1975-05-30 第75回国会 参議院 議院運営委員会 第14号
○塚田大願君 日本共産党は、佐藤榮作君のノーベル賞受賞に対する祝意決議に反対を表明します。 本件は、個人の栄誉に対する祝意の問題ではなく、佐藤榮作君を首班とするこの内閣の戦争と平和についての八年間の政策と行動に対して政党としてどういう評価をするかの問題であります。 日本共産党は、基地提供を初め、アメリカのベトナム侵略への積極的加担の問題でも、非核三原則を唱えつつ事実上アメリカの核戦力の一翼を担ってきた
○塚田大願君 日本共産党は、佐藤榮作君のノーベル賞受賞に対する祝意決議に反対を表明します。 本件は、個人の栄誉に対する祝意の問題ではなく、佐藤榮作君を首班とするこの内閣の戦争と平和についての八年間の政策と行動に対して政党としてどういう評価をするかの問題であります。 日本共産党は、基地提供を初め、アメリカのベトナム侵略への積極的加担の問題でも、非核三原則を唱えつつ事実上アメリカの核戦力の一翼を担ってきた
○塚田大願君 私もいままでこの休耕地がどのくらいあるかということはいろいろ調べておったんですけれども、いま農林省の、初めて発表されたのじゃないかと私は思うのだけれども、まあずいぶんあるということだけははっきりしたわけですね。 そこで、その数字の問題は結構でありますが、やはりこの数字を見ましても、まあ畑の場合いろいろ夏作やこの時期によって違うと思うのですが、とにかくこの水田、いわゆる休耕田ですね、これがやはり
○塚田大願君 この問題につきましては、後ほどもう少し突っ込んだ論議をしてみたいと思うわけでありますから、いままあ一応大臣の御答弁はそれなりに聞いておきたいと思うんです。 次いでお伺いするんですが、その休耕地が現在どのくらいあるか、その面積ですね。わかったらひとつ知らしていただきたいと思います。
○塚田大願君 御承知のように、今日、食糧の危機が叫ばれ、そして食糧自給率の向上という問題がやかましく論議されておる中で、農用地の確保ということは、これはやはり非常に重要な課題だろうと思うわけであります。そういう意味で、このたび政府が御提出になりましたこの農振法の改正案の中には、その土地利用の確保、その効率的な利用というようなことがうたわれておるわけでございます。ただ、問題は、果たしてその実際に言われるような
○塚田大願君 ただいま提案されました法務大臣稻葉修君問責決議案の趣旨につきましては、その基本的な見解につきましてはこの理由の中に書かれてございますが、若干私はその補足的な意見を述べさせていただきたいと思うのです。 まず第一に、稻葉法務大臣が五月三日の自主憲法制定国民会議の集会に出席されたということが事の発端でございました。問題はこの集会が、すでに委員会などで論議されておりますように、非常に重大な集会
○塚田大願君 大変具体的によくわかりました。 しかし、そこでこれが私はやっぱり問題だと思うんですが、まず最初に、局長は今度のこの改定は、とにかくいままでのやり方に対して若干の修正をし、そしてそれを合理的なものにしたい、こういうふうにおっしゃったんですが、この基本的な考え方がまず問題だと思うんですよ。というのは、具体的な内容、またあとで聞きますが、これは最初に大臣に聞いておきたいと思いますが、これはもう
○塚田大願君 そうしますと、五十年度の予算は合計して大体六億三千万円ということになるわけでありますが、しかし、そのぐらいの六億円程度の予算で何ができるかということが一つ問題だと思うのです。しかし、きょうは時間の関係がありますので、この問題はいずれまた別にいたしまして、次にお伺いしたいのですが、この農林省が昨年九月に発表されました「鶏卵価格安定対策について」というものがございます。これを拝見いたしましたが
○塚田大願君 私は、きょうは鶏卵価格対策についてお伺いしたいと思うんです。 御承知のとおり、この数年間というものは飼料が暴騰いたしましてわが国の畜産が空前の危機に直面したということはしばしば論ぜられてきたところでありますが、特に生産費のうち七〇%が飼料代になるという鶏卵生産の場合には大変な打撃を受けておる、これも今日の一つの常識になっておると思うんです。ところで、今度の国会におきましては、先般審議
○塚田大願君 大臣、大変懇切に答弁をいただいたんだが、ただ残念ながら、どうも輸入の問題については輸入に頼るかのごとく、頼らざるかのごとく、どうもやっぱり歯切れが悪いですね。私どもが言っているのは、全然輸入するな、なんというようなことを言ってんじゃないんですよ。そんな非常識なことを言ってんじゃない。基本を自給に置くのか、それとも輸入に置くのかという、その問題なんですよ。そういうことから言いますと、どうも
○塚田大願君 日本の農林大臣が、この間から食糧自給の問題でさんざんやってて、なおかつ、こんな重要な報告書が出ておった。しかもこれがアメリカのいわば食糧戦略の基本になっておったというふうに、新聞は報道しているのですよ。そういう問題について関心をお持ちでないというのは、まことに私は、少し怠慢ではないかと思います。 では、そこで私もニューヨーク・タイムスの原文読んでおりませんが、日本の新聞が報道したところによりますと
○塚田大願君 大分時間も経過しましたから能率よくやります。 まず大臣にお伺いしたいのですが、国民の食糧の自給という問題は、これはもう農政の基本的な命題だということは、この間から何回も答弁もされました。このことはきょうは、ですから、あまり立ち入って質問いたしませんが、ただ、二、三確認しておきたいことがあるんです。 まずお聞きしたいのは、ついこの間の各紙の報道によりますと、これは十八日、十九日ごろの
○塚田大願君 どうも大臣の答弁は、私の質問に真っ正面に答えていただいてないという感じがします。もちろん、この安定輸入の問題は、飼料の問題。私これから質問したいと思っておるわけですが、そうではなくて、いまの農政の当面しているこの課題をどのような姿勢で突破するか、改善していくかという問題について私は聞いているつもりなんですが、すぐ安定輸入のところに話がいっておりますから、私も、それならばもうちょっとそういう
○塚田大願君 やっぱりいまの答弁でも、この大臣の所信表明の線からあまり出てないという感じがしますね。なるほど高度成長政策はあんまりよくなかった。だから、これから安定成長だと。これはこの間、三木さんも言っていらっしゃるわけですが、しかし、そう言いながら、やっぱり高度経済成長政策の基本というものは進めるのだということがその根底にある。私は、そこが問題だと思うんです。安定成長という言葉のあやではないんですね
○塚田大願君 私は、まず大臣に、日本の農政に対する基本的姿勢について若干お伺いしたいと思うんです。大臣は、この間の所信表明でも言われましたが、将来にわたって食糧の安定的供給を確保する体制を整備することが今後の農政の基本、中心課題である、わが国農業の自給力を高めることであると。こういうふうにおっしゃったわけです。で、考えてみればこれはあたりまえのことなんですね。きわめて当然のことです。国としての義務でもあります
○塚田大願君 私たちが今回の決議案を提出いたしましたのは、決して偶然に出したわけではございません。私どもは、国会の始まる以前から、今度の国会はいまの公共料金の値上げ、あるいは災害問題と、国民の生活にとって重大な問題が山積をしておる。したがって、今度の臨時国会は、当然政府の所信表明また代表質問あるいは予算委員会、物価集中審議、こういう国会にすべきである、会期は少なくとも一カ月以上必要ではないか、こういう
○塚田大願君 局長は現地へは行っていらっしゃらなかったようでありますから、私地図も用意してまいりましたけれども、たとえばこの勢田川の場合ですね、この勢田川の上流の岡本というところでありますけれども、この辺にあります、これが伊勢市ですか、この岡本というところは昔水田だったそうでありますが、大体面積が十ヘクタールぐらいございますか、とにかく昔水田だったものが、最近民間業者の手によりまして宅地造成が始まった
○塚田大願君 やはりいまの答弁聞いておりまして私が問題を提起いたしましたのは、やはりそこを、その認識が私は非常に間違っているということで、私はあえてこういう質問、わかり切ったような質問をしたわけです。非常にこれは初歩的といえば初歩的、原則的といえば原則的な問題ですが、しかし認識がどのような認識に立つかということからやはり出発しませんと対策なるものは私は出てこないんじゃないか、そういうふうに考えております
○塚田大願君 今回の台風八号及び梅雨前線による被害というものがたいへん大きかったということは、この政府の資料でもはっきり出ていると思うわけであります。これは一番新しい資料のようでありますが、これを拝見いたしましても、死者・行くえ不明合わせて百二十一名、その他、山くずれだけを見ましても四千六百五十七カ所というたいへん大きな災害だったと思うわけであります。 特に今回の災害の場合、私ども一つの特徴といたしまして
○塚田大願君 ところが、この農林省のこの諮問の数字というのは、先ほどからもいろいろ意見がありましたが、要するにやはり一つの政治的なもので、科学的な根拠というものにはたいへん薄い、こういうふうに私ども考えておるんです。と申しますのは、きのうも米審の会場での団交の中で渡辺政務次官が、とにかく去年どおりの試算でいくと大体二〇%ぐらいなんだと、しかし今度は二五・五%までしたんだと、こうおっしゃっておるんですね
○塚田大願君 いまの総理のこの意見というものは、直接農林省に反映していないようですけれども、これはだれが考えても常識的なことなんで、春闘相場が三二・九%ということから考えれば、これは当然のことで、特に総理が政治的に選挙の中で発言をしたというふうなものではないと私は考えるんです。ですから、少なくとも政府の最高首脳者がこう言われておるので、やはりこの辺で私はひとつ農林省は考え直してみる必要があるんじゃないかと
○塚田大願君 だいぶ論議が行なわれましたので、私もあまり重復しない範囲でお聞きしたいと思うんです。 やっぱり、先ほどからお話がありましたように、今度の諮問の二五・五%、それはもうとても農民が納得できるような数字ではない。これははっきりしていると思うんですが、特に、いまお話が出ました労賃の問題なんかも、私は、今度のこの諮問、試算の場合に、たいへんやはり一番大きい矛盾じゃないかと思っているんです。そこで
○塚田大願君 私が申し上げるまでもなく、ただいま議題になりましたこの日本電電公社経営委員会というのは、たいへん大きな権限を持った機関であります。予算その他事業計画あるいは資金計画、これが全部経営委員会にかかるわけでありまして、それだけに、このただいま提案されました人事というのは、私は非常に重大な問題を含んでいると思うのであります。 と申しますのは、いまもいろいろお話がございましたが、小佐野賢治氏は
○塚田大願君 不公平にならないといっても、現実にはこれはなるわけです、明らかに金額は違うわけですから。しかし、年金保険料だけは同じように掛けろと。この制度はそもそも少し私はおかしいと思うんです。ですから、いま局長もちょっとおっしゃったけれども、この年金のそもそもの発足の目的が、やはり農業経営の近代化、農地保育の合理化、こういったいわば政策目的に沿って出されてきた。ですから、私は、こういう矛盾がどうしても
○塚田大願君 いや私が聞いていますのは、その内容はわかっています。でなくて、この不公平さという問題なんです。つまり六十歳前に移譲した人は、六十歳から六十四歳まで三万五千二百円の年金をもらえる、それから六十五歳以降も三千五百二十円もらえると、そのほか老齢者年金とか国民年金、こういうものがもらえるわけですね。ところが、その経営を移譲しなかった場合、あるいはおくれた場合、この人たちは、同じ年金を払っておるんですけれども
○塚田大願君 私は、最初に農業者年金についてお伺いしたいと思います。 この農業者年金は、発足の際にも問題になったことでありますけれども、この年金は、経営移譲年金というものを主体にしております。したがって、この経営の移譲の可能性の少ない人にとりましては、これは同じ保険料を払っていながら差別があるではないかという問題であります。これはもう当時から、すでに問題になったところでありますけれども、今回の給付水準
○塚田大願君 私は一楽さんに一つだけお伺いしたいのですが、実はここに一冊の報告書があるのですが、これは昨年の八月、農林年金中央共闘会議、農林年金労働組合で出されました「農林年金受給者の生活実態」という報告書がございますが、これを見ましてちょっとわからないところがあるので、知恵を聞かしていただきたいと思うのです。 実はこれを見ますと、年金受給者の就業状態というものがまず一つございます。この就業状態というものを
○塚田大願君 農林省としてはそれなりにいろいろ努力されておる面があると思うのです、確かに。いまおっしゃったような共同苗しろであるとか、あるいは委託苗しろであるとか、あるいは共同育苗事業というようなことをやっていらっしゃるのはけっこうだと思うのですが、ただ、こういう事業で問題になりますのは、やはり補助の対象というものが非常に範囲が限定をされるのがひとつ問題ではないかと思うわけであります。そこで、いまおっしゃったいろいろ
○塚田大願君 私この間の質問のときに、わざわざ「北越雪譜」という有名な本でありますけれども、その一節を読み上げて紹介をいたしましたが、きょうはその「北越雪譜」は持ってまいりません。あまりペダンチックになってもいけませんから、持って来ませんが、あの「北越雪譜」の中にも、融雪期の災害ということについても相当詳しく書いてあるのですね。昔のことでしたから、いまのように護岸工事なんかありませんから、川がはんらんをする
○塚田大願君 私は、三月六日の当委員会におきまして、豪雪対策についていろいろ質問をいたしました。その際、雪害というものがどういうものであるかという基本的な問題、基本的な認識について大臣にも御質問申し上げました。従来のこの雪害というものは、風水害などと比べて、いわば災害というふうな認識ではないと、これではいかんのではないかという立場から質問いたしましたが、その際小坂大臣から「今度のような豪雪の状態は、
○塚田大願君 いまの私の質問ですけれども、港湾局はどうも資料がないというが、だったら水産庁何かそういう資料お持ちですか。
○塚田大願君 まあ確かに最近公害規制の法律もずいぶんできましたし、社会的な世論もそういう方向でこれを推進しておると思うわけでありますが、しかし、この漁業という側面あるいは水産という面から見ますと、あまりにも後手に過ぎたんじゃないかと私は思うんです。もちろん、水産庁としては、あるいは農林省としてはそれなりにいろいろ苦慮されておったと思うんですけれども、現実には押しまくられたと、まあ早く言えば、そういうことだと
○塚田大願君 今回提案されました沿岸漁場整備開発法案でございますが、この法案を拝見いたしますと、その第一条におきましては、「沿岸漁場整備開発事業を総合的かつ計画的に推進するための措置を講ずる」、あるいは「水産動物の育成を図り沿岸漁場としての生産力を増進するための事業を推進することにより、沿岸漁業の基盤たる沿岸漁場の整備及び開発を図り、もつて沿岸漁業の安定的な発展と水産物の供給の増大」をはかりたいと、
○塚田大願君 いまの御説明で、いわば防風とか飛砂防止であるとか、防霧であるとか、いろいろ兼種しておるということは当然考えられるわけでありますが、少なくとも、この保安林種にこういうきちっと規定がある。ところが数字はゼロだ。これは、今後いろいろ考えるとおっしゃるんですか……。 もう一つお聞きしたいのは、じゃ、こういう規定が全くいままで無用だったのか、つまり、かつてはこういう防雪保安林というものは全くなかったのかどうか
○塚田大願君 先回、森林法の改正にあたりましても、いろいろ保安林の問題につきまして質問をいたしましたが、今度のこの保安林整備臨時措置法の改正の本案の提案理由説明を拝見いたしますと、たいへんやはり当然なすべきことが書いてございまして、私は、この趣旨そのものには賛成であります。たとえばこの補足説明の中にございますけれども、「その第一は、森林の環境保全機能等に対する国民的要請の高まり」の中で、こういう要請
○塚田大願君 私は、日本共産党を代表して、ただいま審議中の内閣提出にかかる農用地開発公団法案に対する修正案の提案理由及びその概要を御説明申し上げます。 案文は、お手元にお配りしておりますので、御一読をお願いすることといたしまして、私の朗読は省略さしていただきます。今日、食糧を第二の石油にするな、と言われているように、これまで政府が推し進めてきた大企業優先の高度経済成長政策のもとで、農業の破壊、農家経営
○塚田大願君 この政策問題で議論をしておれば、これでもう私、半日や一日かけなければならないと思うぐらい、非常に重要な問題だと思うんです。たとえばいま大臣が生産性を、国際的なこういう状態の中で国内の自給をはかっていかなければならないと。これはもう当然そうでなければなりませんが、その場合に、乳価一つ考えてみても、消費者のことも考えなければいけないと、それはそのとおりです。消費者の立場も重要な問題で、私どもは
○塚田大願君 いま大臣がおっしゃるように総合的にやらなければならない。それはそのとおりだと思うのですが、ただ、今日のようなこの深刻な事態を生んだ原因というものについて、やはりもっと科学的な深い分析がありませんと、いままでやってきたけれども、あまりうまくいかなかったから今度はこの手だ、あの手だと、手ばっかり先へ出るようなそういう農政では、現実にネコの目農政なんでいうような悪口まで言われているというのが
○塚田大願君 実は私も三時間ぐらい質問したいと思っておったんですけれども、どうもそうはいかないらしいので、ごくしぼって質問申し上げますから、答弁も簡潔にお願いしたいと思うんです。 まず最初に、今度の法案の目的ですけれども、拝見いたしますと、未利用地を開発をして、農畜産物の安定的供給と経営の合理化をはかる、こういうふうにうたってございます。 〔委員長退席、理事高橋雄之助君着席〕 書かれておる目的
○塚田大願君 簡潔でいいですよ。
○塚田大願君 いま検討を加えるというお話しでありますが、もう少し私は具体的に材料を出して質問したいと思うんです。というのは、いま軟式野球というのがたいへん国民の間に人気がございます、御承知のとおり。ここに、たとえば富山県の例でありますけれども、軟式野球連盟に加盟しているチームというのは、約五百チームある。ところが、調べてみましたら、同じ富山県下にこの軟式野球チームはその約十倍、五千ある。ところが、軟式野球連盟
○塚田大願君 文部省は、去る三月十二日付で、「国民体育大会の開催及び参加について」という通知を、各都道府県にお出しになりました。私はこの問題に関連して、国体のあり方について、若干質問したいと思うわけであります。 私は国体というものは、国民の体育、スポーツの発展、それに役立つものでなければならない、こう考えておるわけでありますが、これは文部省としても、当然このことは前提にして考えられていると思います
○塚田大願君 いろいろ言い分もおありのようですけれども、どうもその実態を見ますと、これは私、しろうとですけれども、地元では、いろいろ専門家にも意見を聞きましたけれども、これはとにかくむちゃくちゃだという意見でありました。そこで、これはいまその実態の一部分だけを紹介しただけですけれども、私は、これからお聞きしたいのは、いまの写真にもありますけれども、林道の新設による崩落というのがものすごくある。これはもう
○塚田大願君 いまのお答えを聞きますと、まあ国有林というのは非常に模範的にやっておられるという感じがするわけです。いわば優等生の答案みたいなお返事ですけれども、どうもしかし、実態がはたしてそうなのかどうか。たとえばまあ最近新聞など幾つか見ましても、たとえば林野庁は、「株式会社伐採庁」であるというふうなことも書いてありますし、あるいは「ばさばさ切って大幅黒字」というふうな、この批判も、相当いろんな新聞
○塚田大願君 政府は、今度の法改正で、森林の健全な維持、育成をはかろうと、こういう趣旨でございますが、これは確かにいま大資本あるいは大企業によります森林の乱開発を規制するという意味におきまして、私は一定の歯どめの役割りを果たすだろうと思うわけであります。しかし問題は、この法の精神というものが、ほんとうに生かされていくかどうかということが、やはり非常に重要な問題じゃないかと考えるわけです。 そこで、
○塚田大願君 では具体的にお伺いします。いまのお答えですとやむを得なかったのだ、やむを得ないのだ、こういうふうな説明でありますが、では、この法律の施行令第四条、農林大臣及び通産大臣は、次の表の上欄に掲げる者に対し、それぞれ同表の下欄に掲げる事項について報告を求めることができるということがございます。が、これはこれに基づいて今回の値上げに際しましては報告を求められたのかどうか、このことをお伺いします。
○塚田大願君 抵触しない、妥当であるというお答えでありますが、しからば、その根拠は一体何ですか。何がゆえに妥当であり、何がゆえにこの条項に触れないのか。法律にはちゃんとここに書いてある。そのためにこういう法律がある。ところが、今回はこういう異常な異例な値上げをしたということは大臣も認めておられるわけでありますけれども、こういう異例なことがこの条項に抵触しないというその根拠は何でありますか。
○塚田大願君 今回の肥料の値上がりの問題につきましては、いままでだいぶ論議が尽くされまして、やはり今度のこの肥料の一連の値上げが日本の農業にどういう大きな重大な影響を持つかということは、もう明らかになったと思うのでございます。 そこで、私はまず問題をしぼりまして、硫安のことについて質問したいと思うわけでありますが、このたびこの硫安は尿素と同じように一六・三%の値上げが行なわれましたが、この硫安の値上
○塚田大願君 この積寒事業としてのこの補助率が、大体まあそういうふうになっておるんだという説明ですが、ところが直轄の場合これは国が三分の二で、残りが地元三分の一というのですが、それは市町村が持つんですね、その三分の一。こういうふうになっておる。で、その市町村がどういうふうに割り当てるかというと町がその五〇%、住民が五〇%、受益者負担ということで住民にまで負担がくるのですね。ところが住民にいたしますと
○塚田大願君 長官はたいへん積極的な姿勢を示していただきましたので、その点ではおそくなっても現地の人たちはとにかくもう三月になりましだ、しかしおそくないのだ、いまからでもその災害救助法の適用にしてもおそくないのだということを言っておられまして、事実現地へ行きますとまだ屋根と同じくらいの高さで雪が積っておる、山間地では。たいへんなことです。ちょっと東京では想像できない、そういうところで暮らしておられる
○塚田大願君 私もこの間のこの当委員会の視察派遣で、新潟県の豪雪を視察してまいりました。確かにことしはたいへんな豪雪でありまして、私も新潟の生まれで新潟に育ちましたから、雪には別に驚かないほうでありますけれども、さすがにことしはたいへんな豪雪だという実感を持ちました。 そこで、私視察してまいりまして私なりの結論でありますけれども、やはり一番中心問題というのは、個々の対策も必要でありますけれども、一番大切