1949-05-28 第5回国会 参議院 本会議 第37号
○國井淳一君 私は無所属懇談会及び農村出身議員諸君の眞実の氣持を代表いたしまして、ここに反対の討論をいたす次第でございます。(拍手) 私がここに反対するゆえんのものは、日本再建に最も必要な主要食糧を更に一層増産したいというこの熱意によつて反対をするのでございます。先程委員長から御報告がありました通り、今回関係方面から主要食糧確保につきまして重要な指令が発せられたことは御承知の通りでありまするが、その
○國井淳一君 私は無所属懇談会及び農村出身議員諸君の眞実の氣持を代表いたしまして、ここに反対の討論をいたす次第でございます。(拍手) 私がここに反対するゆえんのものは、日本再建に最も必要な主要食糧を更に一層増産したいというこの熱意によつて反対をするのでございます。先程委員長から御報告がありました通り、今回関係方面から主要食糧確保につきまして重要な指令が発せられたことは御承知の通りでありまするが、その
○國井淳一君 農林省に伺いたいと思いますが、今夕方電氣が來ないで大変困るというような話がありまして、それも非常に困りますが、もつと困つたことが起きておると思います。それは二十四年の目標としまして、新らしい開墾とそれから水の不足を補うための給水のポンプ、これを高い金を出して買つて、それから場所によつては七十尺も井戸を掘つて水を出そうとしていたところに、突然三十日程前に配電会社から電氣を送らない。それから
○國井淳一君 私は無所属懇談会を代表いたしまして、ここに上程されました食糧の増産確保に関する決議案に対しまして、満腔の賛意を表するため、且つは増産を阻んでおりまするところの二三の惡條件、これを指摘いたしまして、これを剔抉して貰うという考えから、ここに立つた次第であります。 私共は現在九原則の枠内にありまして、予算も決定し、それから政治もその線に副つて運営されておりますることは当然でございます。國民
○國井淳一君 畜産に関する地方税制の法律でありますが、この法律で二つ程お聽きして置きたいと思うのであります。一つは「畜産に関する農業協同組合」となつておりますが、この「畜産に関する」と特に謳っておるわけですが、畜産の事業を総合的に行なつておる協同組合ですね。総合的な事業を行なつておる協同組合、無論その中には畜産の仕事をやつておるわけですが、これにも本法は適用するがどうかという点、もう一つは、これは畜産局
○國井淳一君 兼岩さんにして頂く考えですが何でも東北に行くという話ですから、その場合には私参りますが、これはちよつと留保して頂きたいと思います。
○國井淳一君 十二日ぐらいで結構です。
○國井淳一君 もう一つ、戰爭中農地開発営團というものを作つて、空いておる所に何でも構わずに入植さした。あれは非常に失敗をしておると思います。実は私はあの当時言つたことがあるのですが、これは各村に人数を割当てて、これだけ君の村で入植させろと入植委員会というようなものを作つて、村の分区を拵えるというような意味で、村の人が委員になつて、向うの沢に一人入れようじやないか、こつちの山裾に一人入れようじやないかと
○國井淳一君 もう一つ、地主が山林が解放にならないので開拓を嫌うというのも大分あると思います。併しそればかりでなしに、御承知のように山林があつて地主だけが木の葉を取り、地主だけが薪を取るのに、そう沢山地主は要らないのですが、利用するのは地主だけでなく、廻りの小作や自作の人も貰うなり買うなりして利用しておるのです。そういう点を大いに考慮されないと失敗すると思います。
○國井淳一君 栃木縣などにそういう所が幾個所かあります。戰争中開拓をやつて見て、とても駄目で放擲した土地が沢山あるようです。それを上から平地林が幾らというような数字を挙げて割当をしたのでは非常に失敗しやしないかと思います。その点御留意願つたらよいと思います。
○國井淳一君 本日の討議におきまして、主要食糧の供出以外の自由販賣を認めるかどうかという問題が提起されましたわけでありますが、多分これは今回政府のとつた縁故米、小包米に対する批判も含んでおると私は考えております。(「ヒヤヒヤ」と呼ぶ者あり)又その根本には、農家に現在賣るための余分の米麦がまだ残つているという馬鹿々々しい前提に立つておるわけでございます。(拍手)左様な議論が成り立つわけであります。併し