2004-03-23 第159回国会 衆議院 総務委員会 第10号
○吉野参考人 お答えいたします。 サーバー型放送というのは、今御指摘がありましたように、受信機の中にサーバーと言われる大容量の蓄積装置を備えまして、一回この蓄積装置に番組を蓄えた上で利用する放送システムであります。 サーバー型放送では、番組そのものに加えまして、番組名でありますとか取材地あるいは出演者といったいわゆるメタデータ、そういったデータを同時に放送いたします。そして、視聴者は、そのデータ
○吉野参考人 お答えいたします。 サーバー型放送というのは、今御指摘がありましたように、受信機の中にサーバーと言われる大容量の蓄積装置を備えまして、一回この蓄積装置に番組を蓄えた上で利用する放送システムであります。 サーバー型放送では、番組そのものに加えまして、番組名でありますとか取材地あるいは出演者といったいわゆるメタデータ、そういったデータを同時に放送いたします。そして、視聴者は、そのデータ
○吉野参考人 地上デジタル放送の特徴の一つに、ビルの反射とか山の反射によるゴーストという現象を非常に受けなくて、きれいに受けるということと、それから、携帯型の受信機でも鮮明に受信できるという特徴があります。 東京から今出しております電波は、まだ関東地区のアナログ周波数変更が終わっておりませんので、かなりパワーを絞った形で出しております。来年の末ぐらいになりますと、このアナログ周波数変更が終わりますので
○参考人(吉野武彦君) 今、委員御指摘のように、地上のデジタル放送は将来すべての家庭、すべての国民に普及していくデジタルのインフラだというふうに考えております。そして、単なる放送という枠を超えて、放送と通信の融合、いわゆる放送も受けることもできますしブロードバンドも受けることができる、そういった総合情報端末としての役割を担っていくというふうに確信しております。 そのためには、デジタル放送受信機に様々
○参考人(吉野武彦君) 衛星デジタル放送及び地上デジタル放送など、デジタルハイビジョン放送に関連した特許といたしましては、現在約百八十件を保有しております。このデジタル放送の実現のためには、NHKが持っている特許以外にも、企業とか機関が開発した特許も使われることになります。 したがって、このため、デジタル放送に関連した特許を一括して受信機メーカーに使ってもらえるような工夫が必要です。いわゆるパテントプール
○参考人(吉野武彦君) NHKは放送法の定めがありまして、放送及びその受信の進歩発達に必要な調査研究のための業務といたしまして、放送の高品質化でありますとか、あるいは多様化に対する視聴者の要望にこたえ、時代に合った放送サービスを提供するということで研究開発を行っております。 その結果として、様々な特許を取得しております。平成十五年二月末の現在で、NHKが保有する特許は、国の内外合わせて千二百八十五件
○吉野参考人 お答えいたします。 ことしの十二月の放送開始に向けて、まず、この夏ごろに東京と大阪で、送信機とかアンテナがきちっとできているかどうか、それをテストするために、本放送の出力を想定して電波発射を予定しています。これは、まだ東京、大阪ではアナ変作業が終わっておりませんので、今のアナログの放送をとめて夜間に数時間行うという作業になります。 それから、十二月から始まります本放送につきましては
○吉野参考人 お答えいたします。 御承知のように、BSデジタル放送それから地上デジタル放送、これは高画質のハイビジョンと、それから、便利なデータ放送による双方向サービスが特徴でございます。それに加えまして、地上デジタル放送用の受信機にはインターネットに接続できるような端子もつきまして、テレビのリモコンを使ってインターネットに接続されるような、そういった受信機も発売されるんではないかというふうに考えています