1989-07-03 第114回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
○説明員(吉國隆君) 輸入農産物の安全性問題は、本来食品衛生行政の分野に属するというふうに考えておりますが、関係省庁とも連絡をとりつつ、農林水産省としても農薬行政の観点から可能な範囲内での情報の収集等には努めてまいりたいと思っております。
○説明員(吉國隆君) 輸入農産物の安全性問題は、本来食品衛生行政の分野に属するというふうに考えておりますが、関係省庁とも連絡をとりつつ、農林水産省としても農薬行政の観点から可能な範囲内での情報の収集等には努めてまいりたいと思っております。
○説明員(吉國隆君) アメリカにおけるイチゴのポスト八一ベストの使用について調査しているかというお尋ねだと思いますが、私どもとしては、ポスト八一ベスト農薬全般につきまして先般も御答弁を申し上げましたように、各国の農薬の制度で安全な使用ということが確保されているというふうに一応考えておりますが、私どもとして網羅的な調査を行っているわけではございません。
○吉國説明員 米の生産調整におきまして生産者の主体的責任の強化ということが言われているわけでございますが、やはり需要に応じた生産、そういうことで水田というものをいかに有効にうまく使っていくかという問題については、生産者がみずからの問題として受けとめてやっていただかないとなかなか的確な実施ができないという状況を踏まえての指摘であったというふうに私ども受けとめているわけでございます。決して行政側が責任を
○吉國説明員 まず、目標生産費についてどういう取り組みをしているかという点でございます。 先生お話しのように米審の小委員会報告におきましても、また、その他各方面からこういったことを示す必要があるのではないかという御指摘をちょうだいいたしておりまして、私どもとしては、ことしの二月に農林水産省内に各方面の学識経験者にお集まりいただいて研究会を設けて検討に入っております。主要土地利用型作物でございます稲
○吉國説明員 後期対策におきます転作等目標面積の設定についてのお尋ねでございます。 この問題については、先生もお触れになりましたが、米の消費というものをどういうふうに見通し、おっしゃいましたような消費拡大の努力等との関係をどういうふうに踏まえて需給を見通していくかということがございますし、また、ことしの水稲の作柄も見きわめて検討していく必要があるというふうに考えております。いずれにいたしましても、
○政府委員(吉國隆君) ちょっと私どもは婚姻問題を直接に担当している役所ではないと思っておりますが、むしろ総理府にお尋ねをいただいた方が適切かと思っております。
○政府委員(吉國隆君) 花嫁問題、これは地域によりあるいは農家によっても事情が違うわけでございますが、私どもとしては、この配偶者問題というのは極めて個人的な問題でもございますし、また先生今データおっしゃいましたが、職業によって男性の未婚率に差があるかということのお調べ、これは国勢調査でございますけれども、そういう職業による差ということではないというふうに把握いたしているわけでございまして、農林水産省
○政府委員(吉國隆君) 水田再編の助成金の中に団地化加算というようなものがある点をめぐってのお尋ねかと思いますが、これは大もとの話として、先ほど申し上げましたような観点で助成の対象にしてしかるべきだということになれば、加算等も、一定の条件はございますけれども同様に支出し得る、こういうことになるわけでございます。基本のところで、需給事情を遮断して考えるにふさわしい栽培形態であるかどうかということに、結局
○政府委員(吉國隆君) ワイン用のブドウの転作上の取り扱いについてのお尋ねでございます。 水田農業確立対策におきましては、先生御承知のように、需給上問題になる作物への転換というのは対象作物として取り扱わないという原則がございまして、温州ミカンやリンゴ、ブドウというようなものがこれに該当するという原則になっているわけでございます。 ただ、果樹につきましては御承知のように果樹農業振興基本方針、またそれに
○吉國政府委員 これからの農業生産との関連で申し上げますと、一方におきましては農業の体質強化ということとも関連をいたしまして、できるだけ安い肥料の供給ということが一つ課題になるというふうに思うわけでございます。この安い肥料の供給ということになりますと、メーカー段階の問題また流通段階の問題と両方の問題があるというふうに思われるわけでございますが、こうしてこの法律廃止後の競争関係を通じた価格形成を通じまして
○吉國政府委員 肥料の国内需要についてまず申し上げますと、近年作付面積の減少でございますとか施肥の合理化というようなことも若干関係しているというふうに私どもは見ておりますが、国内需要は停滞というか微減する傾向でこのところ推移をいたしておりまして、今後もこういった傾向が続くのではないかというふうに見ている次第でございます。 一方、国際的な肥料需給でございますが、世界の肥料需要は、先進諸国ではやはり頭打
○吉國政府委員 現行法の果たしてまいりました役割についてのお尋ねでございます。 目的はただいま先生もお触れになったとおりでございまして、肥料の価格の安定を図ること、また、それを通じまして農業経営及び肥料工業の健全な発展に資する、こういうことで制定をされたわけでございまして、今日に至りますまでこの法律に基づきまして特定肥料、現在三品目でございますが、この生産費等を基礎とした価格取り決めが行われて、これを
○政府委員(吉國隆君) 私ども、この肥料が重要な生産資材であるということから、国内におきましても健全な肥料の生産基盤というものが育成されていくということが大切であるというふうに考えておりますし、また現在の国際競争の状況からいたしますと、輸入肥料もある程度含めた安定供給体制というものを考えていくことが、少なくとも当面は必要であろうというふうに考えている次第でございます。 私ども、この法律廃止後の需給
○政府委員(吉國隆君) 他の価格と比べてどんな動きであったかというお尋ねの部分について、私からまずお答え申し上げたいと思います。 この対象肥料となっております三肥料につきまして、第二次オイルショック以後という意味で、昭和五十五年度以降の動きをかいつまんで申し上げますと、昭和五十五年度を一〇〇といたしました場合に、硫安につきましては六十二年度で七八・七、尿素が六六・一、高度化成が九二・五という状況になっておりまして
○政府委員(吉國隆君) 肥料価格安定法は、御承知のとおり農業生産にとって、不可欠な、基礎的な資材でございます肥料の価格安定を図る、そういう目的で適正かつ円滑な取引に必要な措置を定め、究極的には農業経営及び肥料工業の健全な発展に資する、こういう目的で昭和三十九年に制定されて今日に至っているところでございます。この法律に基づきまして、特定肥料につきまして生産費等を基礎にした価格取り決めが行われまして、肥料価格
○吉國政府委員 大豆につきましても、内外価格差、これはアメリカにおきましても価格の変動が激しい点がございまして、そういう意味でも比較がなかなか困難な点がございますが、過去三年ぐらいの平均で比較をしますと、やはり生産者価格で七倍ぐらいの開きがある状況になっております。 これの今後に向かっての努力という点につきましては、先ほど来麦につきまして食糧庁長官からお話のあったのと全く同様の問題がございます。大豆
○吉國政府委員 御質問の後段の生産費の目標を示すべきではないかという点についてお答えを申し上げたいと思います。 吉浦先生御指摘のような御指摘が実はいろいろなところからございまして、私ども今省内で部外の方も加わっていただきました研究会をことしの二月から開きまして、生産性向上、特に土地利用型の農作物、具体的には米、麦、大豆でございますけれども、これについて生産性向上の指針となるようなものを取りまとめたいということで
○吉國政府委員 北海道上川支庁の士別市についてのお尋ねでございます。先生よく御承知のように、この転作目標面積の配分につきましては、地域のいろいろな条件というものを考え、今後とも農業、稲作生産というものを担っていただく地域なり担い手ということを考え、また一方で土地利用計画、線引き政策、そういったものとの整合性というようなことを考えながら配分をしていくという基本的な考え方になっているわけでございます。そういった
○吉國政府委員 私から、青年就農者の問題について、まず実態をお話をさせていただきたいと思います。 ただいま先生お話しのように、新規学卒就農者が減っていることは事実でございます。私ども基本的にはやはり農業を魅力ある産業として育てるということが大切であるというふうに思っておりますけれども、若い農業者の確保という観点からいろいろ施策も強化は図ってまいっているところでございまして、例えば普及所におきまして
○吉國政府委員 来年からの生産にかかわります事業でございますので、本年秋までには決定する必要があるというふうに考えております。
○吉國政府委員 水田農業確立対策の後期対策の検討状況ということでございますが、先生もただ いまお触れになりましたように、農政審議会の小委員会の報告が出されております。ただいまその要点について先生からもお話がございましたが、生産者の主体的な取り組みを進めていく、また生産調整面積の配分において地域の特性等にも配慮しながら米の需給動向なり市場評価を踏まえたものとしていく、また生産調整の手法について地域の創意工夫
○吉國政府委員 御質問を前段の、いつまでにそういった植栽等をやればいいかという点については、今会計年度、つまり平成元年度中であればいいというルールになっているわけでございます。したがいまして、そういった態様別の最終確認というのはその作業が終わったところで行うことになる建前でございますけれども、今後の集計の方法につきましては、私どもも、伐採が先行しているという状態でございますから、よく検討してみたい、
○吉國政府委員 いつまでという期限は現在のところ設定をいたしておりません。先ほど申し上げましたように、他作物を植栽する、あるいは植林をするという作業は今年度中にやればいいということになっておりますので、そういった意味では最終結果が態様別に判明をいたしますのはしばらく先になろうかと思っております。
○吉國政府委員 園地再編対策の進捗状況でございますが、この対策は御承知のとおり昭和六十三年度から平成二年度までの三カ年間で実施をするということになっているわけでございます。 六十三年度分につきましては、ことしの三月三十一日までに伐採を完了するということになっております。その上で他作物等への転換とかあるいは植林を行うというものについては、こういった作業を今年度中に完了していただく、こういう手続になっているわけでございます
○政府委員(吉國隆君) 事業団の在庫が、先生御指摘のように急速に減ってまいったことは事実でございます。これは、需給環境が国際的な需給も含めまして急変をしているというような状況も背景にあったわけでございます。私ども、価格安定制度の趣旨からいたしまして、必要な在庫をできるだけ持つように今後努力をしていく必要があるというふうに考えております。生糸の需給の安定という点からいたしますと、国内の健全な繭生産基盤
○政府委員(吉國隆君) 中国からの生糸輸入の促進なりあるいは安定的な輸入の確保について、私どもいろいろと努力を行っておるところでございます。この三月にも中国との協議を行ったところでございますが、中国側は協定分、これは六十二年度分がまだ実行中でございます。それから、今先生お話しの六十三年度分、二万俵でございますが、これの履行については確実に履行するように努力するということを中国が表明をしてくれているところでございます
○政府委員(吉國隆君) ただいま先生のおっしゃいましたようなことを背景といたしまして、生糸の価格の先高感が非常に強いという状況がございまして、これが糸価高騰の主たる要因であるというふうに考えております。
○吉國政府委員 現在前期対策で実施をしております際の在庫減らしの目標といたしましては、平成二米穀年度末に百三十万トンに在庫を減らすという計画であったわけでございます。また、平成元年度、つまりことしの十月末には百五十万トンに減らす計画であったわけでございます。しかしながら、その後の消費の動向等によりまして需給均衡化対策を継ぎ足して実施をしていただいているわけでございますが、平成元年度、ことしの十月末の
○吉國政府委員 お尋ねの御趣旨は、今の対策の中で在庫を減らしていくための生産調整面積が約四万ヘクタール含まれているはずであるから、自後の来年以降の対策にお…てはこの分だけ面積が減るのかというお尋ねであったわけでございます。 来年以降、水田農業確立対策の後期対策になるわけでございますが、これの目標面積をどうするかという点につきましては、全体の消費の動向、残念ながら減少傾向が続いているわけでございます
○吉國政府委員 若干御説明が舌足らずであったかもしれませんが、園地再編対策は、先ほどのように体質強化を進めるねらいを持って進めたいわけでございまして、一方におきまして、ただいま先生御指摘のような、生産対策としまして、生産性の向上なりあるいは品質の向上、こういうものを進めていくための各種の対策、優良品種への転換でございますとかあるいは園地の整備あるいは合理的な集出荷対策、こういったものを進めていくことが
○吉國政府委員 かんきつ園地再編対策のねらいでございますが、一つは、依然としてミカンの需給が緩和基調にあるということでございまして、自由化を迎えるに際しまして需給均衡を早急に図っていきたいということでございます。二番目として、その際に、単なる需給均衡ということではなくて、この際、適地適産の考え方によりまして、高品質時代でございますので、そういったいいミカンの生産が可能な優良園地を残していくということによりまして
○吉國政府委員 農業機械の機械費の節減の問題が、農業にとりまして、土地利用型においても無論そうでございますし、その他の農業の分野におきましても非常に大切な課題であるということは、全く御指摘のとおりであると思っております。私ども、機械費の節減という観点からは、生産面、供給流通面、利用面、それぞれの分野で合理化を進めていくことが基本であろうと考えております。 利用面におきましても、これまでいろいろな努力
○吉國政府委員 事業団の制度、運営の実態につきまして、まずお話を申し上げたいと思います。 事業団の生糸の売り渡しは、そのときどきの相場、価格水準を考慮して行うことはもとよりでございますが、生糸の市中在庫の状況は、先生御承知のように最近事業団の放出がかなり行われたこともございまして、市中の民間在庫がかなりの高い水準になっているという実態もございます。また、生糸なり絹織物の流通状況も最近やや荷動きの停滞傾向
○吉國政府委員 種もみの確保につきましては、量的な確保の面につきましては、各県あるいは団体とも十分な連携の上に、必要な優良な種が確保できるよう万全を期してまいりたいと思っているところでございます。ことしの場合、県間の調整をしていかなければならないものの量というのは、当初予想したほど多くならない見込みでございますが、なお作柄の推移に応じて必要な調整量について確保を進めてまいりたいと思っております。
○吉國政府委員 水田農業確立対策、先生よく御承知のように六十二年度にこの対策が発足をいたしまして、六十四年度、来年度は前期の三年目ということになるわけでございます。この対策の前期を通じます枠組みにつきましては、七十七万ヘクタールということで一応決まっているところでございます。来年度の転作目標面積を確定させる上で、なお全国の水稲の作柄また米の需給動向、こういったものを見きわめた上で生産者団体とも相談をしながら
○吉國政府委員 まず、資材費節減の問題につきましてお答え申し上げます。 先生御指摘のように、生産性向上という点からは資材費の節減が非常に重要でございますので、私どもは、生産面あるいは流通面、利用面、各分野におきましていろいろな努力を行ってまいっているところでございます。 機械の例で申し上げますと、従来から、機械導入基本方針といったようなものを定めまして、適正な導入を指導していくということもやってまいっておりますし
○政府委員(吉國隆君) 確かに農業経営上または気象災害を回避する面からいろいろな品種を組み合わせて作付をすることが望ましいということがあるわけでございまして、私ども技術指導の面におきましてそういったことを、地域の条件に応じまして適切な品種を選定するということとあわせまして指導を行っているわけでございますが、御指摘のように食味のよい品種への志向というものが進んできているというような実情もございます。今後
○政府委員(吉國隆君) ただいま先生お話しのように、土づくりの問題が農業生産力の増進というだけでなく、気象災害回避という点でも非常に大切であると考えているわけでございます。五十五年の大冷害を契機にしまして土づくり運動というものもかなり活発になってきておりまして、最近では水田農業確立運動という全国の行政組織、生産者団体を通じた運動が展開されるというような状況も生まれてまいっているわけでございます。
○吉國政府委員 大豆の価格算定についての法律上の規定が変わったことは、ただいま先生お話のあったとおりでございます。私ども、こういった法律改正の趣旨からいたしまして、やはり今の大豆の生産の現況というものが、非常に地域間、経営間によりまして格差が大きゅうございます。今後、大豆は食生活の面でも、また農業生産の面でも、畑作、水田ともに非常に重要な位置づけを持った作物であるというふうに私ども考えているわけでございますが
○吉國政府委員 ただいま、先ほど申し上げましたような考え方で鋭意検討を進めておりますので、その実現に向けて努力をしてまいりたいと考えております。
○吉國政府委員 負債資金の問題につきまして、従来からも自作農維持資金の特別の限度枠の設定等の対応が進められてまいっているところでございますが、ただいま先生お話しのように、畑作農家の負債ということも、北海道の専業的な畑作農家等で見ますと増加傾向にあるということで、畑作経営もその面から厳しさが加わってきているというような状況があるわけでございます。一般の負債対策問題とあわせまして、そういった農業経営を取
○政府委員(吉國隆君) ただいま先生お話しのように、昨年、大豆の価格につきましては等級間格差が導入されたわけでございます。その意図するところは、先生も御案内のように、高品質の大豆への生産誘導を図っていきたいということが基本になって進めているわけでございます。各産地の状況としては、こういった状況の中でできるだけ上位等級に調整をして出荷をするというような動きもふえてきつつある。また、従来規格が、規格のその
○政府委員(吉國隆君) 六十四年度の水田農業確立対策の進め方につきまして、先生御承知のとおり、六十二年度から水田農業確立対策がスタートしまして、基本的な枠組みが設定をされて進められてまいっているわけでございます。 来年度の具体的な面積等につきまして、米の需給動向なりあるいは全国的な水稲の作柄、こういったものがまた全体の需給に影響を及ぼすわけでございます。また、ことしの対策の実施状況、こういったことも
○政府委員(吉國隆君) 農業機械費の削減は、先生おっしゃいましたように、利用面の問題と供給面の問題とあるというふうに考えております。 先生御承知のところでございますが、農業機械の価格については、全農と製造業者とが交渉して決めた価格が目安になって価格が形成されているという状況でございまして、最近の動きとしましては円高等もございまして、外国産のトラクター等で値下げが行われているというような状況が生まれてまいっております
○吉國政府委員 おおむねお話のあったとおりでございます。 要転換面積につきまして、ミカンにつきましては、私ども二万二千ヘクタール減らしたいというふうに考えておりまして、転換率でいえば二割を若干上回る状況になると思っております。
○吉國政府委員 園地の再編計画につきまして、私ども、全国的に生産者団体また地方公共団体の一致協力した取り組みによりまして、かんきつ農業の体質強化に全体として役立つような進め方をしてまいりたいというふうに考えております。 私ども、この事業の進め方といたしまして、やはり関係農家の皆様の御理解に立って自主的な取り組みをしていただくという方向で物事が運んでいくことを期待をいたしておるところでございます。
○吉國政府委員 生糸価格の相場が、ただいま御指摘のように昨年の十月から現在の安定上位価格でございます一キロ一万六百円を超える状態があらわれてまいりました。その後、先生ただいまお話しございましたように、二十九次の売り渡しを通じまして六万俵の生糸の売り渡しを事業団から 行ったところでございます。この間いろいろ浮き沈みがございまして、昨年の末には一たん鎮静化したとかあるいは一月から二月にかけて比較的落ちついた
○説明員(吉國隆君) 生産集団と申しますか生産組織の育成につきまして、私ども従来からいろいろと努力をしてまいっているわけでございます。 一つ二つ申し上げてみますと、農業生産対策事業の中で生産組織の機能向上対策という、これは特別指導事業でございますが、生産組織のできるだけ質の高い共同化を行っていくというような観点から取り組んでおるわけでございまして、機械施設の有効利用ということもその重要な観点の一つになっております
○説明員(吉國隆君) どういう規模でどういう営農をやれるのか、またそのコストはどうなるのか、こういうお尋ねでございますが、御承知のように、地域の土地条件それから機械、施設としてどういうものを整備していくかということにもよりますし、また共同作業というようなことでピーク労働をどのように崩していけるかというようなこともいろいろ関係いたしますので、一概にどういった経営が可能で、どういうコストでということを決
○説明員(吉國隆君) 生産資材費の削減の問題につきまして、私からお答え申し上げます。 稲作コストの低減という点から、資材費の節減が非常に重要な課題であることは御指摘のとおりでございます。私どもこの問題につきましては、生産、利用、流通の各面におきましての合理化に努めていく必要があるというふうに考えております。 機械の問題につきましては、何よりも利用面での効率の改善ということが必要でございますので、