2000-03-01 第147回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
○参考人(塩野谷祐一君) まず第一に、国が公共財にお金を費やす、あるいはメリット財と経済学では言いますけれども、私的財でありながらこれを社会的な仕組みのもとで提供しようとする財、社会保障などがその典型ですが、メリット財。こういうようなものをなぜ個人のかわりにやるのかといいますと、公共財の場合にはそれは私的な市場で個々人がうまく資源配分上の仕組みをつくることができないわけですから、これは国にやってもらわなければならない