1961-12-19 第40回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
○坂口説明員 先ほど申し上げましたように、過剰在庫をかかえましたために、たばこは適正な在庫が必要でございますけれども、長期間貯蔵いたしますと、腐敗とか発黴とか、こういったことで非常に品質を落としますので、非常な在庫で悩んだわけでございまして、それで減反の計画を立てて四年間減反いたしました結果、現在では大体各種類を通じまして正常の在庫になって参ってきておるわけでございます。ところが長期的に将来を見て参
○坂口説明員 先ほど申し上げましたように、過剰在庫をかかえましたために、たばこは適正な在庫が必要でございますけれども、長期間貯蔵いたしますと、腐敗とか発黴とか、こういったことで非常に品質を落としますので、非常な在庫で悩んだわけでございまして、それで減反の計画を立てて四年間減反いたしました結果、現在では大体各種類を通じまして正常の在庫になって参ってきておるわけでございます。ところが長期的に将来を見て参
○坂口説明員 耕作人員は御説の通り非常に大幅に減って参っております。三十五年の三十二万七千百九人、三十六年が二十九万三千五百三十人、こういうことに減って参っておりますが、この内容を申し上げますと、一人当たりの耕作面積が非常に増加しております。これは主として労働関係でございますが、労働事情の比較的悪い耕作者で小反別の耕作者の方からたばこをやめていく人が多い、こういう結果一人当たりの面積は相当大幅にふえているわけであります
○坂口説明員 大体ただいま考えております増産計画は、昭和四十年までに各種類の合計におきまして八万ヘクタールのたばこの耕作を実施いたしたい、これは製造たばこの消費からこういった計算をしておるのでありまして、現在製造たばこの消費は、本年あたりは大体数量において八%程度伸びておりますけれども、長期的に考えます場合に、いろいろな方向から検討しまして、大体年率六%程度の伸びがあるのではないかということを計算いたしているわけでございまして
○坂口説明員 種類別の価格差を縮めるということでございますが、タバコは嗜好品でございます関係で品質によって商品価値が非常に違っておるわけでございますので、種類別の価格の差はおのずからこの商品価値から参っておるわけでありますが、等級間の格差をなるべく縮めるべきじゃないかという御要望が再々国会等で出ておるわけでございまして、これにつきましては、今回も相当大幅に圧縮したのでございます。結局、中下級品を値上
○坂口説明員 これは前回一月にきめましたときに、理論値が五・八七と出ましたのを、先ほど申し上げましたように、テーブルの関係で実施の面では六・〇七%の引き上げをいたしましたので、今回その計数の九九・八一というものはその差から出て参ったわけであります。
○坂口説明員 三十六年の一月にきめまして、それから九月に改定したのでございますが、その間におきます農産物の価格変動をとりまして、その農産物は従来からとっております米、麻、繭、カンショ等でございますが、その価格変動をとりまして、これと葉たばこの価格を均衡させようということで、いわば一月にきめました価格の手直しでございますが、分子の方に三十六年度農産物価格は三十三年から三十五年までの三カ年の農産物価格に
○説明員(坂口精君) 大体、この三十一年から三十四年くらいまでの間の減反は、大体計画的な減反でございます。三十五年並びに今年は、計画をいたしましたのよりは、ややこの希望の方が下回って参っております。また、ごく最近の耕作産地の気勢は相当落ちて参っておりまして、これはいろいろ農業の構造変化等も影響いたしまして、御承知と思いますけれども、タバコには公示面積、面積を公示いたしまして、それから耕作者が耕作許可申請
○説明員(坂口精君) 面積、生産量ともに落ちて参っておりますが、生産量の方は、これはいろいろな天候関係などもございますが、面積が落ちて参っておりますのは、戦後葉タバコは全く終戦直後にはゼロに近いところまで参ったわけでございます。それで御承知と思いますけれども、葉タバコは大体二年くらい貯蔵いたしまして、十分熟成いたしませんと製造原料に使えないわけでございまして、戦後全く原料を焼き尽くしまして、ストック・ゼロ
○説明員(坂口精君) 昭和三十一年から申し上げますと、昭和三十一年が七万六千三百三十二ヘクタールでございます。三十二年が七万二千五百二十八ヘクタール、三十三年が六万七千五百一ヘクタール、三十四年が六万一千八百四十ヘクタール、昭和三十五年が五万八千九百七十二ヘクタールでございます。三十六年は、ただいまから植付検査をやるわけでございますので、わかりません。量目、目方の方でございますが、三十一年が一億五千百九十七万六千
○坂口説明員 特別黄色種のことではないかと思いますが、ただいま、販売部長から、また副総裁からも答えましたように、何といたしましても味の豊富な葉たばこが日本にはできかねるのでございます。これは雨の多い気候のためでございまして、いろいろ試験研究機関を動員いたしまして、どうしたらアメリカの葉に近いような味が出るだろうかといろいろな研究をいたしておるのでありますけれども、どういたしましても天然の事情に差がありますために
○坂口説明員 価格の問題が根本と思いますが、これは審議会に諮問いたしまして適正な価格を出していただくということであろうと思います。 それから、現地におきましてただいま考えておりますのは、県段階と私の方の支所の段階、二つの段階で関係機関との協調をはかる。ただいま名前はまだ決定しておりませんけれども、たばこ耕作振興協議会、こういったような機関を設けまして、関係機関と十分協調いたしまして増反をはかって参
○坂口説明員 ちょっと私から申し上げます。 実は、三十六年度の収納価格としてきまりました価格は昨年の九月の段階できまりましたものでございまして、耕作団体の方から、その後の物価その他の変動によって変更すべきではないかという質問が出たわけでございます。それで、収納価格の公示の中に、著しい経済上の変動がなければ改定はしないという備考がありますので、著しい経済上の変動があれば検討するという意味が含まれておるのでございます
○坂口説明員 この差は専売公社の方で作ったわけではございません。そういった生産費のファクターを採用いたしますと、自然に従来のこのアンバランスが表向に出て参りまして、バランスをとるためにそういった大きな差が種類類間に生じてきた、こういうことであろうと思います。
○坂口説明員 従来この葉たばこの収納価格決定にあたりまして、ピリティ指数を使いまして、これと他の農作物との均衡をはかる係数とによりまして決定をいたしておったのでございますが、どうしてもこの葉たばこの収納価格については生産費のファクターを導入すべきだ、こういう要望が強くなりまして、公社といたしまして当然この生産費は重要視すべきものだというふうに考えまして、三十六年度の価格から生産費を加味した価格算定法式
○坂口説明員 それについては、一時間当たりには計算をいたしておりませんが、三十四年度の生産費調査の結果によりますと、一日当たりのたばこ耕作家族労働報酬は、男女込みで金種類を平均いたしまして三百三十一円ということになっておりします。これが三十六年度価格の引き上げをいたしましたので、三十六年度は三百七十八円となる見込みでございます。
○坂口説明員 葉タバコの収納価格は、農業パリティ指数と、葉タバコに特に関係の深い他の農産物、米、麦、カンショ繭、これとの価格均衡をはかりますための調整係数とを加えまして、それで価格を算定いたしております。その算式がございますけれども、ここではちょっと……。