1967-07-04 第55回国会 参議院 地方行政委員会 第20号
○吉武恵市君 私は、実は現在の消防庁及び市町村の消防機構が、単に水火災の予防、防除という点のみならず、いま言ったあらゆる危険物についてまで力を注がれているという点を、私は決して反対するものじゃございません。やっていただきたい。いただきたいんですが、こういうふうに限定されまするというと、私が受けた感じは、消防庁の名前の示すように、末端の機関に至るまで消防が主体である、火を消すことが主体である。そのためには
○吉武恵市君 私は、実は現在の消防庁及び市町村の消防機構が、単に水火災の予防、防除という点のみならず、いま言ったあらゆる危険物についてまで力を注がれているという点を、私は決して反対するものじゃございません。やっていただきたい。いただきたいんですが、こういうふうに限定されまするというと、私が受けた感じは、消防庁の名前の示すように、末端の機関に至るまで消防が主体である、火を消すことが主体である。そのためには
○吉武恵市君 大体いまの御答弁でわかったんでありますが、少し字句に私はこだわるわけではございませんけれども、責任の所在というものをはっきりするために重ねてお尋ねをするわけであります。 この法律案の、今度改正になりまする第九条の二を見ますると、「圧縮アセチレンガス、液化石油ガスその他の火災予防又は消火活動に重大な支障を生ずるおそれのある物質で政令で定めるものを貯蔵し、又は取り扱う者は、」、いまお話のように
○吉武恵市君 私は、今回御提案になっておりまする消防法及び消防組織法の一部を改正する法律案につきまして、若干お尋ねをいたしたいと思います。 それは私、最近の情勢を見ておりますと、危険物による事故というものが相当多く発生をしておるようであります。これらにつきまして、もちろん政府は、人命尊重の立場から鋭意御努力になっておると思うのでありまするけれども、一体これらに対する取り締まりは、どこが責任を持っておやりになっておるのか
○理事(吉武恵市君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。 消防法及び消防組織法の一部を改正する法律案を議題といたします。 御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
○吉武恵市君 同じことになるかもしれませんが、まあこれはどうしても皆さん方でやっていただかなければならぬと思うのです。そこで、まあぐずぐずしておられるわけじゃありませんけれども、ぐずぐずしていると手おくれになってしまうので、一つは貯炭ですね。貯炭の問題も、昨年から貯炭貯炭といって一向これが実現しなかったから、貯炭対策もそのままになって、電力用炭の引き取りも去年一年間延び延びになってしまって、今日あれだけの
○吉武恵市君 大体各委員から要点は御質問もありましたし、また皆さん方からも御答弁があったので蛇足と思いますが、私はこの石炭対策の問題が起こったのは一昨年の秋ごろからで、もうこのままでいくと石炭はつぶれちまうぞ、何とかしなければいかぬじゃないかということで問題が起こったのですね。それから今日やっと国会に出されて、まあおそらく与野党とも賛成されるだろうと思うのですが、その間に約一年半以上かかっているわけです
○理事(吉武恵市君) それでは地方行政委員会を再開いたします。 地方行政の改革に関する調査といたしまして、警察官による交通事故問題に関する件を議題といたします。 まず、鈴木交通局長より発言を求められておりますので、これを許します。鈴木交通局長。
○吉武恵市君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、委員長に大矢正君を推選することの動議を提出いたします。
○吉武恵市君 ちょっと関連して、私おくれてきて、どういう質疑だったか知りませんが、いまの点で、私も実は先般の災害で、現地を見て参って、同じ感じを持っておるのであります。幸い橋本建設大臣もおいでになりますから、私もごく簡単に御要望申し上げておきたいと思います。 今度の災害は、先ほどの御報告のように、局部的集中豪雨であります。したがいまして、局部的には非常に被害が甚大であります。私が見ました山口県の山間部
○吉武恵市君 委員長の互選につきましては、投票の方法によらないで、委員長に大矢正君を推選することの動議を提出いたします。
○吉武恵市君 関連して。いまちょうど阿部委員から無煙炭についての御質疑がございましたので、関連いたしまして石炭局長にお伺いしたいと思うのです。 いま阿部委員のおっしゃいましたような無煙炭は、外国のベトナム及び韓国の無煙炭と競合いたしまして、これが多量に入りますというと、中小の炭鉱でありますから、過去の経験に徴しましてもつぶれてしまうのであります。これは石炭局長は御承知かと思いますが、かつて前尾繁三郎氏
○吉武恵市君 東北一班の委員派遣について、御報告をいたします。 椿委員、永岡委員と私の一行三名は、主として電源開発、石油、天然ガス開発の実情等調査のため、去る九月十三日から十七日までの五日間、福島、新潟両県下にわたって視察を行ないました。 その内容は、奥只見発電所、田子倉発電所をはじめとする只見水系の発電所及び新潟火力発電所、帝国石油株式会社の南阿賀油田、日本ガス化学工業株式会社の松浜工場、石油資源開発株式会社
○国務大臣(吉武恵市君) いまのところは、具体的にどういう方法ということまでは考えておりません。けれども、こういった自主解散の道も考えなければならないかという考えは持っております。
○国務大臣(吉武恵市君) 私といたしましては、できれば自主解散が、みんなの総辞職の形式で行なわれれば一番けっこうだと思っております。しかしながら、現実はなかなかそうもいかない情勢でございまするので、こういった自主解散の道もやむを得ないかと、かように存ずるわけであります。したがいまして、この一年間において、こういう問題をどうするかということは検討すべきものだと、かように存じております。
○国務大臣(吉武恵市君) 本日も本委員会でいろいろ御議論がございましたように、いろいろ問題はあろうかと思います。しかし現在の情勢におきましては、この方法はやむを得ないものじゃないかと、かように存じておる次第でございます。
○国務大臣(吉武恵市君) ただいま御決定になりました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重して検討していきたいと存じます。
○吉武国務大臣 大体の経過は細谷先生も御承知のとおりで、消防は従来ありましたのを変更するということであるから、まあそれは変更しないで、従来どおりにやろうということになったと思うのです。この問題はしわ寄せといっても、補助があったやつを、別に特に負担をかけるわけじゃないので、従来どおりなのですが、それを、補助が少ないから振り当てが思うようにいかぬから、起債で見るところは起債で見ようということでやったわけであります
○吉武国務大臣 いま承りますと、従来は、補助一本だったものですね。それを損保のほうから何か起債を引き出して、少しでも増設をしようという努力で新しくやった問題ですから、一般の、従来ありましたのは、従来の厚生施設、福祉施設等は全部補助がございますと、その補助のついたものはある程度起債で見るという原則は、細谷先生のおっしゃるとおりですけれども、この問題はいままでは補助だけでやっていたのを、今度増設するために
○吉武国務大臣 私は実はいま初めて承ったのでございますが、方針が変わったということを存じませんけれども、いま政府委員の連中から聞いてみますと、従来の補助金のついたところだけに起債を認めるということになると、なかなか数が増加できないというところから、補助金は補助金、それから損保のほうの起債は起債ということで、できるだけ増設をしようという趣旨からお答えしたようでございます。細谷先生のおっしゃるようにしますと
○吉武国務大臣 門司先生の御質問は、私もごもっともだと思います。私どももことしの一月の五日の初閣議に、総理から人間尊重のたてまえ上、何とかひとつ交通事故を絶滅してくれないかということで、あらためて取り上げるまでもなく、当然のことではございますが、なるほどこれはひとつ何とか、やらなきゃなるまいということで、さっそく関係者も集めますし、議論もし検討もいたしますし、また内閣の交通関係、安全関係者とも相談をいたしまして
○国務大臣(吉武恵市君) ただいま御決定になりました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重して検討していきたいと存じます。
○国務大臣(吉武恵市君) いままでの例から見ましても、争議行為が禁示されておるにもかかわらず、争議行為に入るという場合が多いのですね。したがいまして、そういう場合に対処いたしまして、警察官が出動するということはあると思います。ですから、争議行為に入るということが全然予想されないというのに出るということはないわけでありまするけれども、いままでから考えまするというと、往々にしてそういう場面が多いものですから
○国務大臣(吉武恵市君) 正常な労働運動をしておるのに警察がこれにタッチすることはないと思います。御承知のように公共企業体等は争議行為を禁止されております。したがいまして、争議行為を禁止されているものが、いわゆる争議行為をすれば、つまり正常な運行を妨げるという点において警察官が出ることはあると思います。しかし、正常な労働運動を弾圧するとかなんとかいうことはないわけでございます。
○国務大臣(吉武恵市君) お答えをいたしますが、争議に参加したからといって、これを検挙するとかどうとかいうことはいたしていないのであります。先ほどのように、いわゆる正常な認められた行為を越えた、限界を越えた行為についてあり得るだけでございまして、ただ争議を弾圧するとか、争議行為に参加したからということで検挙するとかどうとかということはいたしていないと存じます。
○吉武国務大臣 この点は御指摘のとおりではございますが、しかし基本的な大事な問題でございまして、先ほど私が原則論的に申し上げましたように、この種の制度は制度として立っていくべきものでございますので、たとえば、医療費が上がれば、上がった分について折半負担であれば折半負担において改定をせざるを得ぬじゃないか、かように存じます。しかし、それには大体の限界があるのじゃないか、幾らでも上げれば上げられる性質ではないのじゃないかということもごもっともでございます
○吉武国務大臣 これは先ほどもちょっと申し上げたのでございますが、保険制度となりますと、その制度は、いわゆるそれぞれの負担区分において制度ができておるわけでございますから、赤字ができますればその負担区分に従って解消していく、これはあたりまえのことを言っているにすぎないのでありますけれども、やはりそのたてまえをとらざるを得ないのじゃないか。ただそれが一時的なものであるとかどうとかいうことになりますれば
○吉武国務大臣 お尋ねの第一点でございますが、私もできれば一元化したほうがよくはないか、かように存じております。しかし、こういう問題はなかなか、いままでの沿革等もございまして、非常にむずかしい問題ではございます。しかし、むずかしいからといって、一体このままでいいかどうかという点は、私も相当考えなきゃならぬと思う。この点は実はこの共済組合の制度ばかりでなしに、現在のいわゆる健康保険関係にいたしましても
○国務大臣(吉武恵市君) 先ほど来、企画庁長官に対しての御質問なり私どもに対する御質問の趣旨は、私も実は少なからず気にしておる問題でございます。そこで、大体十年間の計画は、新産都市につきましても工特にいたしましても、取ってまとめたものが、先般申し上げたような形でございまするけれども、はたしてそれでは、それが具体的に各地区について年次別にできておるかというと、先ほど企画庁長官の話されましたように、なかなかそこまでいっていないということであります
○国務大臣(吉武恵市君) ただいま政府委員からお答えいたしましたように、消防は警察と同じように、住民の生命、財産を確保する直接の衝に当たるものでございまするから、そういうものについては特別の配慮が払われておるわけでございます。したがいまして、消防はこれを除いたわけでありますが、しかし、本庁の消防庁は、ただ企画立案等の事務をつかさどるものでございまするから、これはその中まで含めるということはいかがかということで
○国務大臣(吉武恵市君) そういうふうにおとりになることは、多少誤解ではないかという感じがするのであります。御承知のように、一般の職員組合というのは、それが団結をして、そうして交渉をして、勤務条件というものを向上さしていくという性質のものなんですね。その組合といいますか、職員団体の中に、その職員を監督をする、あるいは管理をするというような者が一緒になってやるというところに、その組合なり団体というものが
○国務大臣(吉武恵市君) 私おくれて、はなはだ申しわけございませんで、どういうことか存じませんが、いまの管理職だけを別の組織をつくることについての問題かと存じますが、これにつきましては、政府委員よりお答え申しましたように、一般の職員と管理監督の地位にある職員とはそこに性質が違う。そういうものを一つの団体にすることは、組合といいますか、団体そのものの自主性をそこなうものがある、こういうところで別に分けたものと
○吉武国務大臣 先ほど来申し上げましたように、御指摘の点は私ごもっともだと思っておりますので、この点十分検討をしていきたい、かように存ずる次第でございます。
○吉武国務大臣 御意見の点はごもっともな点が多いように私も存じますので、将来の問題として十分ひとつ検討をしていきたい、かように存じております。
○吉武国務大臣 ただいま議題となりました道路交通法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。 この法律案は、最近における道路交通の実情にかんがみ、自動二輪車の運転者の順守事項を定め、及び自動車の安全運転管理者の制度を設けること、運転免許制度の合理化をはかるため自動三輪車、軽自動車等の運転免許の資格要件及び試験方法を強化し、運転免許の種類及び運転することができる