○吉田忠三郎君 そうしますと、副総裁、これは記者会見で明らかになったことですから、ですから、ことばの使い方というのは私は違うのかもしれませんが、政策的なことをあなたがここで答えることは、つまり日銀として相違がない、総裁が言っていることと、あなたの言っていることとは相違がない、こういうことの理解でこれから尋ねていいですか。
○吉田忠三郎君 最初に、日銀のほうに伺いたいと思いますが、当初私は日銀総裁をお願いしたはずです。きょう来ているのは副総裁ですね。副総裁は仕事の上でかわってやるわけですから、政策的なことでは意味がないんです。総裁を呼んだというのは、日銀総裁が記者会見でいろいろ談話を発表していますね、みずから。そのことで尋ねようとしているわけですが、これは、肝心なところへいきましたら、私は総裁じゃありません、副総裁ですから
○吉田忠三郎君 大臣、その開業医のこと、説明されたことですね、それは了解しますが。土地を売った所得の内容についてはよう知っていません、こう言っていますが、これは大蔵省の統計ですよ。 もう一回申し上げます。宮城県の会社の社長です。だから先ほどよけいなことだけれども、戸田先生のほうですねと、こう言った。宮城県です。所有地を売ったんです。売って所得が三十九億です。これは本来であれば八割近い税金がかかるわけです
○吉田忠三郎君 毎回、大臣、こういう委員会でわれわれが尋ねますと、最後はきまり文句のように、努力する——努力するということは、だれでも言えることなんですよ。実行しなければいかぬのですよ、実行。一つ例をあげてみますか——、私は先般、機会がありましてある資料を調べてみたのです。高額所得者の番付などを見て、日本一だといわれる人の所得の内容をある資料で調べてみた。これは戸田先生のほうの宮城県、この方は、所有地
○吉田忠三郎君 いまの大臣の発言に、私は直接質問するわけにまいらぬと思う。ということは、大臣の国際的な会議の時間がありますので、与えられた時間、往復で三十分ですから、とてもじゃないけれども基本的に質問する余裕はない、残念ながら。非常に私は不満に感じている。ですから、あらためて基本的な問題質問したいと思いますが、とりあえず、最近田中内閣になってまいりましてから、ぼつぼつ報道関係を通して、政策であるのかないのかわかりませんが
○吉田忠三郎君 はい、わかりました。 もう一回だけ聞きますがね。そうしますと、ここでざっと両方合わせまして約二百五十億ですよね。これはまあラウンドナンバーは切りますよ。上下のラウンドナンバーは切って、あなたの答えの、百五十億くらいかな、目安として、これが運用部資金の中に入ってきますね。その場合に、今度この法律で置き直しております第一には、労働福祉事業団、それから第二には雇用促進事業団に出資をする。
○吉田忠三郎君 そうしますと、いまあなたの答えられておりますように、五人未満の小規模の事業場で働いておりまする労働者の方々はたいへんなものです、これは。それはいままで適用をされていない非常に不合理な面がある、そういう関係で、今度は適用を拡大していくわけですから、これはたいへんけっこうな私は政策だと思うんですよ。そこでいまあなた答えられたように、それを一挙ではなくして三年計画で、いまの答えでは三年計画
○吉田忠三郎君 関連して、よろしゅうございますか。 ただいままでの戸田委員の質問に関連するんですが、私は、この法律そのものは、かねてから行管が指摘しているように、各官署の事務の簡素化あるいは一元化、そういう面から見ると、これは徴収事務が一元化されますからね、たいへん……。だけど、そういうことを前提に置いて聞くんですが、ひとつ労働省、次には大蔵省に聞きますが、長岡君に聞きますが、この法律は、ここにも
○吉田忠三郎君 ちょっと関連して。 四十二年、四十三年ころですが、この問題ぼくは運輸委員会で提起したことがあります。その当時は、国内における遊休飛行場というのがかなりありますね。 それと、もう一つは、当初、運輸省の航空局の試算だと、ぼくは記憶しているのですが、沖繩等含めて、訓練飛行場の計画を国会の場で答えていますよ。いまの部長の戸田委員に対する答えを聞いていますと、きわめて後退して、わが国の国内
○吉田忠三郎君 大臣が帰られたから、これはあまり——ほんとは大臣に聞くべきことですから、意味がないように感じますが、事が事柄だけに、稲村局長並びに政務次官に若干私伺っておきます。 それは、先ほどぼくが資料要求のときに申し上げたように、新聞等で明らかなとおり、三十九億ドル売り逃げをしたと、それから朝日のほう、これ同じくそのためにやはりもうけた者がいるとか、そのもうけがしらが三井物産であると、こういうことが
○吉田忠三郎君 どうも、いま大臣が、大蔵省から積極的に資料は出すようにしていますと、こう言っていますが、どうですか大臣、いまの局長の答えは、努力するというようなことですね。 ここに、やはり十月の三十一日の各それぞれの新聞に出ていますがね、私いま手元に持っているのは毎日新聞でありますよ、「三十九億ドル売り逃げ」と、売り逃げたと。これはトップ記事ですよ。大臣、いいですか。あなた首振っていますが、これは
○吉田忠三郎君 関連。資料要求で。 いま竹田さんから、先般来問題になっておりますドルを売った状況についての資料の要求が二、三点あったようであります。これは前々から、この委員会の経過をたどってみますと、九月の二日にはたしか戸田委員、それから十月の十二日の本委員会では松井委員が資料を要求しておる。ただいま、御案内のとおり、今度竹田委員から要求されていますが、これに追加して、私はもう一つ、この問題が新聞等
○吉田忠三郎君 総裁、それに気がついて別なものを出すと、こう言っておりますが、しかし、これは短時日にやったものではない。七月の十六日ですよ。きょう何月ですか、十月じゃないですか。三カ月も前からこういう実施計画、つまり管理の目標というものを立てて、これは計画書ですよ。ですから、こういうもしあなたが誤っていると言うなら、誤った指導をしておった管理者は当然処分すべきじゃないですか。そうしてこういう誤ったことはやめさせるべきじゃないですか
○吉田忠三郎君 不穏当なんて、そんなものじゃないですよ。
○吉田忠三郎君 総裁ね、あなたの答弁はきわめてきれいごとで答えていますよ、きれいごとで。問題を具体的に提起しているわけですからね、その面で答えていただきたい。私もこの問題の調査に行った一人でありますが、一つ例をあげますと、たった一つですよ、まだたくさんあります。北海道の追分というところに駅があります。この駅で、いまあなたが答えられたように、労働大臣が答えられたように、労使の協議の決定に基づいた掲示板
○吉田忠三郎君 関連して資料の出し方について聞いておきたいと思います。 変動相場制をとったのを大蔵省で発表したのは、ぼくの記憶に間違いなければ、たしか八月二十七日だと思うのです。午後の七時ごろじゃないですか、ニュースに入ってきたのは。そこで、二十七日にこれだけの金額のものを売っているわけですね。だから、いまのようないろいろな資料要求があるわけですが、実質的にしたのは二十八日でしょう。二十八日です。
○吉田忠三郎君 ちょっと関連して。大臣、そんなきれいごとの答弁をしたって、この段階で、あなた問題の解決になると思いますか。私もパリにおける国際会議に参りましたよ。これは経済問題を中心とするものじゃありません。ですけれども、この国際会議でも、日本を除いては、世界各国は、いま渡辺委員が言ってるような指摘をしているじゃないですか。ところがあなたのいまの答弁は、いろんなことが研究されているというだけの話で、
○吉田忠三郎君 いま黒住君のことについての問題が提起されておりますが、いやしくも国会議員として国会召集日には登院しておったのは私もこの目で見ておりますから、いらっしゃることはいらっしゃると思うのですよ。そこできょうは国会の最終日でもありますから、きょうおいでになっているかどうかということの問題は別として、私は、議員として、手続上の問題になりますが、請暇の願いでも何か出ているんですか。出ていないとすれば
○吉田忠三郎君 あなたと議論をいつまでもする気はないんですが、これはやっぱり制限条項はどこにもありませんし、チェックするあれがないですから、そういう矛盾は起きてくると思うんですよ。 それで、いま申し上げたように議論する気はありませんから、次に進みますが、大臣、それからもう一つ伺っておきますが、いままで大蔵大臣は、各それぞれの質問者に、大衆課税じゃないと、こう答えているんですよ、大衆課税じゃないと。
○吉田忠三郎君 それは、主税局長、あなたの解釈であって、一般商取引の場合はなかなかそうはいきませんよ。特に中古車で売買する場合にですね。これは時間がありませんから私は多く言いませんが、こんなにどんどんメーカーが新しい新車を売り込んでくるという段階では、そういかないと思うんですよ。ところが、不動産の場合は、これは所有権を移転した場合は所得税がかかりますね、それぞれの税率によって。ここのところがやっぱり
○吉田忠三郎君 私は社会党の一番しんがりを承りまして質問をするわけでございますが、いままでに、成瀬理事、あるいは木村委員、戸田委員、そうしてまた松井委員から、社会党といたしますればかなり細部にわたって質問をいたしておりますから、できるだけ重複を避けて、しかも与えられた時間は私は十分でございますから、その限度で伺ってみたいと思います。 大蔵大臣に第一番に聞きますことは、どんな税金でも、新しく創設をする
○吉田忠三郎君 いま、大蔵大臣は、財政面の諸問題をとらえて、たとえば財政硬直化との関連なんかに問題がある、こういうことの言い方なんですが、これはどうなんですか、日本の場合は都道府県段階でも行なっていますね。現に、社会党の市長村長のところですでにもう実行しているところがありますよ。この問題はいま始まってきたわけじゃないわけです。何年も前からそういう強い要請があったけれども、これは佐藤内閣になってからの
○吉田忠三郎君 そうしますと、児童手当制度の目的というものと趣旨に相応して将来に向けて発展さしていかなければならないと思うのであります。大臣もきっとそう思っているのじゃないかと思っておりますが、これは厚生大臣もそう答えたのですが、この法律だけで万全だと考えておりますか。
○吉田忠三郎君 自動車重量税についてはたくさん質問があるんですが、きょうはもうそろそろ間もなく五時ですから、これは追っての委員会でやりたいと思いますが、児童手当の関係ですね、厚生保険特別会計法の一部を改正する法律案、このことについて若干聞きたいと思います。 大臣この児童手当の問題は、社会労働委員会で厚生省が主たる法律案として提案してありますから、私どもそこでかなり議論したし、質問を展開してきたんです
○吉田忠三郎君 その次には、この政府の原案では臨時の賃金を支給しない――原案ですよ。こうなっていますが、その理由は何かということ、原案では支給しないという、しないという理由がなくて支給しないということにはなりませんから、その理由は何か。
○吉田忠三郎君 そうしますと、確認をいたしますけれども、この法律すべて、これ万全とは言えませんね。ですから、いま申し上げたような事柄を含めまして、たとえばこの適用対象あるいは特別地域の指定、雇用率の設定等々、幾つかまだ問題があります。こういう問題はやがて中央職業安定審議会等々の意見を聞くと、こういう理解でよろしゅうございますか。
○吉田忠三郎君 私は、きょうの質問のしんがりを承りまして、これから質問いたすことになったわけでありますが、社会党といたしますれば、きょうの質問の冒頭に同僚の小野、小柳両委員から、しかもかなり細部にわたっての質問がございましたから、私はできるだけ重複を避けて質問をいたしたいと思います。なお時間がかなり経過しておりますから、要領よく簡潔に質問いたしますから、答弁のほうも要領よく、簡潔に、明快に私は答弁を
○吉田忠三郎君 ちょっと聞こえないのですがね。
○吉田忠三郎君 国鉄の常務理事に伺いますが、いまざっと公共負担分と市町村の納付金を別にして、四十六年度で資本繰り入れは幾らやっていますか、これが一つ。それから営業勘定収支の状態ですね、これはどの程度にことしなっていますか。それと、国鉄の財政が悪化しておるのは、大体昭和三十九年ころからだと思うのですが、傾向を見ると。その後、さっぱり政府のほうは手を打っていない。ために年々歳々債務負担行為、つまり借金政策
○吉田忠三郎君 国鉄の関係者に関連質問しますが、国鉄の場合、いまの答弁では財政再建上云々と、こう答えられておる。そこで、財政再建の本質の議論をしようと思いませんが、公共負担、一体国鉄はどの程度やっておるか、これは市町村納付金も含めて。それから国鉄の最大の赤字の原因は、御承知のように、政府の中期経済計画の中にもございますように、輸送量の増強、それに伴う建設ですね、この建設経費がどのくらいか。われわれが
○吉田忠三郎君 関連して。用途外に使用されたり転用されたりしていくような想定されるものは何ですか。あなた方は、用途外に使用された場合には、免税の措置をとらぬ、税金をかけるわけでしょう、この法律で。ですから、用途外に転用されたり使用されたりするような危険性のあるようなものがありますか、具体的に。
○吉田忠三郎君 ですから、局長、あなたのおっしゃっておるのは条約上の原則論ですね。実態からすると、特殊な運送ですから、できないということですよ。ですから、アメリカだって、われわれもアメリカからその参考人がちょうど来ておりますからおいで願っていろいろ聞きますと、実態論としては一つであるということが最も合理的であるということですね。だから、日本の場合だって、そうなんじゃないか。そのために、コンテナ協会というものを
○吉田忠三郎君 ちょっと関連して伺いますが、コンテナー輸送というのは専用船でしょう。ですから、これは運輸でわれわれやってきたのですが、日本の場合でも、専用船ですから、特殊な船をつくらなきゃいかぬわけですね。そのために、船会社も幾つか出資をしながら新しいものをつくって、いまシーランドと日本がやっているわけですね、アメリカとの関係で。これはアメリカも出資しておりますね。そういうことで、いまのこの条約に事実上該当
○吉田忠三郎君 私は日本社会党を代表して、昭和四十六年度予算三案に対し反対の意思を表明します。 理由として、予算三案は、いずれも七〇年代の第二年度目の予算として、真に人間尊重の予算、経済成長より福祉優先の予算、産業より生活優先の予算となっておらず、不況対策を第一とした高物価、高負担の低福祉予算であるからであります。 佐藤総理は、最近になってようやく「福祉なくして成長なし」ということばを使われるようになりました
○吉田忠三郎君 私は、日本社会党を代表して、昭和四十六年度予算三案に対し、反対の意思を表明いたします。 佐藤内閣は、政権の座にあることすでに六年有余の長きに及んでおります。その政権の長さと反比例して、国民の不満はますます増大しているのであります。その理由は、佐藤内閣の公約が少しも実現されていないからであります。佐藤内閣は、池田内閣の経済政策を生産第一主義の高度成長政策であると批判し、経済の安定成長
○吉田忠三郎君 そういうものは来ていませんよ。
○吉田忠三郎君 もう一つ関連して伺いますが、私は、三月の二十二日のこの質問で、その過程で資料要求いたしました。その資料要求の一つは、許認可事項でありますから、免許をしていく場合の方針の要領があるんです、郵政省にね。それを出していただきたいと。了解したんですよ、郵政大臣は。出てきたものは、電波監理法の写しなんです。こんなものはここにあるんですから。電波監理法はここにありますから、なにも資料要求をわれわれ
○吉田忠三郎君 関連。いま、監理局長が、役所ということばは、郵政省でそういうふうに認定したと、こういうことだと思いますが、あなたは衆議院で答えているでしょう、このことについては。私の推定でこの認定をしたと、こう衆議院で答えている。先般来この問題がいろいろ問題になっているんですが、きょうまでに十四回この問題は国会で取り上げられていますね。会議録をしさいに検討してみますと、君の答弁は全くそのつど変わってきているんです
○吉田忠三郎君 第四分科会の審査の経過について御報告申し上げます。 本分科会の審査の対象は、科学技術庁、文部省、厚生省、労働省及び自治省所管に属する昭和四十六年度予算でありまして、去る二十三日より本日までの四日間にわたり、連日慎重に審査を行ないました。以下、その概要について申し上げます。 まず、科学技術庁所管についてでありますが、原子力の開発が進むにつれ、放射性廃棄物の量が増大する傾向にあるが、
○吉田忠三郎君 時間がありませんから、簡潔に行管に三点ほど伺っておきたいと思います。それは、公共事業における、昭和三十六年二月二十八日閣議決定、これは定員の不補充の方針をきめました閣議決定の通達でありますが、これはもう十年も経過していますから、この十年間のわが国の経済の発展、産業の伸び、社会構造の変化等々を考えてみますと、十年前のこの閣議の決定が一体すべてにわたって合致しているかというと、しないと思
○主査(吉田忠三郎君) 御異議ないものと認め、さよう取り計らいます。 これより質疑に入ります。質疑のある方は、順次御発言を願います。 ちょっと速記をとめて。 〔速記中止〕 〔主査退席、副主査着席〕
○主査(吉田忠三郎君) ただいまから予算委員会第四分科会を開会いたします。 昭和四十六年度総予算中、労働省所管を議題といたします。 政府側からの説明はこれを省略をし、説明資料を本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○主査(吉田忠三郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 これより質疑に入ります。質疑のある方は、順次御発言を願います。
○主査(吉田忠三郎君) 昭和四十六年度総予算中、厚生省所管を議題といたします。 政府側からの説明はこれを省略をし、説明資料を本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○主査(吉田忠三郎君) ただいまから予算委員会第四分科会を開会いたします。 まず、分科担当委員の異動について御報告いたします。 本日、小林国司君が委員を辞任され、その補欠として小山邦太郎君が選任されました。 ―――――――――――――