1963-06-20 第43回国会 衆議院 法務委員会 第25号
○坂根参考人 それでは改正点は御存じと思いますから、省略をいたしたいと思います。 これらの改正のねらいは何かというと、一つには、必要に応じてねらいを定めて弾圧できるようにするということであります。先ほど述べたように、労働争議の中の刑事弾圧の罪名は、傷害がトップを占めております。これらはたいていの場合全治三日間の打撲傷などといってつくり上げられた事件が多いのです。いままでの弾圧事件を見ると、目的は闘争
○坂根参考人 それでは改正点は御存じと思いますから、省略をいたしたいと思います。 これらの改正のねらいは何かというと、一つには、必要に応じてねらいを定めて弾圧できるようにするということであります。先ほど述べたように、労働争議の中の刑事弾圧の罪名は、傷害がトップを占めております。これらはたいていの場合全治三日間の打撲傷などといってつくり上げられた事件が多いのです。いままでの弾圧事件を見ると、目的は闘争
○坂根参考人 私は改正案に対して絶対反対であり、政府に対して本改正案の撤回を要求します。 私がこの改正案に反対する理由は二つあります。 第一に、暴力団に対する取り締まりをほんとうに強化しようとするのであれば、このような法改正をこのように急いでやることを必要としない。まず何よりも警察行政の姿勢を正し、政治の姿勢を正すことによって、現行の刑罰法令のもとで十分にその目的を達することができると思うからであります
○坂根参考人 ただいまの点、第一点の事実であるかどうかということでありますが、これは、やがてまた法廷等でも明らかにしたいと思っておりますけれども、六月二十二日には、確かに署長に面会を求めましたが、署長はまた面会をいたしております。その間、記録も残っておりますけれども、そういう事実もありまして、署長の方が面会に応じておるような実例もあります。 それから第二号の七月の十六、十七日でございますか、この日
○坂根参考人 ただいまの御質問にお答えしたいと思います。これは、何か国税庁から送達されました処分の理由通知書と申しますか、それによりますと、私の場合、宇都宮税務署におきまして職場大会が行われましたけれども、これの指揮者として、指導的役割を演じたということが第一点のようです。それから第二点は、時間内に職場で何か二、三分演説をした。こういう大体二点になっておるようです。そういうふうな理由でありまして、問題
○坂根参考人 全国税の坂根でございます。ただいまの横山先生の御質問にお答えをいたしたいと思います。 第一点は私どもの運動の方針が転換をいたしたのかどうか、こういう御質問でありますが、この点は方針の転換と申しますか、そういう点では確かに事実でございます。ただそれは、なぜそのように方針を転換をしたか。今長官からも、経済闘争から政治闘争、こういう非常に何と申しますか、私どもの真意でないところの御答弁がありましたけれども