1958-10-23 第30回国会 参議院 文教委員会 第5号
○参考人(吉田昇君) 現実においてやはり国立大学でも東京大学、東京教育大学、広島大学に社会教育学科がございます、国立の場合でも。そしてそういうところで主事の養成をやっているわけでございます。それに臨時の、つまり講習という形でそういう大学で養成をいたしますほかに、地方の大学におきましても社会教育関係の講座がある個所では現実に大学が養成を現在やっているわけでございます。私は現状において、ある地方の大学ではそういう
○参考人(吉田昇君) 現実においてやはり国立大学でも東京大学、東京教育大学、広島大学に社会教育学科がございます、国立の場合でも。そしてそういうところで主事の養成をやっているわけでございます。それに臨時の、つまり講習という形でそういう大学で養成をいたしますほかに、地方の大学におきましても社会教育関係の講座がある個所では現実に大学が養成を現在やっているわけでございます。私は現状において、ある地方の大学ではそういう
○参考人(吉田昇君) この点につきましては、先ほども申し上げたわけですけれども、大学が、つまり教育専門職というものは、やはり大学が養成するという建前が正しいというふうに考えているわけであります。で、専門職である限り、社会教育の専門の科目をちゃんと受講しなければ、資格もないということが明らかでありまして、前の現行法でも、「教育に関する学科又は学部を有する大学が文部大臣の委嘱を受けて行う。」という定めになっているわけであります
○参考人(吉田昇君) 私は社会教育を研究している者の立場で申し上げるわけでございますが、私自身この社会教育法等の一部を改正する法律案に対して、結論的に申しますと、反対でございます。反対する理由はどういうことであるかということになるわけですが、すでに参考資料としてあらかじめお配りしてあると思いますが、社会教育学会というものがございまして、その学会におきまして、この十月十一日、十二日総会が開かれましたときに