○堀口説明員 これは運輸省の所管でありますので、私からお答えさせていただきますが、先ほど先生の御指摘になりましたとおり、四十五年の十号台風以後、われわれのほうも一生懸命、延々浦戸湾の二十二キロの全延長にわたりまして、同時に全部一斉にスタートして、約百億円の金をかけて現在防災事業を続行中でございます。
問題の竹島川でございますが、この地点におきましては、大型の排水機場でございまして、しかも河川にかけておるというところでございまして
堀口孝男
○堀口説明員 護岸の長さと水たたきのこわれた幅が合致してないではないかというのがまず第一の問題だと思います。先ほど申しましたように護岸……(三浦委員「そんなことじゃないよ」と呼ぶ)いや、そういうことでございます。われわれの工学上の経験から申し上げているわけでございます。つまり前面の護岸から吸い出されるという部分があった場合に、その背後の土砂がなくなってしまう。そうしますと上から波にたたかれますので、
堀口孝男
○堀口説明員 四十六年の十九号台風で破壊したときのものでございますか。その破壊した部分も含めて、すべて工法上からきます場合に、まずその護岸の構造でございますが、水たたきの真下くらいまで護岸構造があります。したがって、その護岸には継ぎ目がいろいろございます。つまり前から波が作用しますと、波の圧力がマイナスになりますので、そこから砂が流出してしまう。それを防ぐためには、すなわち護岸の安全を保つためには、
堀口孝男
○堀口説明員 ちょっとお尋ねいたしますが、いまの御質問は、四十六年の台風十九号に基づくときの護岸のうしろにございます水たたきの復旧のことを申されておるのでございましょうか、それともそれ以前のものでございましょうか。
堀口孝男
○説明員(堀口孝男君) 今回の被害は、港湾の被害が一番大きいものでございますので、まず港湾のほうから申し上げますが、先ほど小宮山副長官からお話がございましたように、現在、今週の月曜日からでございますが、一週間にわたりまして地震班と津波班を編成しまして技術調査をいまやっておる最中でございます。これが七月一日に帰ってまいりますと、そのあと部内におきまして検討を加えまして、七月の九日から緊急査定ということで
堀口孝男
○堀口説明員 申し上げます。港湾の全体の被害でございますが、これは北海道では四億三千三百万程度でございまして、それから本日、内地のほうの青森県のほうで約二千万程度出ております。それで北海道のほうでは、言うまでもなく花咲港にほとんど集中しておりまして、岸壁の被害でございますが、いわゆる西浜岩壁と申しますメインの岩壁でございますが、これが約四百六十メートルにわたりまして——地震時の災害におきますものは、
堀口孝男
○堀口説明員 海岸保全事業は、去る昭和三十四年の伊勢湾台風以来本格化してまいりました事業でございます。したがいまして、歴史は非常に浅いわけでございますけれども、先生御要望の資料等は完備してございます。先生は昨日まで北海道におられまして、急遽委員会の前に先ほどのお話を聞きましたので、さっそく資料をつくりまして、後刻また先生のほうにお届けしたいと思っておりますが、それでよろしゅうございましょうか。
堀口孝男
○堀口説明員 今回の根室半島沖地震に対しまして、その被害の重大性にかんがみまして、地震に対する対策それから津波に対する対策等に非常に重要な問題を含んでおりますので、われわれといたしましては、さっそく技術研究所をまじえて調査団を編成し、来週早々にでも現地に参りまして、今回の被災原因と復旧の工法、津波をいかに防ぐべきかということにつきまして技術的な調査をいたしまして、実際の復旧工法並びに津波対策事業——
堀口孝男