1975-06-18 第75回国会 衆議院 地方行政委員会 第26号
○堀内参考人 テクニカル・アセスメントのレベルが信頼すべき水準までいっておるかどうかという御質問でございますが、これは世界の他の分野に比べてということかと思うのでございますが、率直に申しまして、たとえばほかの生産部門での総合的なテクニカル・アセスメントに比べるとやはり立ちおくれておると申し上げなければならないと思います。個々の技術、たとえばあるタンクならタンクの建設技術であるとか、ある化学反応を制御
○堀内参考人 テクニカル・アセスメントのレベルが信頼すべき水準までいっておるかどうかという御質問でございますが、これは世界の他の分野に比べてということかと思うのでございますが、率直に申しまして、たとえばほかの生産部門での総合的なテクニカル・アセスメントに比べるとやはり立ちおくれておると申し上げなければならないと思います。個々の技術、たとえばあるタンクならタンクの建設技術であるとか、ある化学反応を制御
○堀内参考人 お答えいたします。 一元化がよいかどうかという御質問でございましたならば、やはり防災行政を一元的に運用されるのが制度として望ましいことは申すまでもないとお答えしたいと思います。私、法律や制度のことは暗うございますが、もともと通産行政と申しますのは、明治以来わが国が富国強兵と申しますか、そういう目標を掲げて、近代国家の列に加わるべく、大急ぎで産業立国を目指したときには、産業育成の使命がございまして
○堀内参考人 ただいま御指名の堀内でございます。 私は、ただいま京都大学で、建築物とその集まりでできております都市に関しまして、防災問題特に火災の予防、防火、避難といったことを専攻いたしておる者でございます。 本日は、当委員会で石油コンビナート等災害防止法案というのが御審議になることになりまして、参考人として意見を述べるようにということでございますので、時間を二十分ぐらい拝借いたしまして私の意見
○堀内説明員 お答えいたします。 石油タンクからの出火が何か石油タンクの構造と関係があるのでないかという御質問でございますが、私どもも事件直後から鋭意その原因の究明に努力いたしておりました結果、ほぼ原因はやはりそういう構造上の欠陥に基づくものであろうとただいまのところは推察いたしております。詳しくは、模型をつくりまして実験をいたした上で結論を導きたいと考えておるのでありますが、現在その模型をつくるべく
○堀内説明員 お答えいたします。タンクの構造自体は鋼板でできておりまして、それ自体ももう電気の良導体でございまして、アースが完全にできておるわけでございます。そのほかにも設置のためのアース装置ももちろんつけてあるわけでございます。それで静電気が、ああいう不良導体の原油と申しますか、石油類に運動のために起こりまして、それと大地を伝わって鋼板タンクの壁体との間に電位差が起こりました場合には、完全にそこからのがれて
○堀内説明員 今回の昭和石油の原油タンクの出火原因についてお答えいたします。 私どもの研究所からも三名の技官を現地に派遣いたしまして、調査させまして、特に出火原因につきましては重点的に調査するように命じておったのでございますが、その者も帰りまして報告も聞き、研究所をあげてその原因の検討をただいまやっておる最中でございます。ただ、正確なことは現存まだわかっておりませんが、推定されます原因は、先ほどもおっしゃいましたように
○堀内説明員 私からただいまの御質問に対するお答えを補足させていただきます。 空中からの消火方法はただいま川合次長が申しましたように、世界的にまだ開発されておりません。ただアメリカの西部海岸、カナダ地方には、森林火災に対しまして、空中から水を主体といたしました薬剤をまきまして、一部消火と申しますか、小規模な火災ならば制圧するという程度の実行はやっております。その程度でございまして、普通の木造家屋の