1992-05-19 第123回国会 参議院 地方行政委員会 第6号
○政府委員(吉野準君) 合申し上げた三万七千というのは応援の数を含んでいるわけでございまして、これはたくさんの県から応援派遣されておりますが、最大時で数を申し上げますと、三万七千のうちの一万一千人が応援でございます。
○政府委員(吉野準君) 合申し上げた三万七千というのは応援の数を含んでいるわけでございまして、これはたくさんの県から応援派遣されておりますが、最大時で数を申し上げますと、三万七千のうちの一万一千人が応援でございます。
○政府委員(吉野準君) これは警視庁の例でございますが、即位の礼、大嘗祭というのがございましたが、この際に瞬間的ではございましたけれども、最大時に三万七千人を動員いたしております。
○政府委員(吉野準君) お答えいたします。 そもそも昭和六十四年の一月七日に昭和天皇が崩御されまして、その結果極左暴力集団の中に妄動する動きがございましたので、それ以後警備を強化いたしております。いろいろ行事がございましたけれども、御希望があればっまびらかに申し上げますけれども、最後は平成二年の十二月末まで警備を強化したということでございます。
○吉野政府委員 御指摘の趣旨は大変ごもっともなことでございますので、よく私ども肝に銘じまして、公正な職務執行をやるように心がけてまいりたいというふうに考えております。
○吉野政府委員 お答えいたします。 市町村の照会というのは必ずしも指紋だけではなくて、今外国人の方々も非常にふえていろいろトラブルも起こっておるので、そういう関係で、あるいは指紋とは別に照会がふえているのではないかと私も推測いたしております。 それから、今のお尋ねでございますが、これは外国人登録法に目的がきちっと書いてありまして、その目的からはみ出すような行為はいやしくもやらないように厳に戒めてまいりたいというふうに
○吉野政府委員 お答え申し上げます。 先般のやりとりにつきまして、私、私どもの記録を読ませていただきました。確かに小森委員の方から犯罪捜査の問題じゃないのですかというお問いかけがございまして、説明員の方から、犯罪捜査一般に使うことはないが警察活動上趣旨はあるわけでございましてというふうなことで必要であるというふうにお答え申し上げたわけでございます。 そこで、警察活動というのは非常に幅の広い概念でございまして
○政府委員(吉野準君) 私どもの方でも、関係の企業とか個人に対して、いろんな機会をとらえまして助言をしておるほか、間接的でございますけれども、警察庁所管の公益法人がございまして、ここがまさに今問題となっておる海外における安全対策について研究を進めておりまして、これは当庁も協力いたしておりますが、こういうところの研究成果でまとまったものを関係筋に配付したり、あるいは講師を呼んでセミナーをやったりということで
○政府委員(吉野準君) 情報というお話でございますが、これは外務省が一義的に主管される事柄でございますので、よく協力をしながらやってまいりたいというふうに考えております。 ただ、国内の治安と違いまして海外のことでございますし、それから、今お話しのように非常に背景その他が違いますので一筋縄にいかないのでございますが、しかし邦人保護という観点から私どもの力でお役に立てるものがあれば立ちたいということで
○吉野政府委員 お答えいたします。 ただいま委員の方から通常の政治活動についての御懸念の御指摘がございました。一番新しい和歌山県の条例の第一条に目的がございまして、この条例は、県民の日常生活を脅かすような拡声機の使用について必要な規制を行うことにより云々と、こういうことがございまして、あくまで県民の日常生活を脅かすようないわゆる暴騒音を取り締まる、規制するというものであるというふうに承知しております
○吉野政府委員 拡声機騒音を規制するための条例、私どもはいわゆる暴騒音規制条例といっておりますが、これは、ただいま御指摘の昭和五十九年に岡山県で初めて制定されたのに続きまして、平成元年には石川県で制定されております。それから平成二年は岐阜県、長崎県、熊本県、そして福島県で制定されております。それから平成三年は群馬県と宮城県でございます。それから本年、平成四年になりまして山形県、静岡県、和歌山県、これらの
○吉野政府委員 お答えいたします。 先ごろの金丸自民党副総裁への狙撃事件、これは大変ゆゆしき事態でございまして、私どもも大変深刻に受けとめている次第でございます。右翼も、従来はどちらかというと刃物を使ったテロが主流でございましたが、今回の事件に見られますように、最近のけん銃の出回りの状況を受けまして銃器使用というふうに変わってまいりまして、これは一つ重大な事態であるというふうに私ども受けとめております
○政府委員(吉野準君) 言うまでもないことでありますけれども、自由で民主的な社会の根幹的な価値というのは、結社の自由であり、集会の自由であり、言論の自由であるということは私ども重々承知しておりまして、そういう価値を守るために私どもは日夜努力しているつもりでございます。 そういう観点から、先ほど長官からも御答弁をいたしましたように、違法な行為は一切許さないという強い決意を持っておりまして、そのときどきの
○政府委員(吉野準君) それは事案にもよると思います。典型的なものは、街頭宣伝車で遠くから音を立ててやってきまして会場の近くに停滞をいたします。こういうものは早く発見できますので、遠くで規制をするということは可能でございます。 ただ、過去の例を見てわかるんでございますが、いわばゲリラ的に一般市民を装って近づいてまいりまして、石を投げたり、あるいは会場に突入したり、甚だしいのはけん銃を持って乱入するというような
○政府委員(吉野準君) 三鷹市のいわゆる全教の定期大会につきましては、本年七月に行われたわけでございますが、お話のように、右翼による街頭宣伝活動等の反対活動が予想されたことから、警視庁では施設管理者である三鷹市とそれから三鷹市公会堂、これに対しまして、過去いろいろ例がございますので右翼の活動の概要を御説明するとともに、警察としても警備上最大の努力をいたしますが、施設の管理者側としてもいろいろやっていただきたいことがございますということでたびたびお
○政府委員(吉野準君) これは一般論になるわけでございますが、私どもは右翼なら右翼ということで幅広く情報を収集しておるわけでございますが、この目的というのは犯罪として成立するかどうか、あるいは犯罪としての容疑があるかどうかというところにポイントがあるわけでございまして、犯罪が成立するものなら断固として捜査をしてこれを公表するということでございまして、そういうことで御理解をいただきたいと思います。
○政府委員(吉野準君) お答えいたします。 この団体は、香川県に本部を置きます日本皇民党という団体であると承知いたしております。
○吉野政府委員 お答えいたします。 まず第一の李恩恵の関係でございますが、この女性の身元特定につきましては、昭和六十三年の二月に全国の警察を督励いたしまして調査を進めた結果、本年の三月になりまして埼玉の警察が有力情報を得まして、非常にこの李恩恵の特徴に酷似した女性が出てまいりましたのでさらに調査を進めましたところ、一定の裏づけがとれましたので、本年の五月十五日でございますが、警察庁の係官を韓国に派遣
○説明員(吉野準君) お答えを申し上げます。 さっぱり捕まっていないではないかという大変厳しい御指摘でございまして、私ども一層努力をしなきゃいかぬと考えております。 若干事情を御説明申し上げますと、過激派、私どもに言わせていただきますと極左暴力集団と呼んでおりますが、この連中は一種の確信犯でございまして、非常に強い組織を持っておりまして、犯行を行う場合にも綿密に調査をしまして、警戒の手薄なところをねらってやるという
○説明員(吉野準君) 本件は外務省に通報いたしておりまして、具体的には外務省において判断されることであろうと思います。 警察としては、今後も外務省と必要な協力は密接にやってまいりたいというふうに考えておるところでございます。
○説明員(吉野準君) お答えいたします。 金賢姫の供述によりますと、李恩恵なる女性は日本から船で引っ張ってこられたというふうに語っておりまして、こういう点から拉致された疑いが極めて強いというふうに判断いたしております。そういうことから、五月の十六日、警視庁と埼玉県警察にそれぞれ拉致容疑事案の調査班を設置いたしまして今後捜査を推進してまいりたい、それによって真相を解明していきたいというふうに考えておる
○説明員(吉野準君) お答え申し上げます。 李恩恵と呼ばれる女性の身元を特定する調査につきましては、昭和六十三年の二月に私ども警察庁とそれから全国の都道府県警察に調査班を設置いたしまして、家出人調査であるとか学校調査であるとか、あるいはポスター、チラシによる広報活動によって国民の御協力を得るというようなことでやってまいりまして、随分時間がかかりましたのですが、本年の三月に至りまして埼玉県警察が大変有力
○吉野政府委員 お答えいたします。 海外のいわゆる国際テロにつきましては、むしろ外務省なりほかの当局からのお答えの方が的確かと思いますが、せっかくの御質問でございますので、私の方から一言申し上げたいと思うのであります。 お断り申し上げておきますが、報道で承知しておる限りでございますが、現在までに世界各地で百二十件のテロ事件が発生いたしております。このテロというのは年じゅうあちこちで発生しているわけでございまして
○吉野説明員 先ほど来御説明申し上げておりますように、公務執行妨害事案として現在捜査中でございます。押収したものから被疑者の特定を図って鋭意捜査を続けているところでございます。 捜査の内容につきましては、事柄の性格上答弁を差し控えさしていただきたいと思っています。
○吉野説明員 少し御説明申し上げないとそのつながりが出てこないわけでございますが、先ほどお答え申し上げましたビラ張り事件がございまして、その後日本共産党の方々が何度も大勢で愛宕署に抗議に参りました。それで問題のその日は四月二十五日でございますが、百五十名ほどの日共港地区委員会のメンバーと思われる人々が抗議と称して署へ押しかけられたわけでありまして、大変いろいろ交通の妨害にもなりますし、愛宕署としましては
○吉野説明員 お答え申し上げます。 このビラ張り事件でございますが、いろいろ申された中で事実関係が違っているところもございますので、その点も含めて御説明申し上げたいと思うのであります。 昭和六十年四月二十一日午前十一時十五分ころでありますけれども、愛宕警察署の管内でポスターを一枚個人の家の塀に張っているのを警戒中の愛宕署員が見つけまして、ただいまお説の許可を得ているかどうかというのが問題でございますから
○説明員(吉野準君) 犯行グループは一応六人ということで、おっしゃるとおりにこの辺に重点を置いて捜査をやってまいりました。
○説明員(吉野準君) 当初は麹町署に公安部長を長とする特別捜査本部を置きまして、百四名の体制で捜査をやっておりましたが、その後、警視庁本部内、外事二課内に捜査本部を移しまして、二十三名で捜査を行ってまいりまして、八月一日、特別捜査本部を解散するに至った、こういうことでございます。
○説明員(吉野準君) この金大中氏事件につきましては、特別捜査本部を設置しまして、長期間にわたりましてじみちに全力を尽くして捜査をやってまいったわけでございますが、十年たちました現在、この状況をいろいろと検討してみますと、一つに、重要関係者が国内にいないという捜査を進める上での特殊な状況が続いておる。それからもう一つは、やはり時間の経過とともに情報が少なくなってきておる、こういう状況があるわけでございまして
○吉野説明員 金大中氏は事件の被害者でありますから、いうまでもなく警察としては事情を聞きたいという希望を持っているわけでございます。長らく韓国におられてそれが実現しないままでおったのでございますが、昨年の十二月に、御案内のとおり、金大中氏が米国に出国して滞在するということになりましたので、この際事情聴取が可能になるのではないかと考えまして、外務省の外交ルートを通じて金大中自身の意向を打診したわけでございます
○吉野説明員 いわゆる金大中氏事件の特別捜査本部は八月一日をもって解散いたしましたが、その理由は、長期間じみちに捜査を続けてきたわけでございますが、最近の情勢を分析いたしますと、一つに、重要な関係者が国内にいないという特殊な状況が続いてきておる。もう一つに、やはり時の経過とともに捜査資料、捜査情報の入手が非常に少なくなってきているという状況が残念ながらあるわけでございます。そういう状況を勘案いたしまして
○吉野説明員 けさの新聞では御指摘のような記事がございまして、いろいろ言っておられる中で金敬仁氏は、「世界でも有能な日本警察が、拉致されるまで金大中氏の一挙一動をつかんでいながら」云々、あるいはさらに進みまして、「拉致事件を日本警察が事前に了解していた」というようなくだりがあるようでございますけれども、これは全く事実無根でございまして、警察としては大変迷惑なことでございます。 まあこれだけの大きな
○説明員(吉野準君) はい。ということで来まして、それ以後私どもはいろいろな情勢からしましてKGBの機関員であると、こう見ておりまして、関心を持って視察しておりました。その視察の結果と、それから昨年来議会その他でまた私どもに対しても供述しておりますけれども、レフチェンコ氏がいろいろ供述いたしております。その裏づけの調査は現在やっております。つまり在日中のわれわれの調査、それから現在進行中の調査、これを
○説明員(吉野準君) このレフチェンコ元KGBの少佐でございますが、これは昭和五十年の二月に「ノーボエ・ブレーミヤ」——日本語で言いますれば「新時代」という雑誌の特派員といいますか……
○説明員(吉野準君) ただいま申し上げましたように、アメリカの議会でレフチェンコがいろいろと証言をしているわけでございます。そのさらに突っ込んだ内容について聞いてきたということでございます。
○説明員(吉野準君) 警察としましては、昨年の十二月のいわゆるレフチェンコ証言公表以来、その政治工作活動について違法行為があれば看過しないという方針のもとに、より詳細な情報の入手を希望してきたわけでございますが、とりあえず、外交ルートによる情報の入手を期待しておったわけでございますが、ただいま外務省からもお答えがありましたように、外交ルートでは入手できないという回答がありましたので、三月の下旬に警察庁
○説明員(吉野準君) 一般論として申し上げればいまおっしゃったようなことになろうかと思いますが、この場合はまずともかくも金大中氏はいま遠く離れた米国におられてその方に対して外務省を通じてわが方が捜査員を派遣して事情を聞きたいという申し入れを行っているところでございますので、何はともあれその結果を見てということで判断いたしたい、こういうふうに考えております。
○説明員(吉野準君) これは、捜査はその段階段階で必ずしも予想したとおりにまいりませんので先のことについていまお答えするのはいかがかと存じますが、とりあえずはやはり、先ほどの繰り返しになりますけれどもアメリカへ行って事情を伺って、その後のことはそれからというふうに考えてまいりたいと思っております。
○説明員(吉野準君) おっしゃるとおり被害者から事情を聞くのは捜査の常道であり第一歩でございます。とりあえずはいまお話がございましたように外務省を通じて米国において金大中氏から事情を聞くという手続を進めておるのでその結果を見守りたいというふうに考えておる次第でございます。
○説明員(吉野準君) やはり問題の核心は通信文を流したというところにあるわけでございます。これが重大な核心でございますのでこの点が究明の中心になろうかと思います。
○説明員(吉野準君) 先ほど申し上げましたが、現在鋭意調査中でございまして、この調査の中身につきまして現在どの程度進んでいるかということを申し上げますと今後の調査にも影響が及ぶ点もございますので、この点は御容赦いただきたいと思います。
○説明員(吉野準君) 三月に警察庁の係官をアメリカへ派遣いたしましてレフチェンコ元少佐と面談いたしまして、彼のみならずKGBの日本における活動につきまして詳細聴取してまいりましたが、その中にコード名ナザールという外務省の職員が機密をKGBに流しておったというくだりがございました。ただ問題は、ナザールなる男がどういう人間であるかということでございますが、実はレフチェンコ元少佐自身も伝聞に基づく話でございまして
○吉野説明員 金大中氏がアメリカへ渡られたということで、私どもとしましては、金大中氏は事件の被害者でございますから、被害者から事情を聞くのは捜査の常道でございますし、第一歩でございますので、可能ならばぜひ聞きたいという考えを持っておりました。それで、この機会をとらえましてこういう希望を実現させたいという観点からいま手続をお願いしているところでございます。これは、金大中自身の同意はもちろんでございますけれども
○吉野説明員 お答え申し上げます ソ連のKGBが、先ほど来お話に出ておりますように、日本においてもアクティブメジャーズと称するいわゆる政治工作、非公然の政治工作をやっておるということはかねがね承知しております。また、問題のレフチェンコが日本におりましたときに、KGBの機関の一員としてその工作に従事しておったということも私ども把握いたしております。御指摘を待つまでもなく、私どもとしましては、これは重大