1978-04-18 第84回国会 参議院 大蔵委員会 第14号
○説明員(土原陽美君) 公正取引委長会は景表法というのを運用しておりまして、そこで不当表示を規制しておりまして、特に表示義務を付するということは規定しておりませんけれども、不当表示を予防するという観点から公正競争規約というのを業界につくっていただいて、そこで表示義務をするということをやっております。 清酒の場合には、日本酒造組合中央会が中心となりまして、公正競争規約ではございませんが、その過渡的な
○説明員(土原陽美君) 公正取引委長会は景表法というのを運用しておりまして、そこで不当表示を規制しておりまして、特に表示義務を付するということは規定しておりませんけれども、不当表示を予防するという観点から公正競争規約というのを業界につくっていただいて、そこで表示義務をするということをやっております。 清酒の場合には、日本酒造組合中央会が中心となりまして、公正競争規約ではございませんが、その過渡的な
○説明員(土原陽美君) いま先生からお話がございましたように、無品表示法に基づきます公正競争規約を検討するようにということで、洋酒業界、特にウイスキーにつきまして指導をやってきたところでございますが、昨年の暮れから業界におきまして従来技術者専門に、技術者が中心となりまして検討をやってきたものを営業者、営業担当者が中心となった会議で検討するというようなことで、現在規約の案をつくりつつあるというふうに聞
○土原説明員 酒類の表示につきましては現在、清酒につきましては、業界の自主基準におきまして、原材料表示とか製造年月日の表示をしております。また、洋酒の業界に対しましては、いまのところ原材料表示等行っておりませんけれども、表示を適正化するために景品表示法に基づく公正競争概評規約というものを設定するように指導しているところでございます。 なお、景品表示法は不当表示を禁止しておりますから、酒類の表示の中
○説明員(土原陽美君) ウイスキーの表示につきましては、かねてから業界に対しまして表示を適正化するようにということで検討を要請しておりまして、業界の方でも昨年あたりから景品表示法に基づきます公正競争規約を設定するという方向で検討を開始しております。現在のところ、まだ案がわれわれの方に示される段階に至っておりませんが、公正取引委員会といたしましては、できるだけ早く規約が設定されますように、業界の方に積極的
○土原説明員 いま御指摘がございましたように、食肉について公正競争規約を設定しておりますのは東京都ほか四府県、それから先生おっしゃいました以外に愛知県がございます。現状は、このように六都府県でございますが、現在設定を検討中、作業を進めておりますものが北海道初め数県ございます。 私たちといたしましては、こういう公正競争規約が全国的に設定されるようにということで、従来から指導しておりますけれども、今後
○土原説明員 独占禁止法は、法律によりましてその適用が除外されていない場合には原則としてすべて適用があるという考え方になっておりまして、バスやタクシーの料金は、御指摘ございましたように、認可料金になっておりまして、独禁法の適用除外になっているわけでございます。そういうような適用除外になっていない分野につきましては、価格協定を結ぶということは独占禁止法に違反するという考え方になっているわけでございます
○土原説明員 独占禁止法は公正かつ自由な競争によりまして、できるだけよい製品をできるだけ安い価格で供給するということを目的にしているわけでございます。したがいまして、自動車整備業界につきましても、各事業者がそれぞれ自己の判断と責任におきまして整備技術の向上を図る、あるいは良質のサービスを提供する、かつ適正な料金を設定するということを期待しているわけでございます。
○土原説明員 お答えいたします。 日本自動車整備振興会連合会及びその傘下の地区振興会におきまして標準作業料金というものを定めておりましたが、これは独占禁止法第八条第一項第一号、この規定は競争を実質的に制限することを禁止している規定でございますが、この規定に違反するおそれがございましたので、連合会に対し警告をしたわけでございます。