○塩川証人 はい、そうであります。
○塩川証人 宣 誓 書 良心に従って、真実を述べ、何事もかくさず、 又、何事もつけ加えないことを誓います 平成八年七月二十三日 塩川優一
○参考人(塩川優一君) 十一月二十九日の委員会におきまして、私は二十二日の京都の会議に出席しておりませんでしたけれども、そのときの議事録を厚生省から受けとりました。それによりますと、今お話がありましたように、血友病患者さんの二十二例中四例が抗体陽性だったということでございました。 私は、既に日本にエイズあるいはHIV感染者というものがいるんじゃないかということを危惧しておりましたので、ここではっきりそういうことが
○参考人(塩川優一君) この委員会の結論というようなものは、先ほど申し上げましたように、私は記憶しておりません。しかし、ここで帝京大学の症例をはっきり否定するというような、特にそういう意見が出たということも記憶しておりません。 それからもう一つは、順天堂大学で帝京大学例の病理の標本を見たか見ないかというお話があるわけでございますけれども、この帝京大学の症例に関する順天堂大学の白井教授の所見というのは
○参考人(塩川優一君) 私は、正直なところ、この第四回においてスピラ博士との会談の安部班長の御報告を十分記憶していないのでございます。 厚生省のプロジェクトチームの回答をそこで調べてみましたところが、六人の委員の方が記憶にない、一人は報告はあったが議論はなかったというようなお答えで、もちろん課長及び班長はそういうことがあったということを言っておられるわけでございますけれども、この第四回のスピラ博士
○塩川参考人 木村委員から、私の本まで詳しく読んでいただいたということで、まことにありがたいというように思っております。 私自身、このエイズの問題に関係しまして、昭和五十八年からでございまして、非常に長い間たっておりますが、その間にこのエイズについての学問的な知識というのは、もう初めと終わりは大変変わっております。この昭和五十八年というような段階におきましては、本当に原因もわからない、治療法もわからない
○塩川参考人 この件につきましては、私は、いろいろな点から非常な努力をいたしたつもりでございます。しかし、それにもかかわらず、結末としてはどうも認定が遅くなったということになりましたのですが、これに対してはまことに残念だというふうに思っております。 後ほど御質問がありましたら、その経過を詳しく御説明しまして、これについて皆さんの御批判を仰ぎたいというふうに思っております。 以上です。
○塩川参考人 お答えいたします。 それに先立ちまして、最初に、エイズでお亡くなりになった患者さんたちに対しましては、心よりお悔やみ申し上げます。また、現在、不幸にして感染し、闘病生活を送っておられる患者さんたちに対しても心よりお見舞い申し上げます。 また、研究班の班員の一人として、多数の患者さんが感染されたという状況に対しまして、至らなかった点については心からおわび申し上げます。 それでは、御答弁申
○参考人(塩川優一君) 現在、サーベイランスシステムは全国の主要病院の協力を得て行われているわけでございます。 それから第二の、この法律ができたらサーベイランス委員会は要らなくなるかという御質問でございますけれども、現在私たちサーベイランスの事業のお手伝いをしておりますけれども、先ほどもちょっとお話がありましたように、これは医師の非常な協力のもとに現在行われているわけでございます。こういう点につきまして
○参考人(塩川優一君) ただいま法律をつくっても意味がないじゃないかという御意見を伺ったわけでございますけれども、エイズの防衛ということはこれは個人ではとてもできないことでございます。やはり国家を挙げてこの世界を脅かしている病気に立ち向かわなきゃいけないということでございまして、そういう意味で、この法律によって国を守る、国民の健康を守るということが私は必要だというふうに思っております。 ですから、
○参考人(塩川優一君) 私はエイズ対策専門家会議の座長をしております塩川でございます。 ただいま東京におきまして日米医学協力計画というのでエイズ部会という会合が行われております。これは、日本それからアメリカのエイズの専門家が集まってエイズの研究を進めるという会議でございます。そこで世界及び日本のエイズの状況について意見の交換が行われているわけでございます。 御承知のように、世界では現在エイズ患者