2006-04-24 第164回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
○政府参考人(吉田義一君) 先ほどからオジロワシについてのお話ございましたけれども、オジロワシにつきましては、平成十六年の三月にその営巣を私ども確認しておりまして、その後、学識経験者等の御指導もいただきながら調査をしておりまして、委員御指摘のように工事箇所から七百メートル離れた箇所で営巣が確認しているところでございます。 工事との関係につきましては、学識経験者などから、繁殖箇所が、営巣地付近で利用
○政府参考人(吉田義一君) 先ほどからオジロワシについてのお話ございましたけれども、オジロワシにつきましては、平成十六年の三月にその営巣を私ども確認しておりまして、その後、学識経験者等の御指導もいただきながら調査をしておりまして、委員御指摘のように工事箇所から七百メートル離れた箇所で営巣が確認しているところでございます。 工事との関係につきましては、学識経験者などから、繁殖箇所が、営巣地付近で利用
○政府参考人(吉田義一君) はい。で、そういう中で、経済性でありますとか、それから自然環境への影響、これをできるだけ少なくするということで、総合的に今のルートを選定したところでございます。
○政府参考人(吉田義一君) 北見道路についての御質問でございますけれども、北見道路は国道三十九号の北見市内の交通混雑の緩和でありますとか市街地で多発している交通事故の低減等の効果が見込まれているところでございます。さらに、北海道の中で……
○吉田政府参考人 お答えいたします。 北海道開発局の定員につきましては、昭和四十年度のピークに比べまして約半分に減少するなど、スリム化に努めてきたところでございます。また、三月二十二日の行政減量・効率化有識者会議におきましては、地方整備局における民間委託状況等も勘案しまして、約四百人程度の削減を行うとの見直し結果を御説明したところであります。さらに、有識者会議の中間取りまとめを踏まえまして、現在、
○政府参考人(吉田義一君) 先生御指摘の豊浜トンネルの事故でございますけれども、懸命の救出活動にかかわらず、二十名の方が亡くなりました。大変残念なことでございました。 この事故の原因等でございますけれども、これにつきましては、当時の事故調査委員会からもテストフィールドでの長期のモニタリングの必要性についての提言を受けまして、北海道の厳しい気象、それから地象条件下にある岩盤の挙動を的確に把握するための
○政府参考人(吉田義一君) 北海道開発土木研究所は、北海道の開発の推進に資する土木技術の向上を図るという使命を有しました寒地土木技術の総合的研究機関でございます。その前身は昭和二十六年七月に発足しました北海道開発土木試験所でありまして、平成十三年四月に独立行政法人北海道開発土木研究所となったものであります。 北海道は東アジアと極東ロシアの接点に位置していまして、先生御指摘のように、中心都市札幌でも
○政府参考人(吉田義一君) 御指摘の独立行政法人北海道開発土木研究所は、平成十三年四月からこの三月までの中期目標期間におきまして、本州などとは異なる気象、地質条件下にある北海道における土木技術上の諸課題を解決することを目標に研究を行ってきております。この間、平成十五年の八月一日に閣議決定が行われまして、これは中期目標期間終了時における独立行政法人の組織、業務全般の見直しについてということでございます
○吉田政府参考人 委員御指摘のかさ上げ措置は、根室管内の一市四町が対象となる補助事業を集中的に行った際に、その地元負担額が当該自治体の標準財政収入額の一〇%を超える場合に、急激な負担増大を緩和するため、財政上の特別措置を講じるものです。これまでに、この要件に該当しました中標津町、標津町、羅臼町の三町につきましては、合計で六億八千万円のかさ上げがなされておりまして、法律第七条は所要の成果を上げてきていると
○政府参考人(吉田義一君) 今お話にありました北方領土隣接地域の振興につきましては、北方領土問題等の解決の促進のための特別措置に関する法律に基づきまして、北海道知事が作成しまして国土交通大臣が同意しました振興計画に基づき施策の推進を行ってきているところでございます。 現在、この第五期の振興計画の三年目でありますけれども、更に振興計画を推進する必要があること、また、隣接地域の一市四町が取りまとめた再構築提言書
○政府参考人(吉田義一君) 北海道は、安全な食料の安定的供給、自然環境の保全、資源エネルギー問題の解決などに大きな役割を果たすことが期待されております。一方、積雪寒冷、広域分散などの特殊事情があることを踏まえまして、北海道開発事業におきましては、道路、河川などにおいて直轄事業の範囲が広く、また、より高い国庫補助負担率が適用されております。 北海道を他県並みに扱うか否かについては、これまで国策として
○政府参考人(吉田義一君) 地方分権のモデル的な取組としてのいわゆる道州制特区につきましては、経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇五において引き続き推進することとしておりまして、北海道庁からの連携共同事業や権限移譲などに関する提案を受けまして、関係府省と連携しながら取り組んできております。 平成十六年八月の北海道庁からの提案の中には、将来的な課題として、国の地方支分部局及び北海道の統合のような
○政府参考人(吉田義一君) 北海道開発局の定員についての御質問でございますけれども、委員御指摘のように、昭和四十年度のピークから平成十七年度までの間に業務の民間委託の推進、事業所等の統廃合などにより約半分にまでスリム化に努めてきたところであります。今後は、昨年閣議決定されました定員合理化計画及び行政改革の重要方針における総人件費改革の実行計画を踏まえ、一層のスリム化に取り組んでまいる所存であります。
○政府参考人(吉田義一君) そういうような御懸念があるということも伺っておりまして、私どもとしては、そういう関係者の方々といろいろお話合いを進めながら、この事業を進めてまいりたいと思います。
○政府参考人(吉田義一君) 魚道につきましてでございますけれども、北海道開発局では、現在、今先生のお話にありましたような二風谷ダム、これ日高管内です。そのほかにも檜山管内の美利河ダム、魚道を付けておりまして、その効果等も検証しておりまして、例えば二風谷ダムでは、そのダムの上流に生息するサクラマスの数についてもダムの前後でそんなに大きく変化してないというような調査結果もございます。 いずれにしても、
○政府参考人(吉田義一君) 天塩川流域におきましては、御指摘のように、サンル川の流域を始め広い範囲でサクラマスが生息していることが確認されております。このうち、サンル川の流域は、流域面積につきましては天塩川全体の約四%でございますけれども、既存資料及び現地踏査から特にサクラマスの産卵所が広い範囲で確認されております。 このため、サンル川に建設が予定されておりますサンルダムにつきましては、魚道を設置
○政府参考人(吉田義一君) 北海道特例の趣旨及び内容でございますけれども、北海道開発事業におきましては、一、歴史的に北海道開発が国の責任と国の負担により進められてきたこと、二、北海道は安全な食料の安定的供給、自然環境の保全、資源エネルギー問題の解決などに大きな役割を果たすことが期待されておりまして、大きな開発可能性を持つ北海道の開発は長期的な国の施策として重要であること、三、開発の歴史が浅く、社会資本
○吉田政府参考人 お答えいたします。 今回統合いたしまして、私どもとしては、先ほど来御説明させていただいたような研究等の向上を図ることが可能となる、その統合メリットは十分あると思っておりまして、そういう研究を進めながら、さらに、先ほどのように北海道の方ともいろいろ連携しながら、寒地土木という観点で研究を進めてまいりたいと思っております。
○吉田政府参考人 お答えいたします。 この統合と北海道庁との関係についてでございますけれども、この土木研究所と北海道開発土木研究所の統合によりまして、一体的な技術指導でありますとか成果の普及、そして積雪寒冷地という地域特性に応じました凍結でありますとか路面研究の連携によります効率的な研究開発などが可能となりまして、一層の研究活動の効率化、研究成果の質的向上を図ることが可能となると考えております。
○吉田政府参考人 北海道開発土木研究所についてでございますけれども、これまでの研究活動に基づきまして、具体に事業が抱えている技術的課題に対しまして、最近の平成十五年度、十六年度におきましては、千件を超える技術指導及び技術相談を実施してきております。 さらに、同研究所では、国や地方公共団体からの要請を受けまして、被災状況の調査、応急対策や復旧の対策工法の技術指導等を迅速に実施しております。 例えば
○吉田政府参考人 お答えさせていただきます。 先生御指摘の国道三十八号線、これは、滝川市を起点としまして釧路市を終点とします北海道の道東と道央を連絡する骨格的な幹線道路であるとともに、この推進地域を横断します防災対策上でも重要な路線というふうに認識しております。 道路には、災害のときには避難路それから緊急輸送路としての役割も期待されております。この国道三十八号線でありますとか周辺道路網の整備につきましては