1972-05-17 第68回国会 参議院 決算委員会 第11号
○塚田大願君 防衛庁に力がないとおっしゃるのですが、これはまあ重大な問題ですから、私はあとで聞きまするが、とにかく埋没している米軍の投下した不発弾の危険性というものはかなり今日あるのでございまして、たとえば昨年の九月二十五日に東久留米で二十六年ぶりにこの不発弾が自然爆発をしたという事件がございました。竹やぶの中で爆発をした。幸いにして人身に死傷はありませんでしたが、一説によると、これは竹やぶの竹が伸
○塚田大願君 防衛庁に力がないとおっしゃるのですが、これはまあ重大な問題ですから、私はあとで聞きまするが、とにかく埋没している米軍の投下した不発弾の危険性というものはかなり今日あるのでございまして、たとえば昨年の九月二十五日に東久留米で二十六年ぶりにこの不発弾が自然爆発をしたという事件がございました。竹やぶの中で爆発をした。幸いにして人身に死傷はありませんでしたが、一説によると、これは竹やぶの竹が伸
○塚田大願君 御説明がありましたように、件数がだんだんふえてきているということでございます。そして大体まあ二千件ぐらいこの数年間続いておる、こういうことでございますが、では未処理の——いまのは処理された件数でございますが、未処理の不発弾というものが全国的にどのくらいあるのか、どのように処理されようとしているのか。私がいろいろ耳にしただけでも、たとえば埼玉県の大宮にある、新座にある、東京の東久留米、あるいは
○塚田大願君 私は、戦時中に米軍が投下をいたしました不発爆弾の問題についてお伺いしたいと思います。 御承知のように、この問題は終戦処理の問題でございまして、戦後すでに二十七年たっておりますが、これがまだ解決しておらないという、これはやはり私は非常に重大な問題だと思うわけです。特に、最近、東京の都内の大半の特別区あるいは市町村におきまして、この問題がかなり大きな問題になってまいりました。大臣も御承知
○塚田大願君 ここに四十六年十一月二十五日に出されました「農村地域への工業の導入に関する基本方針」、これがございます。この基本方針は御承知のとおり、農村地域工業導入促進法に基づきましてきまったものでございますが、これを見ますと、昭和五十年度までに導入すべき工業の規模に対応して、おおむね一万五千ヘクタールの用地の確保をはかることを目的とするものであるというふうに書かれてある。ところが、この促進法が制定
○塚田大願君 この土地と水がとにかく他産業に回すほど一応余裕があると、水も少し余っているし土地もいまの情勢でもよそへ回しても、さほど農業にとっては差しつかえないのだというような感じのお話でありますけれども、そこで私はお聞きしたいのです。とにかく土地改良法の第一条は、農業総生産の増大ということが厳としてうたってある。農業の生産の増大というその農地法の基本の問題に立って土地改良というものが進められておるわけですね
○塚田大願君 この法案の審議も大詰めになりまして、いままでずいぶん何人かの委員から質問がございました。重要な問題点といいますか、基本的な問題点はほとんどまあ、出尽くしたといっていいんじゃないかと思うのです。特にやはりこの法案の目玉としては、土地の問題、水の問題というのが、やはり何といっても農業の基本の問題でありまして、質疑もこれに集中したかと思うのでありますが、しかし、答弁を聞いておりますと、私はやはり
○塚田大願君 いま、大臣からミカンの問題が一つ出されましたので、私も、果樹の中で非常に成長の著しいミカンの問題、これはやはり一つの大事な問題だと思いますので、これについて具体的な質問をいたしたいと思います。 第一に、政府は今回、改定されました果樹農業振興基本方針というものをお出しになりました。これによりますと、ミカンの植栽目標といたしまして昭和四十七年から五十一年まで一万五千ヘクタール、昭和五十二年度
○塚田大願君 確かに最近の国民の食生活も非常に変わってまいりました。そういう点では、需要も非常に伸びてきた。したがって、果樹農業も一つの成長部門というような形で伸びてきたと思うのでございますが、確かに、客観的にそういう国民の食生活が変わった、嗜好が変わったということもございますが、同時に、今日、その非常に伸びてきているという一つの側面といたしましては、やはり政府の政策、いわゆる選択的拡大政策でありますか
○塚田大願君 私は、この間のこの委員会におきまして、農業団地の構想に関連して、大臣にいろいろ今後の日本の農業のあり方というふうな問題についてお聞きいたしましたが、きょうは、この農業共済法改正にあたりまして、やはり私はまず考えますのは、いまの日本の果樹農業の実態、とりわけ果樹農家の実情というようなもの、あるいはこれからの果樹農業の見通しというふうなものについてはっきりさせる、これを前提にしてこの共済の
○塚田大願君 泳がせ政策の問題については、まだまだ論議をしなければならないと思いますが、もう一つ大臣に具体的な事実についてお伺いしたい。 これはこういう事件であります。昨年の六月十五日に起きた事件でございますけれども、大学職組の組合の書記長が暴行されましてひどい目にあった事件があるのです、組合が襲撃されましてね。京都のやはり大学の職員組合の事務所を暴力学生集団が襲撃をいたしまして、書記長を拉致しまして
○塚田大願君 もちろん、出版の問題は、言論出版の自由は、これは憲法で保障されております。したがって、私はここでこの問題を論じようと思ったわけではない。問題は、こういう犯罪を犯しているような、あるいは犯そうとしているような、そういう国立大学の団体に対して、文部省の監督下にある大学当局はこれに対して非常に甘やかし、これに対して断固たる処置ができないという点を私は問題にしているわけでありますけれども、なお
○塚田大願君 大臣にお伺いしたいと思いますが、先ごろ起こりましたあのあさま山荘事件、そして引き続いて起きましたあの大量リンチ殺人事件、こういういわゆる暴力集団の問題というのが今日非常に世論から激しい糾弾を受けておるわけですが、特にそういう暴力集団の中心になっております全国の各大学の毛沢東盲従集団であるとか、トロツキスト暴力集団であるとか、こういう各派の実態というものにつきましては、共産党はすでに共産党国会議員団
○塚田大願君 いまの御説明によりますと、要するに作物別にやるとか、あるいは兼業農家が非常にふえたので兼業農家を含めてやるとか、まあ重点がそっちに移ったというふうなお話です。まあ、それも確かにあると思います。しかし、どうも私どもは本質を見ましたときに、何にも本質的に変わっているようなことじゃない。やっぱり一定のレールの上を走っているに過ぎないじゃないかという感じがどうしても吹っ切れないわけです。 そこで
○塚田大願君 大臣の主観的な意図というものは、私は買っていいと思うのです。確かにこの規模の拡大ですね、それから需給の調整、これはみんなやらなきゃならない。しかし、問題は、一体だれがどういう立場でやるかということが、むしろ私は問題なんじゃないかと思うのですね。がしかし、このことはあとでまた結論のときに私は申し上げたいと思うのですが、とにかくそういう立場から団地形成という構想が打ち出されたと、そこで農業団地
○塚田大願君 時間がたいへんおくれましてあれですけれども、許された時間内にいろいろ大臣その他からお聞きしたいと思います。 きょうは、せっかく大臣がいらっしゃるので、まず第一に今度打ち出されたあの農業団地の構想、これについてひとつお聞かせ願いたいと思うのです。この問題は、先ほどもお話が出ましたし、前回のこの委員会でも御質問が出ましたが、とにかく農業団地というような新しいことばが出ますと、とかく専門家
○塚田大願君 このことにつきまして、もう少しお聞きしたいのですけれども、今度のあの実験が公開をされた。そして、報道陣がたくさんいらした。そして、その結果、報道陣も巻き込まれてしまった。こういう状態であったのですが、この実験の公開というのは、一体どこで、いつきまったのかということも、当時、非常に問題でございました。つまり、あの実験の計画がきめられて、そしてこの実験の公開ということがされた。で、この公開
○塚田大願君 調査委員会がつくられて、東大の安芸教授を委員長として、いまいろいろな調査が行なわれているということは聞いております。その調査委員会の結果を待たなければわからない点も多々あると思うんでありますが、それにいたしましても、今度のこの実験は、いわゆる科学技術庁、建設省、通産省、自治省、この関係の四機関の共同研究ということになっている。ところが、共同研究と言われておるんですけれども、実際はこの共同研究
○塚田大願君 いろいろお話が出ましたが、とにかく日本列島は災害列島だと言われるほど災害が頻発する、こういう状態でございますけれども、その中で私はまず第一に御質問したいのは、昨年は、昨年だけではありませんが、この数年来がけくずれというのが非常に多くなった。まあいまの高速道路もその一つかもしれませんけれども、このがけくずれに関連をいたしまして、昨年、十一月十七日に川崎市の生田でローム斜面の崩壊実験がされた
○塚田大願君 たいへんあいまいな話で、警察庁ともあろうものがそんな程度のふうに理解しておるとは、まことに不可解な話であります。とにかく、火炎びんを投げる、あるいは多くの人を負傷させる。機動隊もそのとき出たはずであります。ですから、警察庁がもっと具体的にどういう集団であったかということをつかんでおるはずだと思うのですが、それをはっきり言ってもらいたいと思うのです。
○塚田大願君 きょうは防衛庁への質問をしたいと思っておるわけでありますが、問題の経過を明らかにする意味におきまして、きょうは警察庁からも来てもらっておりますから、まず最初に警察庁に簡単にお尋ねしたいと思うのであります。 昨年の十二月十四日から十六日にかけまして、愛知大学の名古屋校舎におきまして、一部の暴力学生が校舎を不当に占拠をいたしまして、学生会館の三階、四階、これにバリケードを築き封鎖をしたのでございます
○塚田大願君 いろいろなおこれからもこの問題については検討していく必要があると思うのでございますけれども、きょうは時間の関係もございますから以上の質問で打ち切りまして、私どもの考え方をここで一言申し上げておきたいと思うのでありますが、私どもはいままで、この農協の合併助成法につきましては、これが、農民の根本的な利益に反するいわゆる総合農政を推進する一環として私どもは反対してまいりました。しかし、私どもは
○塚田大願君 簡単にお聞きしたいと思うのであります。 これは政府から、行政指導の任にあります政府のほうからお答え願ってけっこうでございます。ごく簡単にするつもりでございます。 いま御提案ございましたように、この法案は三十六年に成立いたしまして、自来二回の改正が行なわれてまいりました。そこで、お聞きしたいのでございますけれども、この間農協の合併がどのように進捗したか、その進捗状況をまず一つお聞きしたい
○塚田大願君 では、いまおっしゃったいわゆる新聞、雑誌の類ですね、こういった類でこの予算の中のどのくらいの比率を占めておりますか。これは昭和四十五年度でもけっこうです。たとえば四十五年度では五百五十二万円でございましたが、その中でそういう新聞、雑誌類の占める比率ですね、費用の。それはどうでしょうか。
○塚田大願君 いまお聞きしますと、国会活動に奉仕するための直接的な費用である立法資料購入費、これが昭和四十五年以降一〇%に伸びがとまったと、こういうお話でございますが、ではその立法資料購入費ですね、いまおっしゃった四十六年度で六百万ぐらいですか、この六百万の立法資料購入費、この内容はどんなふうになっておりますか、それをお聞きしたいと思います。
○塚田大願君 私は、きょうお聞きしたい問題を最初に申し上げておきたいと思うのでありますが、第一は、国立国会図書館の業務と予算、決算との関係についてお聞きしたい。それから第二には、終戦直後アメリカ占領軍に接収されました公文書の問題についてお聞きしたい。この二つの点でございます。 で、第一の問題でありますが、国立国会図書館の業務あるいは予算、決算の関係でありますが、御承知のとおり、国立国会図書館は、国立国会図書館法第十五条
○塚田大願君 いまお答えいただきましたが、おっしゃいますように、沖繩の国有林の場合には、本島北部におきましては六八%、非常に広大な国有林でございます。 〔委員長代理楠正俊君退席、委員長着席〕 八重山におきましては五二%、これも非常に重要な……いや失礼いたしました。大体そういうことですね。 そこで、まず本島北部の国有林の問題についてお伺いするわけでが、この北部の国有林は、いま米軍のマリーンが演習
○塚田大願君 まあ、この問題につきましては、いままでもしばしば討論の中心問題でございましたから、いまこれ以上触れる必要はないと思いますので、私は、端的に問題を進めたいと思うのであります。 そこで、国有林の問題でお聞きするわけでございますが、沖繩には資源的にも、あるいは自然保護の関連から見ましても、非常に重要な森林、国有林が存在しております。この国有林につきまして、まずその面積、所在及び現在どのように
○塚田大願君 私は、沖繩における国有林の問題について質疑をしたいと思うのでありますが、その前に、最初にこの沖繩の復興の基本姿勢について総理にお伺いしたいと思うのであります。総理は、ただいまも繰り返し、明るい豊かで平和な沖繩の建設を考えておると、沖繩の心を心としてと、こうおっしゃいますが、しかし、総理、いま必要なのは、そういう美しいことばだけではないと思うんです、沖繩の復興にとって必要なことは。そうではなくて
○塚田大願君 実は、今度の事故の場合に海上保安庁の第九管区にはオイルフェンスはなかったんですね、それで急遽東京から取り寄せて、翌日昼ごろついた。しかし、もうそのときには油が六十キロも北のほうへ流れていた、こういう状態で後手になったと思うんです。そこで、いまその機材の整備がとにかく太平洋岸にだけ集中して、日本海をおろそかにされたという話はありましたけれども、東京湾から持っていったオイルフェンスは、これは
○塚田大願君 海上保安庁は流出原油量五千トンというふうに固執されておりますけれども、新聞によりますと七千トン流れているともいわれておる。ですから、私は、そのまん中をとって実は六千トンと申し上げたんですが、とにかく五千トンだけではないことは事実です、いろいろ漏れがあるんですから。今日でもまだ少し漏れているといわれているぐらいですから、十七日もたって相当やっぱり漏れていることは事実だと思います。ですから
○塚田大願君 私は、このたび発生しました新潟のタンカー事故について質問したいと思います。 御承知のように、今度の事故は、日本の海難史上最大の原油流出事故であった。きのうも関係漁民の代表の方が陳情に来られましたが、この漁民の方々は、海は死んでしまったと、こういうふうに非常に端的におっしゃっておられました。私もその気持ちは非常によくわかります。と申しますのは、実は、今度の事故の起きました新潟市の日和山海岸
○塚田大願君 いま、天災資金の場合には経営資金だから、償還期間は短いけれども、実際に困っておる人には自創資金で何とか振りかえて解決していくのだ、こういうお話がございましたが、そこで一つお聞きいたしますが、今度天災融資のほうは変わったわけですが、この自創資金のほうは、天災資金の貸し付け限度が上がったのですから、当然振りかえるということになりますと、自創資金のほうも引き上げていかなければならない理屈になると
○塚田大願君 ところが、やはりこれはこれなりに私どもも皆さんの努力を評価いたしますけれども、やはりこの程度では、ほんとうに困った農民が、せっかく貸し付け限度だけは引き上げてもらった、しかし利息を考えると、そう簡単に借りられない、こういう矛盾にやはりぶつかるわけです。せっかくこの貸しつけ限度を引き上げられたんですから、やはり仏をつくったならば魂を入れるという立場から見ますと、やはりもう一つこの金利問題
○塚田大願君 時間もあまりありませんので、私は時間内ではなるべく質問を終わりたいと思いますが、このたび提出されましたこの改正法案は、幾つかの前進面もあるかと思うのであります。そういう点は評価もできると思うのでありますが、しかし、被害農家の立場からいきますと、まだまだ非常に不十分である、こういう声を聞くわけであります。そこで、幾つかの質問をしたいと思うのでありますが、やはりただいまもお話がございましたが
○塚田大願君 私は、日本共産党を代表いたしまして、昭和四十六年度補正予算三案に対して反対討論を行ないます。 この予算案の最大の特徴は、高度経済成長政策の破綻とアメリカの戦争政策によるドル危機の日本への転嫁によって引き起こされた今日の経済的困難を、一方では大企業本位の景気刺激をはかりながら、他方では国民のために必要な経費を徹底的に削減することによって切り抜けようとしていることであります。 第一に指摘
○塚田大願君 午前中に引き続きまして、北海道の冷害の問題についてなお若干お聞きしたいと思うのでありますが、先ほど、午前中の質疑討論で、河口委員の質問に対しまして農林大臣は、確かに今度の冷害は天災という面もあるけれども、人災的な面もございましたと、こういう答弁をされました。問題は、いわゆる生産調整、減反政策、こういう中でうまい米つくりということが奨励をされて、在来の耐寒品種というものをやめて、そういう
○塚田大願君 一応まあ大臣がそういう強制的なことはしない、こういうふうに言われておりますから、いろいろまだ考え方には異論もございますけれども、一応その問題は打ち切りまして、時間がありませんから、もう一点、私は今度の災害に対します恒久対策の点でお聞きしたいわけでありますが、これは先ほどからいろいろ陳情や要望書が出ております。先ほどもちょっと討論にございましたが、まあ応急対策はものほとんど私は問題はないだろうと
○塚田大願君 先ほどから北海道の冷害の問題につきましてはかなり質疑が出ましたが、私も実はこの間単独で、独自で北海道の調査に参りました。そのようなことからこの北海道の冷害の問題についていろいろお伺いしたいと思うのです。 先ほど、実情を見ていなければなかなか実感がわかないのではないか云々というお話がありました。しかし大臣は、私は三十九年にも視察に行っているから十分存じておる、こういうお話でございましたけれども
○塚田大願君 先ほど総理府の副長官が、今度は本気でやるんだという決意のほどを言われましたので、私はそれを受けまして、まず、第一に建設省にお伺いしたいんですが、特に今度の災害の場合には、先ほどから論議されましたように、いわゆる中小河川が非常に大きな被害をもたらした。したがって中小河川の改修の問題、これについて、建設省五カ年計画とか、いろいろお持ちなんだろうと思うんですが、しかし今度の災害の状況を見ますと
○塚田大願君 副長官の決意のほどはわかりましたが、しかしこれは精神主義だけでは、私はこの災害の防除というものはできないだろうと思うのであります。そこで、やはり先ほどこれは副長官も言われましたけれども、相当の予算措置をしてやらなければ実際にこの防止ということはできないわけでありまして、たとえば先ほどから出ました中小河川の改修の問題にいたしましても、これはもうたいへんな費用がかかるだろうと思うのです。これはまた
○塚田大願君 時間がないようですから、重点的に簡略に質問したいと思うのですが、私もこの間の集中豪雨の節に熊本、鹿児島を視察してまいりました。現地の被害のひどさというものを見てまいりましたが、それにいま追っかけて一九号というような——まあさこそと思われるわけであります。そこで、先ほどからいろいろ各委員の質問に対しまして、副長官は前向きの姿勢ということを言われ、また開発よりも保全だと、こういうふうに言われる
○塚田大願君 大臣、たいへん自信のある答弁をされたわけですが、しかし現実に私、現場の諸君ともずいぶん会って話を聞いておりますが、一体現場はどうなっているんだ、会社側はこういうふうに完全にやっていると言うけれども、現場はどうなんだという話を聞きましたら、いろいろ出てまいりました。 その前に、会社側が発表したことだけでも、これはゆゆしい問題だと思うんでありますが、今度の炭鉱の爆発は、御承知のとおり七月十七日
○塚田大願君 大臣はそうおっしゃられておるわけでございますが、しかし、現実に、私この間、実はこの歌志内に行ってまいりました。委員会で行ったのではなくて、党として行ったわけであります。で、炭鉱の保安統轄者である野口所長にも会いまして、いろいろ聞いてみました。たいへん技術上の問題については詳細な説明がございました。ガス抜きは完全にやっていたんだと。じゃ、完全にやっていたんだったら、どうして炭鉱のガス突出
○塚田大願君 きょうの大臣の所信表明の最初に、この歌志内炭鉱の事故の問題が出ておりますので、私は時間がございませんから、この歌志内炭鉱の事故について質問をしたいと思います。 今度のこの歌志内の事故が非常に大きな大惨事であったということについては、これはもうみんな理解が一致しているところだと思うのでございますが、しかし、その原因が一体那辺にあったかという問題になりますと、これはまだ必ずしもあまり明快