1965-04-27 第48回国会 衆議院 予算委員会 第19号
○吉武国務大臣 ただいま御指摘になりました高知県の穴内川の電源開発工事に関する件でございますが、御指摘のように、電源開発工事をいたしまする際、労務者が約二千名ばかり集まっておりますので、これに要する交通あるいは災害の防止あるいは防犯というようなことのために警察署に申し出があって、警察官宿舎あるいはまた車両の施設等の現物提供をして、その他の金を合わせまして三百二十五万円というものを受け付けておるようでございます
○吉武国務大臣 ただいま御指摘になりました高知県の穴内川の電源開発工事に関する件でございますが、御指摘のように、電源開発工事をいたしまする際、労務者が約二千名ばかり集まっておりますので、これに要する交通あるいは災害の防止あるいは防犯というようなことのために警察署に申し出があって、警察官宿舎あるいはまた車両の施設等の現物提供をして、その他の金を合わせまして三百二十五万円というものを受け付けておるようでございます
○国務大臣(吉武恵市君) ただいま御決定になりましに附帯決議につきましては、その趣旨を尊重して検討してまいりたいと思います。
○吉武国務大臣 むつ市のような例ございますので、私どもといたしましては先行投資をする際には、十分注意をしてやらなければならぬと思います。しかしそうしても将来のことでございますから、どういう事態が起こるかわかりませんが、地方に非常な財政負担がかかって困っているという場合には、これは一般に申し上げまするように、自治体につきましては、私どもはできるだけめんどうを見ていかなければならぬ、かように存じております
○吉武国務大臣 これは前にも問題になった点だと思います。私どもも心配いたしまするのは、往往にしてこういう新産都市、あるいは工特地域を指定いたしますると、先行投資が先走りまして、実際現実に工場が出てくるのがおくれて、お困りの点も具体的にもあるわけでございます。したがいまして、この種の先行投資につきましては、私は相当用心深く進めていただくように指導しておるところでございます。しかしいずれにいたしましても
○吉武国務大臣 先ほど来承っておりまして、ごもっともな御意見であり御質問だと私も思います。ただ、御承知のように新産都市をつくります上において大事なことは、計画は立ちまするけれども、実際その計画の線に沿うて現実に工場を誘致するとなりますと、なかなかむずかしい問題でございます。各地方におきまして、知事さんあたりも非常に骨を折っておられるようであります。これは地方及び国、両方相まちまして、お世話をしなきゃならぬのであります
○国務大臣(吉武恵市君) 自治省といたしましては、あらゆる場合を考えて支障のないようにという準備をしておるわけでございますが、一応会期は御承知のように五月十九日で延長がなければ終わる予定でございます。そうしますると、それから告示をして、日曜に投票日を予定するとすると、六月の二十日になりゃしないか、こういうことでおるわけでございます。しかしながら、国会の状況によるわけでございまして、国会の状況がどういうふうになるかという
○国務大臣(吉武恵市君) わかりました。私ちょっと聞き間違えておりまして、いまわかったわけでありますが、常時のことでございまするので、やはり選挙管理委員会の職員につきましても、執務時間中に限るべきであろう、かように存じまして、私も賛成いたしておるわけでございます。
○国務大臣(吉武恵市君) 今回議員立法で、第二百七十条の二にただし書きを加えられて修正された点でございますが、先ほど来提案者からお答えがございましたように、過去の実績に徴しまして、わりあいたくさんな登録があって、それを受け付けるのに、やはり選挙期日をもって告示の日をもってきめるということのほうが公正を期し得る、こういうことでございまして、私どもも御説明を聞きまして、ごもっともなことだと、かように存じておるところでございます
○吉武国務大臣 先ほど申し上げましたように、今回の東京都における議長選挙をめぐって幾多の不祥事件を起こしてわりますることは、自治体の運営からいきましてもまことに私は遺憾に存ずるわけでございます。その原因はいろいろございましょうが、ただいまご指摘になりましたように、議員の任期というものが四年にきめられておるにもかかわらず、一年交代というようなことも行なわれておるので、こういう点についてどういうふうに指導
○吉武国務大臣 ただいま議長交際費が多額にのぼるきらいがあるが、これについてどう思うかというお尋ねでございますが、私も交際費があまり多額になるということはおもしろくないと思います。しかしながら、東京都における交際費の額は幾ら以上はいけないというふうになかなかこれはきめかねると思います。したがいまして、これは自治権の尊重というたてまえからいたしましても、あまりに法外になれば、これは私どもといたしましても
○吉武国務大臣 最近東京都議会において、議長選挙をめぐっていろいろの不祥の事件の起きておりますることは、私といたしましてもはなはだ遺憾に存じておる次第でございます。そのよってきたるところはいろいろあるかと思いますが、一つは、議長の任期というものが、議員の任期によると定められておりまするにもかかわらず、往々にして一年あるいは二年というような期間において交代が行なわれ、その問いろいろな問題を起こしておるということもございまするので
○国務大臣(吉武恵市君) お答えをいたします。 第一の点は、地方議会の議長選挙等において、たらい回し等が行なわれているがどうかというお尋ねでございますが、御指摘のように、これは制度といたしましては、議員の任期というものが原則でありまするが、往々にして一年または二年で交代するという点がございます。これははなはだ好ましくないことでございまするので、行政指導といたしましても、できるだけこれを本来の姿に改
○国務大臣(吉武恵市君) 地方財政法第三十条の二の規定に基づきまして、昭和三十八年度の決算を中心とした地方財政の状況を御報告申し上げます。 昭和三十八年度の地方財政のうち、まず、普通会計について申し上げますと、その純計決算額は、歳入三兆三千九百七十七億円、歳出三兆三千八十八億円でありまして、前年度と比べますと、歳入において四千百四十八億円、一三・九%、歳出において四千二百十四億円、一四・六%増加しております
○国務大臣(吉武恵市君) 流しておるわけでありますが、したがいまして、現在、全体ではございませんが、ごく熱心にやっていられるところもあるように聞いております。対策協議会のようなものが、それがあればそれを生かしていっても、それが一つの国民会議の地方版になると私は思って、必ずしもそれを解消してやらなければいかぬぞとか、あるいは二重にやらなければいかぬぞと、そう私はあまり形にとらわれていないわけであります
○国務大臣(吉武恵市君) 私はあまりこの形にとらわれることは必要はないじゃないか、実質がよければいいんじゃないかという考え方で……。
○国務大臣(吉武恵市君) 鈴木さんのお尋ねのように、今回の交通安全国民会議に準ずる地方の機構と申しますか、組織について、はっきりしないのじゃないかというお尋ねでございますが、実は、法律できちっとしたわけではございませんし、官制的なものでもございませんから、そのきらいは多分にございます。しかしながら、ただいま総務長官からも話しましたように、事の起こりは、一月五日の初閣議に、総理が、何といっても人間尊重
○吉武国務大臣 金があれば望ましいことかと思いますけれども、地方団体の今日の財政の状況から見ますれば、なかなかそこまではいかないと思います。義務教育費は全額国庫負担あるいは公費負担でやることが望ましいことはもちろんでありますけれども、給食は一つの生活費の一部でありますから、先ほど申しましたように、生活困窮者につきましては、これは当然国なり公費でもってまかなうということですけれども、一般の人の生活費まで
○吉武国務大臣 酪農振興の観点から給食に、ミルクを使うということはけっこうなことでございますが、ミルク代について国が助成する以外に市町村がこれを持つということについては、いまのところ、私どもはまだ踏み切っていないわけでございます。先ほど申しましたように、給食の保健婦の人件費だとか、設備だとか、そういうようなものについては、公共団体の経費として基準財政需要に見ております。もっとも、生活保護者等で自己負担
○吉武国務大臣 実は財政局長がまだ参りませんで、私こまかい点をよく存じませんものですから……。ただ、酪農全体についての地方の助成といいますかについて、いま自治省がどうしようという考えはございませんけれども、ミルクについての学校給食の点につきましては、国庫補助の以外に、保健婦等の人件費だとか、あるいは設備だとかいうようなものには基準財政需要で見て、ミルクそのものについての助成等につきましては、いまのところ
○国務大臣(吉武恵市君) 地方公務員法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び概要を御説明し上げます。 この改正案は、今回、結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)を批准することとするに際しまして、同条約の趣旨を実現するため、国家公務員の職員団体に関する規定の改正に準じて、地方公務員の職員団体に関する規定を改正するとともに、これに関連して所要の規定の整備を行なおうとするものであります
○国務大臣(吉武恵市君) この点は選挙制度審議会等でも議論になったところでございますが、先ほど申しましたように、立候補の制限になりまするので、憲法上疑義があるということで、慎重な検討を要するということを申し上げておるわけでありますが、しかし、これに関係いたしまして、つまり一般の公務員が選挙運動等に従事するということになりますと、弊害が起こるということで、それを制限するということで、一応処置をしておるわけでございます
○国務大臣(吉武恵市君) この件につきましてはいろいろと議論のあるところでございまして、慎重に検討をいたしておるところでございますが、憲法問題その他等の議論もございまするので、立法技術上いまのところ困難ではなかろうか、かように感じておるわけでございます。
○国務大臣(吉武恵市君) ただいま御指摘になりました点は、そういう傾向がございまして大いに考えなければならぬところだと思います。したがいまして、今度の臨時行政調査会にはいろいろな点にわたり御指摘があるわけでありまして、政府といたしましてもその線に沿うていくという、原則は先ほど申し上げたとおりでございます。それぞれの省はそれぞれの省の立場において善意な観点から意見が出ておると私は思いますが、しかし、国家
○国務大臣(吉武恵市君) 御指摘になりました臨時行政調査会の答申につきましては、自治省はもちろんのこと、政府といたしましても、できるだけその趣旨を尊重していきたい、こういうことで進んでおるところでございます。
○国務大臣(吉武恵市君) こまかい点は政府委員からお答えをいたさせますが、御承知のように、国際間における課税関係を調整するということで、国際間の経済あるいは人的あるいは文化の交流等に資するために国税の関係で条約が結ばれつつございました際に、地方税についても同様の取り扱いをすべきであるというところから、ただいま御指摘になりました二十九年にアメリカとの間に租税条約が締結されまして、その後だんだんカナダとか
○吉武国務大臣 ただいま御指摘になりましたように、はっきりした数字は覚えておりませんけれども、半数程度の者が掛け捨てになっておる。これはいかにも不合理であるから何とかしてくれという陳情をしばしば受けておって、実はもっともなことだ、かように存じておる次第でございます。
○吉武国務大臣 ただいま奥野先生から御指摘になりました点は、前々から三団体よりしばしば陳情を受けておりまして、私どももその必要を実は感じておるところでございます。
○吉武国務大臣 今回提案いたしました消防法及び消防組織法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。 火災をはじめ各種災害は、依然増加の一途をたどり、しかも昨年来相次いで起こった危険物施設の大事故の例が示すように、その態様はきわめて複雑かつ大規模の様相を呈しております。 そのため、多くの痛ましい犠牲者を出し、ばく大な国富が灰じんに帰しており、国民に大きな
○吉武国務大臣 ただいま御決定になりました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重してまいりたいと存じます。 —————————————
○吉武国務大臣 話おしのような状況もあろうかと思います。しかしながら何といっても、炭鉱が閉山になりました地域につきましての、これら炭住に住んでおられる人々に対しましては、離職者対策というものがまず私は先決だと思います。離職者対策といっても、そう方々へ出かけていって職があるというわけにもいきませんので、産炭地には産炭地振興法によりましてできるだけ適当なる事業を誘致して、その場において就職のできるような
○吉武国務大臣 自治省といたしましても、先ほど申し上げましたように、将来多額な負担が自治体にかかるということになりますと、これは地方財政の上においてなかなか困難な事情がございますので、将来の鉱害復旧に対する総合的な計画を立てていただきまして、その上でひとつ県と国との関係も検討していきたい、かように存じております。
○吉武国務大臣 お話のように、鉱害復旧についての地方負担につきましては、御承知のように地方財政はだんだんと窮境にございますので、なかなか困難な事情でございます。しかしながら、今回のこの改正による県の負担増につきましては、お話のように、私のほうが交付税で見ざるを得ないか、かように存じております。
○国務大臣(吉武恵市君) お説のとおりでございまして、私もそういう点に気がつかぬわけでもございませんので、今後ひとつこれをどういうふうにやりますか、具体的に検討を進めていきたいとかように思っております。
○国務大臣(吉武恵市君) 御指摘のとおりでございます。私も実はその点を遺憾にも思っておるわけでございますが、しかし、一方そういった専門的なといいますか、そういうものになりまするというと、高圧ガスになれば通産省関係だとか火薬関係になれば通産省関係というようなふうに、また先ほど松本先生から御指摘になりました避難関係になりますと建築自体の設備というようなことになりますので、やはり建設省というような関係になるので
○国務大臣(吉武恵市君) 御指摘の点は私もごもっともだと思います。従来ややもすると人間を重く見ないというわけでもないのでございまするけれども、その点に欠くるところがあったことは御指摘のとおりでございます。特に佐藤内閣におきましては、総理が人間尊重ということを強く標榜されておりまして、私どもも交通事故をなくするということと同時に、消防につきましても何とか人命をそこなわないようにというつもりで心がけております
○吉武国務大臣 御指摘のように、選挙管理委員会の強化につきましては、私どももできるだけ今後努力していきたい、かように存じております。
○吉武国務大臣 その点は、すでにそういうことはよくないということで取りやめておるようでございます。
○吉武国務大臣 地方公務員法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び概要を御説明申し上げます。 この改正案は、今回、結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)を批准することとするに際しまして、同条約の趣旨を実現するため、国家公務員の職員団体に関する規定の改正に準じて、地方公務員の職員団体に関する規定を改正するとともに、これに関連して所要の規定の整備を行なおうとするものであります
○吉武国務大臣 私といたしましても、できるだけ地方団体に委譲をしてほしいと思っております。ただ、その際に気をつけませんと、仕事だけ委譲されまして、財政的裏づけがございませんと、地方団体はそれでなくてもいま仕事がだんだんふえておるときでございまするので、事務の委譲と同時に、財政的裏づけということを要望しておる次第でございます。
○吉武国務大臣 これは臨時行政調査会の答申にもございまするし、国と地方との事務の再配分というものを考えまして、できるだけ地方自治体に委譲すべきものである、こういうことで、目下地方制度調査会におきまして、その問題を審議していただいておるところでございます。
○吉武国務大臣 山本さんのことでありますから、おそらくその事実をそのままおっしゃっていることとは思いますけれども、私どもといたしましては、まだ内容の詳細の点を存じませんので、これに対していますぐどうするということは申し上げかねますけれども、先ほど来申しましたような趣旨に基づきまして、あるいは注意というようなことになりますか、指導ということばになりますかわかりませんが、正常な運営に持っていくように私どもとしてはいたすつもりでございます
○吉武国務大臣 実は、地方議会におきましては、いろいろの問題がございます。各府県にあるいは各町村にございまして、まあ私どもといたしましては、自治体のことでありますから、あまり政府が自治体のやったことについて一々、それは間違っておるとか、こうすべきであるということは、実は差し控えておるわけでございます。というのは、あまりそれをやりますというと、自治体に干渉的になるものですから、多少いかがかなと思うことがございましても
○吉武国務大臣 岐阜県のこの件につきましての詳細は、まだ私承っておりませんが、ただいま山本さんの御意見を承っておりますると、内容について、いろいろあるけれども、それは別として、こういう懲罰をきめる際には、やはり本人の一身上の弁明を求むべきである、こういう御意見につきましては、私も全くそのとおりだと思います。自治法でございましたか、会議規則にも、御指摘がございましたように、そのような規定もあることでございまするし
○吉武国務大臣 御説のとおりでございまして、私もそのように思っております。これは従来のいきさつあたりを少し聞いてみますと、お話しのように過当競争だもんですから、どんどん違反をやる。それから、多いのになりますと倍近く積んでいるのも、一時はあったようでございます。それを非常に厳重に取り締まっているというところから、いまの協力会というのは、そういうことはもうお互いにやりたくない、やるまいということを申し合
○吉武国務大臣 私は、詳しい話はまだ承っておりませんが、昨日でしたか、そういう御質問があったということを承りました。やはり交通安全のたてまえからいえば、制限があればそれを守るべきであると思います。ただ、実際問題として聞いてみますと、中には非常な超過量をしておるものもあって、それの取り締まりに一生懸命かかっておるようでございます。したがって、少し超過したかしないかということになりますと、そこの取り扱いというものがなかなかむずかしい
○吉武国務大臣 昭和三十八年度の警察庁関係の歳出決算につきましては、お手元に印刷物をお配りしてございますので、これによって御承知いただきたいと思います。 何とぞ御審議のほどをお願い申し上げる次第でございます。