1955-07-09 第22回国会 衆議院 社会労働委員会 第38号
○坂本参考人 われわれが血を売らなければ生きていけないというこの現実ですが、もともとこの血を売らなければならないということは、われわれの生活が非常に低下してきたというところからきておるわけです。できれば、こんなものは売りたくないわけです。そこで、ありのままに一つ述べろという御質問でございますが、私が知っておることを一、二点申し上げたいと思います。 これは、大体職安の前にお行きになるとすぐわかると思
○坂本参考人 われわれが血を売らなければ生きていけないというこの現実ですが、もともとこの血を売らなければならないということは、われわれの生活が非常に低下してきたというところからきておるわけです。できれば、こんなものは売りたくないわけです。そこで、ありのままに一つ述べろという御質問でございますが、私が知っておることを一、二点申し上げたいと思います。 これは、大体職安の前にお行きになるとすぐわかると思
○坂本参考人 日雇労働者健康保険法の問題につきまして、私どもは全国の職業安定所に登録されて働いておりますおびただしい数のわれわれ被保険者の立場からいたしまして、過去一年間の被保険者としての経験の中から、私は一つ参考意見を述べてみたいと思います。 私どもは、疾病という問題に絶えず私どもの生活を脅かされております。それと申しますのは、私どもの生活環境が非常に不衛生である、つまり、病気が巣くう条件が非常
○坂本参考人 私どもの承知いたしている範囲では、現在大阪では、市が財政的に非常に困りまして、失対のわくを返上して来たということですが、そのために月の就労がほとんど十五、六日程度であります。そういうわけで、これもどうかと思いますが、いわゆる空認定という形で、失業保険をほとんど無制限にあぶれた人に出しているという報告を実は受けておりますが、ここでは手帳をほとんど無制限に出しております。それからその逆に、
○坂本参考人 私はこれから、一昨日本委員会におきまして、労働大臣並びに職業安定局長の御発言によりまして、失業対策一般並びに体力検定の問題について明らかにされた点がありますから、それらについて、これに対する私どもの意図をさらに具体的に明らかにして行きたいと思うのであります。第一の問題は、体力検定でありますけれども、本委員会における安定局長のお言葉を借りますと、強制紹介という言葉は私はいやだから使わないけれども
○坂本参考人 ただいま委員長より御指名にあずかりました全日本自由労働者組合の中央執行副委員長でございます。われわれの問題につきまして、われわれ二十五万の失業労働者、失対に働いておる失業労働者の立場を代表いたしまして、これから参考意見の陳述をいたしたいと思います。 私が今ここで申し上げたいと思いますことは、すでに皆様方も御承知かと思いますが、八月二十五日付労働省告示によりまして、私どもの失業対策に働
○参考人(坂本周一君) 只今の御質問でございますが、第一につきまして、就労日数二十一日、平均賃金二百七十五円で、従いまして五千七百円であるということについての御質問でございますが、それは輪番制紹介を現在やつておりまするが、輪番制紹介をやつておらないというところも全国にはあるわけでございます。それでその前にはつきり申上げたほうがいいと思うのですが、大体枠で申上げましたように、我々は、一応当局もそう言つておりますが
○参考人(坂本周一君) 只今の御質問でございますが、治山治水というような大きな工事に我々が入ると、こういうのではなしに、一応我々が考えまするのは、一応各地方自治体で以てやつている公共事業というのがあります。それは大体法令によりまして、失業者の六割を吸収せにやならんというようなこともありまして、それが果してそうかと言いますと、調べてみますと非常にその点があいまいであるわけです。そのようなものであれば、
○参考人(坂本周一君) それでは冒頭に代表の陳述をお許し下さいました議員の皆様に厚く感謝いたします。 一応代表という形で意見を陳述するのでございますが、何分にも単なる代表ということでやはり形式的になると思います。併し真意を十分御諒察願いたいと思います。 我々は先般来越年の処置に関しまして、政府当局並びに国会に対しまして陳情を続けて参つております。その前に我々がどのような苦しい立場に置かれているか