1952-01-31 第13回国会 参議院 通商産業委員会 第4号
○参考人(園原巌君) 我々の予定しておりますのは、自由販売にした場合に、一グラムあたり六百円見当ならば行けるという見込でございます。それで産金量五トン幾ら、五トンといたしまして半分ですか、自由販売を許されるといたしますと、半量は四百一円、半量が六百円、平均しまして一グラムあたり五百円ということになります。これではコストは償わない、ただ現在よりは多少よくなるということであります。
○参考人(園原巌君) 我々の予定しておりますのは、自由販売にした場合に、一グラムあたり六百円見当ならば行けるという見込でございます。それで産金量五トン幾ら、五トンといたしまして半分ですか、自由販売を許されるといたしますと、半量は四百一円、半量が六百円、平均しまして一グラムあたり五百円ということになります。これではコストは償わない、ただ現在よりは多少よくなるということであります。
○参考人(園原巌君) 我々がお願いしましたのは、先ほども説明申上げたように、今の国際情勢、国内情勢からしまして、政府当局もこれならばできるだろうという途をお願いしたのであつて、それだけで金山が収支償つて思い切つて増産ができるということは、先ほど申上げたようにもう期待できませんで、やはり根本的な対策としてはコストを償う程度の買上価格をきめて頂きたい。価格又はその差額を奨励金というような形でやつて頂かんと
○参考人(園原巌君) 私は産金業者を代表しまして国内産金業者の現状を申上げまして、その要望をお伝えし、国会において適切な施策をお願いしたいと存ずるのであります。 日本は昔からの産金国であります。マルコポーロは日本の産金の大なるに憧れて東洋旅行を思い立つたと言われるのであります。平泉の金色堂は往時の産金業の盛大さを如実に物語つておるのであります。最近におきましても産金奨励の施策の活溌であつた昭和十五年