1993-11-12 第128回国会 参議院 規制緩和に関する特別委員会 第3号
○参考人(叶芳和君) 確かに空きビルがいっぱい東京、大阪を中心にしてあるわけで、すべてにわたってみんながボーナスがあるからといってビルを建て始めるわけじゃございません。それはおっしゃるとおりです。 私が申し上げたことは、例えば日本橋のようなところで古いビルを持っていて、自社ビルに入ってもう八十年間もやっていて会社の方はどんどん拡大しているわけですけれども、ビルの大きさは同じでありますから、タコ足的
○参考人(叶芳和君) 確かに空きビルがいっぱい東京、大阪を中心にしてあるわけで、すべてにわたってみんながボーナスがあるからといってビルを建て始めるわけじゃございません。それはおっしゃるとおりです。 私が申し上げたことは、例えば日本橋のようなところで古いビルを持っていて、自社ビルに入ってもう八十年間もやっていて会社の方はどんどん拡大しているわけですけれども、ビルの大きさは同じでありますから、タコ足的
○参考人(叶芳和君) 多面的な観点からの御質問ですのでいろんなことをお答えしなきゃなりませんけれども、まず第一点、容積率のことにお話が関係しておりますので、これは目先の景気のことと関係がありますので、その点からお答えしたいと思います。 今の景気をどうとらえるかということが一つ問題になるわけですけれども、私は現在のGNPデフレギャップは三十兆円ぐらいになるというふうに思っております。この三十兆円の需要
○参考人(叶芳和君) 規制の緩和というのはいろんな側面に影響が出てくるわけですけれども、本日は経済活性化の視点から規制緩和を問題にしたいというふうに思います。 御案内のように、現在、景気が大変悪くなっておりまして、景気二番底論というのが強まっているわけであります。ダウンサイドリスクが存在するのも事実でありまして、やはり発想を変えて経済対策を打ち出す必要があるんじゃないかというように思っているわけですけれども