1952-06-06 第13回国会 参議院 外務委員会 第38号
○専門員(坂西志保君) 次は陳情一〇六六号でございまして熊本県大矢の原演習地接収反対に関する陳情であります。陳情者は大分県議会議長岩崎貢氏であります。最近熊本県大矢の原演習地を拡張し、これに大分県久住町、白丹村及び都野村の地域を含めて在日米軍の演習地として接収される由伝えられているが同地帯は、県営久住種畜場を始め一千八百町歩に亙る広大な牧野を有し、大分県畜産の中心地であり、一方阿蘇国立公園の一環として
○専門員(坂西志保君) 次は陳情一〇六六号でございまして熊本県大矢の原演習地接収反対に関する陳情であります。陳情者は大分県議会議長岩崎貢氏であります。最近熊本県大矢の原演習地を拡張し、これに大分県久住町、白丹村及び都野村の地域を含めて在日米軍の演習地として接収される由伝えられているが同地帯は、県営久住種畜場を始め一千八百町歩に亙る広大な牧野を有し、大分県畜産の中心地であり、一方阿蘇国立公園の一環として
○専門員(坂西志保君) 次に請願二〇四六号、佐世保船舶工業株式会社に旧佐世保海軍工しよう第四ドツク使用許可の請願、請願者は長崎県佐世保市議会議長辻一三外一名でありまして、紹介議員は藤野繁雄君、秋山俊一郎君であります。現在接収中の旧海軍工廠第四ドツクは、佐世保船舶工業株式会社がが多額の経費をかけて管理保全並びに運営しているのでありまするが、同社は、米国趨大型油送船及び鉱石運搬船の引合を受けていながら、
○専門員(坂西志保君) 安全保障条約締結に関する請願陳情が出ておりますから、それを一括して申上げます。請願第八五九号、安全保障条約締結に伴う横須賀駐留地域決定に関する請願、請願者神奈川県横須賀市長石渡直次、紹介議員、三木治朗君、山田節男君、岡本愛祐君。戦前横須賀にはみるべき産業がなかつたが、現在七十余の会社工場が操業しており、又旧軍港の一部(長浦港)は貿易港として戦後の日本経済に重要な地位を占めるに
○專門員(坂西志保君) 第四百三号、奄美大島及び沖繩、小笠原各諸島に日本行政行使の陳情であります。陳情者は東京都千代田区有楽町二ノ二石川ビル内沖繩諸島日本復帰期成会内、船越義英ほか二十三名であります。奄美大島、沖繩諸島及び小笠原諸島は、固有の日本領土であつて、講和條約にも日本の領土権は放棄されておらず、いつかは日本の行政下に復帰することが約束されているのであります。而して他日日本に完全復帰の際、円転滑達
○專門員(坂西志保君) これは一橋大学や国立音楽大学の附近に、売春のために使うホテルなんかが今建ちかけておりますから、今後そういうことがないように、行政協定の中に一項を加えて頂きたいという請願でございます。
○專門員(坂西志保君) 在日朝鮮人の出入国管理令適用除外等に関する請願でありまして、請願者は、東京都台東区御徒町三ノ六在日朝鮮人商工会内の池来漢外二名でございます。紹介議員は、赤松常子君。日本政府は、昨年十月四日附で出入国管理令を制定し、十一月一日から施行しているが、同政令によれば、大部分の朝鮮人の永住と既得権の維持を困難にしているばかりでなく、貧困者を含めた大部分の朝鮮人を強制退去させることを規定
○專門員(坂西志保君) 陳情第百三十五号、奄美大島の日本復帰に関する陳情、陳情者は奄美都島知事中江実孝氏外一名でございます。奄美大島は、日本が侵略又は征服によつて獲得したものでなく、有史前から民族的にも歴史的にも日本の純然たる領土として数千年来日本国民と運命を共にして来た最古の島であるから、当然日本に復帰すべきものである。若し不幸にして復帰が遅延し、或いは噂のごとく信託統治に関する問題が米国より提案
○專門員(坂西志保君) 次は陳情第九十三号でありまして、米国まぐろ関税問題に関する陳情。陳情者は東京都千代田区丸ノ内三ノ一四日本商工会議所会頭藤山愛一郎氏であります。米国まぐろ関税法案は、先に下院を通過して、上院財政委員会の審議に移され、同委員会は本年一月の議会再開を待つて公聴会を開く予定と伝えられるが、我が国は米国におけるまぐろ罐詰関税の国定税率復帰により、その輸出を阻止され、更に今回の生鮮及び冷凍
○專門員(坂西志保君) 台湾引揚者の接収財産返還に関する請願が三通来ておりますから、これをまとめて申上げます。請願第三十一号、秋山俊一郎議員の紹介で、請願者は長崎県佐世保市役所内浜崎優二氏外三名です。台湾引揚者は多年に亘つて築いた地盤と資産を残したまま内地に引揚げたのでありまして、無一物のために引揚後の生活は血のにじむような辛苦に喘いでいるのでありますから、講和条約の締結されたこの際、一、在外接収財産
○專門員(坂西志保君) 次は請願第七百八十二号でありまして、南洋群島グリニツチ島りん鉱採掘促進に関する請願であります。請願者は東京都大田区調布嶺町二ノ六二南洋殖産株式会社常務取締役中原善之助、紹介議員は高橋進太郎氏であります。平和条約の締結によつて、旧委任統治領は新たに米国の信託統治領となり、旧委任統治領における企業開発は、日本政府と米国占領軍の特別協定によつて行われる由でありますが、我が国現下の肥料事情
○專門員(坂西志保君) 領土に関する請願三つまとめて申上げます。 請願第千二百四十五号、奄美大島諸島の日本完全復帰等に関する請願であります。請願者は埼玉県浦和市岸町六ノ九五西田当元、紹介議員は前之園喜一郎氏、木内キヤウ氏、佐多忠隆氏、徳川宗敬氏、黒川武雄氏、草葉隆圓氏、石川榮一氏で、奄美大島が一日も早く日本へ完全復帰されるよう措置せられると共に完全復帰が実現される前の緊急措置として、一、日本と奄美大島間
○專門員(坂西志保君) この表にあります請願第九百七十五号からであります。請願第九百七十五号、オーストラリアマヌス島戰犯者の内地送還に関する請願でありまして、請願者は山梨県中巨摩郡源村町河西豊一郎外六百八十五名、紹介議員は小宮山常吉さんであります。山梨県中巨摩郡源村出身元陸軍大尉飯野茂は、昭和十七年予備役にて召集を受け大隊副官として南方從軍中、俘虜輸送中の責任を問われて終戰後戰犯者として重労働十年を
○専門調査員(坂西志保君) それはアメリカ側から特殊な要求がございまして、例えばフランスの建設のために、フランスの或る地区の建設のために、特別の人をドイツから選んでそうして渡して欲しいとか、或いはイタリーから何万人の人を或る期限を限つてフランスの建設のために寄越して呉れというふうなことは國聯を通して欧洲ではやつておるのでございます。それからアメリカでは講和條約の結ばれる前から、特殊な人に限つては政府
○専門調査員(坂西志保君) 私の判定というよりも、むしろ理事の方と事務の方と相談いたしまして、そういうふうに取計らいたいと思います。
○専門調査員(坂西志保君) 只今まで外務省から入りました資料のうち、一番多いのは三十五部、その次は二十四部、十部、七部、五部というふうなのが主でございまして、多いのはできるだけ皆様に配付いたしますが、部数の少いのは一部特別にこの報告に興味を持つていらつしやる方、又御参考になりそうな方に差上げることにいたしたいと思います。それから極く僅かなのは、阿南さんの方で整備して、いつでも皆さんが御覧になれるようにしたいと