したということと、両者の間で明確でない場合には協議をして定めるというやり方をしておるわけですが、先般御指摘もありましたので、なお十分
○国務大臣(増原恵吉君) 試作または技術研究を企業に委託して生じました工業所有権の取り扱いにつきましては、研究委託契約または試作契約に伴う工業所有権の取り扱いに関する訓令というのをつくっておりまして、これに基づきまして、工業所有権の対象となる発明または考案が、主として防衛庁の技術的指導による場合には、所有権は防衛庁に帰属する。主として企業の創意研究による場合には、企業側に属することとしておる。その判定
○国務大臣(増原恵吉君) 関係の町長で岡垣町長はいまおられませんので見えませんが、助役が見えまして、関係の町長が参りましたのと岡垣からは町議会議員も若干参りました。これはこの前に、何と言いまするか、一応使わしてもらって、五年たったらば、そのときの開発状況等であらためて協議をするという了解を得るときのお話し合いの相手の方であるわけでございます。そのときに三原衆議院議員も立ち会い人として前のときにもおいでになったことがあり
○国務大臣(増原恵吉君) 同じく二十八日の午前の小柳委員から芦屋射爆撃場についての御質問がございました。一つの趣旨は、芦屋の射爆撃場を防衛庁が使わなければならない必要、その理由は何かということについてお尋ねがございました。それについてお答えをしまして、そのあとで芦屋の射爆撃場を防衛庁としては使わないようにすべきであると、使わないようにできないかという御質問がございましたので、私のほうから、芦屋の射爆撃場
○国務大臣(増原恵吉君) 水戸の射爆撃場につきましては御承知のように返還になりまして、返還になりましたあと、今度は爆撃演習場として三年間だけ使わしてもらいたいということでございます。芦屋の射爆撃場につきましては、前々、地元の方々にこれが返還になりましたあと御相談をいたしまして、防衛庁のほうでぜひ使わしてもらいたいというお話し合いをいたしました結果、二、三の条件を付しまして、条件のうちの重要な一つは、