1956-02-22 第24回国会 衆議院 運輸委員会 第10号
○唐澤説明員 総武線の増強につきましては、いろいろ考えておりますが、今お話のございましたような根本的な複々線の問題、あるいはあれを中央へ乗り入れる問題については、なか宏か問題が大きく、技術的にも、またお金の面でも困難で、まだ研究という程度でございます。と申しますのは、中央へ乗りかえる、つまり総武線から来まして、秋葉原で乗りかえるのが、あそこでおりる方が、ラッシュで見まして、七割か八割だろうと思っておりますが
○唐澤説明員 総武線の増強につきましては、いろいろ考えておりますが、今お話のございましたような根本的な複々線の問題、あるいはあれを中央へ乗り入れる問題については、なか宏か問題が大きく、技術的にも、またお金の面でも困難で、まだ研究という程度でございます。と申しますのは、中央へ乗りかえる、つまり総武線から来まして、秋葉原で乗りかえるのが、あそこでおりる方が、ラッシュで見まして、七割か八割だろうと思っておりますが
○唐澤説明員 山手線と京浜線の分離がことしの大体十一月ごろに完成いたします炉、そうなりますと山手線と京浜線が別々の線路を走ることになりますので、今乗り入れております常磐線は上野で打ち切らざるを得ない。そういうことはもう当初から問題でございまして、しかし一たん乗り入れてしまえば、なかなか上野で切るということは困難だから、初めから乗り入れしない方がいいのじゃないかというような議論もいろいろあったのでございますが
○唐澤説明員 ちょっと補足的に説明させていただきます。中央線の混雑は非常なものでございまして、何かは手を打たなければいかぬとかねて思っておるのでございますが、特に中央線の特色といたしましては繁閑の度が多いので、季節的に非常な波動が多いものでございますから、その波動に応ずることが一番大事だと思います。それに対しまして、今先生のおっしゃられましたようなああいう信号所の設備をするということも一つの方法で、
○説明員(唐澤勲君) 専務はおりませで、普通の取締役になっております。大体この会社は、前に地方別に幾つかの会社がそれぞれ戦後やっておったのですけれども、非常に車両の関係の点と経営の特色といいますか、アン・バランスの点でいろいろな問題がありまして、結局一緒になった方が都合がいいという趣旨で一緒になりましたので、大体前に単独でやったときの会社の方が取締役に入っているようなわけでございまして、義丸さんとあるのはこれは
○説明員(唐澤勲君) 総裁のお答えを願う前に、資料を出しましたので、その点についてちょっと今の御質問に関連して申し上げます。 国鉄の外郭団体といいましても、まあ俗称でございまして、どういう範囲か非常に漠然としておりますので、この資料といたしましては、社団法人あるいは財団法人に該当するものを一応あげたのでございます。鉄道といろいろの事業の関係その他でもって比較的関係の深い事業の会社等につきましては、
○説明員(唐澤勲君) 小学生が四十万円、中学生が四十五万円ということで初めお話申し上げまして、後にこれに十万円を御見舞として付け加えたのでございます。
○説明員(唐澤勲君) 私から……。私この関係の直接の担当でないものでございますから、こまかいことまではあれですけれども、大体の経過といいますか、それを申し上げますと、大体ただいま総裁から申し上げましたように、一応基準をホフマン式というものにとりまして計算したのでございますが、これはその計算の一部の方法でありまして、学生のような収入もない、ああいう方についてはホフマン式というものは一応基礎の計算には当
○説明員(唐澤勲君) 民衆駅の問題につきましては、かねて当委員会でいろいろと御批判や御指摘を受けまして、規則の改正あるいは契約の更改等に努力をして参ったのでございまして、大体一通り終りました経過につきましては、この前に一まとめにしました資料を御提出いたしまして、御参考に供したのでございます。 一番問題になりました鉄道会館につきましても、ことに料金、使用面、場所といったような問題の基本の契約が不明確
○説明員(唐澤勲君) 構内でいろいろ営業しておりますものにも、実はいろいろございまして、ホームで弁当などを立売りしておるもの、湯茶を供給しておるもの、或いは旅行に必要なものを、小さい出店、売店を待合室或いは人の通るところでやつているというようなものもありますし、或いは直接に旅行には必要ないが旅客がそこへ集つた場合に、何かと飲食したりするというような場合、更に最近のように民衆駅のようなものができますと
○説明員(唐澤勲君) 只今のお話で国有鉄道が公社になりまして、収入の確保という面も十分努力しなければならないということで、誠にその通りと思います。財産の使用料につきましては、いわゆる財産、土地使用料、建物使用料、構内で営業しておりますもののいわゆる構内営業料金というものをわけてあるのであります。それらの評価をどうするかということにつきましては、土地建物評価委員会というものを東京と大阪に設けまして、それぞれ
○唐澤説明員 民衆駅等運営委員会の中間的な答申がございましたので、これを御報告申し上げます。この委員会は去年の十月二十九日に第一回を開きまして、その後引続き会合を重ねまして、この四月二十一日に十一回目を開きました。そしてその結果がただいま御報告申し上げる答申となつたのでございます。答申を朗読申し上げまして、そのあと、説明員として私どもこの委員会に列席しておりましたので、内容等について御質問があればお
○唐澤説明員 タバコや郵券につきましては、販売者の手数料といいますか、歩合といいますか、そういうものが過去においては大分少かつた。このごろ少し改善されて来たようでありますか、非常に少いというような関係などもありまして、今の専売公社からの話などもありまして、従来から販売をいたされましても、その売上げの何パーセントを構内営業料としてとるというようなことは実はしないで来ているのでございますが、最近その歩合
○唐澤説明員 非常に数の多い、またたくさんいろいろ複雑な売店その他をやつておりますので、一つ一つについて厳重にその売上げ料金を算定することが、なかなか困難であることは事実でございまして、この商売をしております者もいろいろ実際の商売のことや、税金の支払いなどでいわゆるごまかしといいますか、そういうようなことをついしがちだろうと思います。それに対して厳格にそれをキヤツチするということが、人手の関係その他
○唐澤説明員 構内営業料につきましては、土地、建物を使用しておりますれば、土地、建物使用料、それに構内において営業する売上額の何パーセントというようなことでとつておるわけでございますが、その売上金額が幾らであるかという問題は、算定が事実において困難な場合もあるわけであります。この構内営業料の売上額による歩合というようなものは、一応目安をつけまして前金でとつておるのでございますが、それがあとになりまして
○唐澤説明員 土地や建物の転貸につきましては、いろいろな場合があると思いますが、原則としましては転貸をしてはいけないということになつておるのでございますが、たとえば当委員会でもよく問題になりました神戸付近のガード下の問題というような例について申し上げますと、当時戦争直後の混乱した時代でありまして、いわゆる不法占拠というようなものがあり、またそれらの関係からいろいろな人が入つて、転貸せられているといつたようなかつこうが
○唐澤説明員 貨物運賃の割引の変更につきましては、先般の御質問等もあり、ただいまの委員長のお話もありまして、現在通り変更をいたさないことにいたすつもりでございます。
○唐澤説明員 委託販売規程に基いてやつておりますが、委託ということにつきましてもいろいろ議論があるようでありまして、たとえば委託をしても、自分の名においてやるような場合においては、引渡してから所有権が移るというような民法の規則もあるようであります。それらの解釈についていろいろ御意見もあつたようであります。従いましてそういう点につきましては、先ほど竹谷委員からもお話がございましたように、なお私どもとしましても
○唐澤説明員 一般の乗車券は、ただいま申し上げましたようにこちらでつくりまして、それに必要な事項を記入するようにしまして、それから発売責任者の交通公社の名前を入れて発売しております。なおそのほかにクーポン券その他のようなものは、交通公社でつくつておるものもあるわけでございますが、いずれにしましても、そういうわけで法律上の解釈はいろいろ問題があると思うのでありますが、公社で売りましたものは一応公社の金
○唐澤説明員 これは国有鉄道で印刷して渡しまして、それから交通公社の名において販売する、こういうかつこうになつております。
○唐澤説明員 土地建物等評価委員会は東京及び大阪にあるわけでございますが、その付近のいろいろなケースいろいろな場所についての土地建物の評価をしてもらうことになつております。また民衆駅等委員会におきましては、こういういわゆる民衆駅というようなものについての経営はどういうふうにすべきか、また料金などをどういうふうにきめるべきかというようなことについて研究してもらつておりますので、もちろんそういう点につきましては
○唐澤説明員 高架下の方につきましては金額が四百十九万六千円でございます。これは二十八年五月から二十九年三月まででございます。それから連絡上屋の下の方が二百六十六万七千円でございます。これが二十八年の二月から二十九年の三月分まででございます。構内営業料につきましては別々で恐縮ですが、高架下の方が百五十九万四千円で二十八年七月から九月まででございまして、下半期の分が六百九十四万四千円でございます。建物使用料
○唐澤説明員 いわゆる名店街といいますか、あの部分の契約につきましては、従来の構内営業規則を適用いたしておるわけでございます。それでこれにつきましてまず実情を申し上げますと、高架上につきましては、面積が二千百五十八平米ございますが、この用地使用料、それから構内営業料と建物使用料をとつておるのでございますが、用地使用料の方は、坪当り評価額を十万円で見ておりますが、これは中央税務署の評価を基準にしております
○唐澤説明員 団体旅客の割引につきましては、三十人以上が一団となつて旅行する場合には一定の割引をしておるわけであります。これにつきましては、日本の一般の旅客については、非常に繁忙期と閑散期とにより、また三十人以上、百人以上ということによりまして、割引率が一割ないし一割五分、多いときには二割まで行つております。そういつた幅をもつて、全体の輸送の繁閑に応じた割引率を適用しておるのでありますが、駐留軍の方
○唐澤説明員 進駐軍の輸送につきましては、占領治下にあつた場合と今はかわりまして、特別な扱いをしておりませんが、ただ国情や習慣の相違から取扱いをまつたく同じにすることがかえつて不便なこともありますので、そういつた便宜の点からしまして、取扱規程には若干形式的というか、取扱いの便宜のための違つた取扱いはいたしております。そのために、駐留軍公務鉄道輸送支払い手続設定のための日本国有鉄道とアメリカ合衆国との
○唐澤説明員 あの事故につきましては、まだ報告を受けておりませんので、調査して至急お答えいたします。
○唐澤政府委員 この計画につきましては、ただいま営団の総裁からお話があつたように、路線の選定その他の計画路線についての具体的な工事計画につきましては、営団がこれをいたしまして、その認可申請をたしか十月だと思いますが、出して来たのであります。それで認可をしたのは、調べればわかりますが、たしか十一月の初めだと記憶しております。その認可いたしました経過につきましては、地元の方方の御陳情もございました。また
○唐澤政府委員 運輸省としましては、この地下鉄網を一日も早く完成したいということで、かねがね考えておりました。幸いこの機会に、情勢も大分熟して参りましたので、この建設をぜひ促進したい、かように考えました。御承知のように交通営団は運輸大臣の監督下にありますので、その建設あるいは監督の面については従来も実施しており、従つてこの建設については、運輸省としても計画なり何なりについて十分検討をして来ておるわけでございます
○唐澤政府委員 これはこの営団法案によつて特別にきめられておりますので、商法のように満株でなくてもいいことになつております。今度の新線建設の計画によりまして、国有鉄道あるいは東京都等については、拂込みをしてもらうことに進めておりますし、今後の増資も計画しております。
○唐澤政府委員 御説のようにその事業の規模なり、内容なり、運営の最も実体に適するように、管理委員会をきめて行くのが妥当であると考えます。この原案によりますと、高速度営団につきましては、この案のような内容、権限ということが妥当であると思つているわけでございます。
○唐澤政府委員 管理委員会はそれぞれの事業内容及び規模等によりまして、必ずしも一様でないと考えるのであります。たとえば今の日本放送協会の経営委員会のごときは、経営方針を決定する、それから業務の運営を指導統制するということになつておりまして、議決については収支予算、決算、資金計画というようなもの、それからその他いろいろな重要事項を議決することになつております。予算、決算等につきましては、全国的なものになりますので
○唐澤政府委員 各種の管理委員会についてというお話でございますが、私も違つた担当以外の委員会については詳細に承知いたしておりませんが、国有鉄道の監理委員会、それから日本放題協会の経営委員会、それからそのほかのいろいろなものについては私は十分に存じておりません。