1998-12-09 第144回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第3号
○吉田参考人 御指摘にございましたとおり、保険というものは、その仕組みというものをお勧めするという性格上、これを商品という観点からとらえれば、目に見えない、効用が手にとって理解できないというような性格を持つものでございます。 先生、勧誘の仕方に問題があるのではないかとおっしゃいましたけれども、私どもとしましては、生命保険に対するニーズ、必要性というものは全国民がお持ちであると認識をいたしております
○吉田参考人 御指摘にございましたとおり、保険というものは、その仕組みというものをお勧めするという性格上、これを商品という観点からとらえれば、目に見えない、効用が手にとって理解できないというような性格を持つものでございます。 先生、勧誘の仕方に問題があるのではないかとおっしゃいましたけれども、私どもとしましては、生命保険に対するニーズ、必要性というものは全国民がお持ちであると認識をいたしております
○吉田参考人 ただいま先生がおっしゃいましたとおりの状況にございます。 特に昨年度は、苦情件数、お申し出件数が二万三千件を超えるという状況になっておりまして、大変ふえてまいりました。この原因は、昨年四月に日産生命が破綻をしたということ、それから、それに続きまして大手の都銀あるいは証券会社の破綻が相次ぐといったようなことで、金融システムそのものに対する国民の不安が増大した結果であろうというふうに思います
○吉田参考人 生命保険協会会長の吉田でございます。 初めに、私どもの業界の状況につきまして簡単に御説明をさせていただきます。 生命保険業界は、戦後、日本経済の順調な発展と自助努力精神の高い日本国民の賢明さに支えられまして、順調に成長してまいりました。平成九年度一年間にお支払いした保険金、給付金等の総額は、国の社会保障給付の約三割に相当する十七兆四千億円にも上り、多くの方々のお役に立っております。