1986-12-15 第107回国会 参議院 社会労働委員会 第7号
○参考人(坂本常蔵君) 国保の仕組みから私は申し上げたいと思いますが、国保と他の保険を考えてみますと、二十歳以下は大体同じぐらいですね、構成的に見ますと。二十歳から約五十五歳、六十歳、これはもう他の保険の方がうんと多うございまして、国保は少ない。これが五十五歳、六十歳の退職後になるとずっと今度は国保の方が多くなるんですよ、加入者で。ですから、老人の占める率は、先ほど申し上げたようにうんと多くなるんです
○参考人(坂本常蔵君) 国保の仕組みから私は申し上げたいと思いますが、国保と他の保険を考えてみますと、二十歳以下は大体同じぐらいですね、構成的に見ますと。二十歳から約五十五歳、六十歳、これはもう他の保険の方がうんと多うございまして、国保は少ない。これが五十五歳、六十歳の退職後になるとずっと今度は国保の方が多くなるんですよ、加入者で。ですから、老人の占める率は、先ほど申し上げたようにうんと多くなるんです
○参考人(坂本常蔵君) 糸久先生の質問にお答えをしたいと存じます。 私に対しましては、国保税滞納者に対する保険証差しとめみたいなことで収納率が上がるかどうか、これが一点と、ヘルス事業によって老人医療が軽減されるかどうかという、この二点だと存じます。 国保税の滞納者の内容を分析してもらう必要があると思うんです。要するに、国保加入者については低所得者がおりますが、国保税は上限、下限があることは御案内
○参考人(坂本常蔵君) ただいま御紹介をいただきました全国町村会長をいたしております茨城県玉造町長の坂本でございます。 まず初めに、諸先生方には、国民生活に関係の深い医療、年金、福祉などの諸問題について、日ごろ特段の御尽力をいただいていることに対しまして、衷心より敬意と謝意を表したいと存じます。 本日は、地方公共団体として行政の第一線に携わっている町村長の立場から、現在、当委員会で審議されております
○参考人(坂本常蔵君) お答え申し上げます。 実は、我々町村会といたしましてそれぞれ一割弱の町村についてはピックアップいたしましてその資料はとってあるわけであります。したがって、これで推計をいたしました資料はあるわけでありますけれども、我々町村会の退職医療が国保財政に及ぼす影響、度合いについての資料はただいまはここにはございませんが、町村会のところではピックアップで調査した資料はございます。これによりまして
○参考人(坂本常蔵君) 補助金の問題につきまして、六十年度に三省で御協議されているようなことで、その結果がどうなるであろうかということについては、我々も重大な関心を持っているわけであります。先ほども申し述べましたとおり、比較的町村についてはこのたびの措置というものが県や市よりは大変少ないわけでありますけれども、このことが我々小さい地方自治体、特に地方交付税に我々は依存しているわけであります。政府が補助金
○参考人(坂本常蔵君) 全国町村会長の坂本でございます。 本日は、補助率削減一括法案につきまして意見を申し述べる機会を与えていただきましてありが とうございました。厚くお礼申し上げます。 さて、ただいま市長会の代表の方から今回の補助率削減に伴う影響その他一般的な問題についてお話がありましたが、私ども町村のサイドから補助率削減問題を改めて見ますと、先生方も既に御承知のとおり、今回の補助率削減による
○坂本参考人 御案内のとおり、昨年は退職医療制度が発足したわけであります。十月ということになったわけでありますけれども、それ以前に当然我々は決まるものとしておったわけですね。こういうような一つの方向づけをされる法案がおくれますと、我々最末端の行政としては極めて困るわけでございます。 特に、先ほども私は御意見を申し上げましたが、公共事業の補助率削減の問題は、一般行政事務の補助率の引き下げとは性質が異
○坂本参考人 我々最先端の行政を預かっている者としましては、それぞれ所管省から一括で参りまして、じょうごの受け皿のように受けましてこれを出すようなものですが、いろいろ見てみますと、例えば自治省、厚生省に対しましても、同じ福祉関係あるいは国保関係を見ましても、それぞれ局、所管が違うわけでありますね。したがって、県等におきましても、それを受けまして我々町村に来るわけでありますが、大変迷惑する点が多いわけでありまして
○坂本参考人 全国町村会長の坂本でございます。 本日は、当院の参考人としてお招きくだされ、目下審議中の補助率削減法案について意見開陳の機会をお与えいただきまして、まことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。 さて、ただいま市長会の代表の方からお話がありましたが、実は私ども町村にとりましては、既に先生方も御承知のとおり、今回の補助率削減による影響は、町村全体としては金額的にもそれほど大