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45件の議事録が該当しました。

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1985-12-06 第103回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第1号

政府委員古川清君) 御指摘いただきました縦深防御、これは英語でディフェンス・イン・デプスと言っておりますけれども、これが発展的に最新の国防報告におきましては多層防御、レイヤードディフェンス、つまり何層にも分けて防御をするという構想でございます。  この構想の発端になりましたのは、ソ連ミサイルというものが非常に発達いたしまして、昔は五キロとか十キロでございましたけれども、今は百キロあるいは二百キロ

古川清

1985-12-06 第103回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第1号

政府委員古川清君) いずれもOTH-B型のネットワークといいますものは、アメリカの北だけはあいておりますけれども、東西それから南を全部OTH-B型のレーダー網で覆うという形になっております。したがいまして、根源的な目的といいますものは、航空機であれ巡航ミサイルであれ、アトモスフィア、つまりICBMのように非常に高いどころではなく、空気を伝わってくるものの動く物体を探すとということに主力を置かれているものと

古川清

1985-12-06 第103回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第1号

政府委員古川清君) 現在、アメリカOTH-B型レーダーとしては、アメリカアラスカを含めまして合計十二基のレーダー網を配置することを検討しておりますけれども、このうち、現在開設が決まっておりますのは二カ所でございます。一つはメーン州に置きまして、もう一つの方はオレゴン州に置く、この二つ送信所が決まっているというふうに理解をしております。

古川清

1985-11-20 第103回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第3号

政府委員古川清君) ソ連陸上兵力の中に、私は必ずしも三つのカテゴリーというふうにも考えておりませんけれども充足率の非常に高い師団とそうでない師団があることは私ども承知しております。  これは、言ってみればソ連が直面しておる最大の問題の一つ、労働力不足というものと軍隊の必要性というものとの妥協の産物として私はそういうことになっているのではないかと思います。私どもも今回、昨年と比べまして確かに

古川清

1985-11-20 第103回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第3号

政府委員古川清君) 戦略核戦力の評価をいたします場合に、やはりどうしても大事なことはランチャーの数が幾つあるかということからまず始めなければいけないわけでございまして、防衛庁としましてはまずその記述をここに載せておるわけでございます。しかしながら、総合的に判断する場合にはもちろん弾頭の数、それから命中精度ということも考慮に入れなければならないわけでございますけれども弾頭の数というものは、これははっきりいたしません

古川清

1985-11-02 第103回国会 参議院 予算委員会 第2号

政府委員古川清君) お答え申し上げます。  外国の国防大臣の場合においては、当然のことでございますけれども、政変によって職を失うとか、あるいは死亡によって亡くなるというケースもあるわけでございますけれども平均をいたしますと、ソ連が一番長うございまして、最近一、三十年の算術平均でございますが、ソ連がお拒むね六年四カ月、それから二番目に西ドイツが二年十一カ月、三番目に中国が二年七カ月、四番目にアメリカ

古川清

1985-11-01 第103回国会 参議院 予算委員会 第1号

政府委員古川清君) F16は、アメリカのいわば第三世代と言っておりますけれども、一九七五年までに開発された飛行機でございまして、その諸元を簡単に申し上げますと、全備重量が十六トン、戦闘機の中ではむしろ小型でございます、F15が三十トンぐらいいたしますので。エンジンは、十一トンの推力のエンジン一つついておりまして、高高度ではマッハ二以上のスピードが出ることになっております。さらに航続距離につきましては

古川清

1985-06-19 第102回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第7号

古川(清)政府委員 お答え申し上げます。そのような報道米国新聞の中に出ましたということは長官が訪米中に私ども承知したわけでございますけれども、これは単なる報道でございまして、私どもは、ウィリアム・アーキンという方がその報道をなさった、そういった発表をなさった方と新聞では承知しておりますけれども、具体的な根拠については何ら承知をしていないということでございます。

古川清

1985-04-23 第102回国会 衆議院 内閣委員会 第12号

古川(清)政府委員 米国は、米国国防報告にも述べられておりますけれども世界民主主義国の平和と安全、これを守る重要な責任を持っておるわけでございまして、その観点からも、グローバルに兵力を展開して、自由主義諸国が脅威にさらされないようにという配慮をしてくれておるわけでありますが、その観点からも、在日米軍基地というものは非常な重要性を持っておると私どもは考えております。

古川清

1985-04-17 第102回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第5号

古川(清)政府委員 お答え申し上げます。  米国国防白書におきましては、アメリカ基本的な防衛政策というのが記されてあるわけでありまして、私どももこの文書を非常に重視しておるわけでございますが、この八六会計年度アメリカ会計年度は十月から始まりますので、本年の十月からの会計年度予算要求基本資料として提出されましたことしの米国国防報告によりますと、かいつまんで申し上げますと、次のような点が

古川清

1985-04-17 第102回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第5号

古川(清)政府委員 お答え申し上げます。  米ソいずれも軍事的に大きな国でございますが、七六年と現在をグローバルなベースで考えてみますと、例えば陸上兵力をとってみますと、七六年で米国は十四個師団、七十九万人あったわけでございますが、現在は十六個師団の七十八万人、師団の数はふえておりますけれども、実際の兵力の数は若干減少しておるという傾向であります。これに対しましてソ連の方は、世界的な規模で七六年の

古川清

1985-04-08 第102回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第4号

古川(清)政府委員 お答え申し上げます。  私どもは、北方領土に対するソ連軍増強ということについては、単に好ましくないということのみにとどまらず一極めて遺憾なことであるというふうに判断をしておるわけでございます。そもそも北方領土と申しますのは、我が国固有の領土でございまして、ソ連はこれを不法に占拠をして返しておらない。しかもそこを軍事的な基地として使っておりまして、極めて急ピッチな増強があるわけでございます

古川清

1985-04-08 第102回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第4号

古川(清)政府委員 例えば一つの例がグレナダケースがあるかと存じますけれども、このグレナダの場合におきましては正統政府ビショップ首相が殺害されまして非常に国家の秩序が乱れたわけでございますけれども、スクーンという総管がおりまして、この総督の要請を受けた東カリフ海諸国機構加盟国からの要請に基づいて入っていって秩序を回復した。それでそもそも入りますときに早期撤退という方針をアメリカははっきりとさせておりました

古川清

1985-04-08 第102回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第4号

古川(清)政府委員 お答え申し上げます。  ソ連アフガニスタンに対する軍事介入は、一九七九年の十二月二十七日に行われたわけでございますけれども、これがいかに世界の非難を浴びたかといいますことは、その後いろんな国がこのソ連介入を批判したということによってもはっきりしているわけでございます。何よりも明確なことは、その当時アフガニスタンには明確に同国を支配する正統政府というものが存在しておったわけでございますけれども

古川清

1985-04-05 第102回国会 参議院 予算委員会 第21号

政府委員古川清君) 昭和五十六年版の防衛白書によりますると、米国は「パーシングIIやGLCMを開発しており、F―16ファイテング・ファルコンなどもこの目的に使用することを計画している。」、米国はつまりF16をこういったパーシングIIのような目的に使用することを計画しておるという記述がございます。

古川清

1985-04-05 第102回国会 参議院 予算委員会 第21号

政府委員古川清君) 今拝見したのは二十九ページだと思いますけれども、私の持っておりますのにはその記述がございませんけれども一般論といたしまして、F16と申しますのは非常に能力の高い、空中戦もできるし、爆撃機にもなるという大変多目的能力の高い戦闘機である、しかも一般論として申し上げまして核積載能力がある。そういう非常に能力の高い飛行機であるというふうに防衛庁としては理解をしております。今拝見しましたのは

古川清

1985-04-03 第102回国会 参議院 内閣委員会 第8号

政府委員古川清君) お答え申し上げます。  F16といいますものは、どちらかといえば中型に属する戦闘機でございますが、普通戦闘機と申し上げますと、空中戦型を主たる機能目的とする形、あるいは対地攻撃をする戦闘機というふうに相分かれるわけでございますが、このF16と申しますのは、中型でありながら非常に小回りのきく、対地攻撃にも十分能力があり、また対空中戦についても大変に小回りがきいて能力があるという

古川清

1985-04-03 第102回国会 参議院 内閣委員会 第8号

政府委員古川清君) 一般論として申し上げますと、F16の核の搭載能力があるかという御質問であれば、ジェーン年鑑であるとか、あるいはミリタリー・バランスという公開の資料によりますと、F16というものは、B43であるとかB57であるとか申しますアメリカ核爆弾搭載能力的に可能だというふうに言われております。ただし、今回の三沢に飛来したものについては私ども詳細を承知しておりません。その能力があるかどうかということは

古川清

1985-04-03 第102回国会 参議院 内閣委員会 第8号

政府委員古川清君) F16の一般的な性能についてお答え申し上げますけれども、これはジェーン年鑑等によりますと、空対空あるいは空対地攻撃を任務とする非常に多目的に使える戦闘機でございまして、重量は大体十六トン、速度がマッハ二以上、それは高度が一万二千メートルの場合ということのようでございます。行動半径は九百二十五キロメートル以上というふうに承知しておりますけれども、単なるフェリー、増槽と申しまして

古川清

1985-03-29 第102回国会 参議院 予算委員会 第16号

政府委員古川清君) お答え申し上げます。  一部の新聞に、防衛庁SDIの調査、研究に乗り出したという報道があったことは事実でございますけれども、これは実は誤報でございまして、SDIというものがこれだけ世界の関心と注目を集めておる極めて重要な戦略上の問題であるということは防衛庁十分認識をしておりまして、その観点からそれなりの情報収集をしておるということは事実でございます。しかしながら、研究に乗

古川清

1985-03-27 第102回国会 参議院 予算委員会 第15号

政府委員古川清君) お答え申し上げます。  何よりもまず、ソ連は共産党の国でございまして、したがってイデオロギーが国の政策基本にあるわけでございますけれども、ただいま外務大臣から御答弁ございましたとおり、イデオロギー基本というものは党の綱領というものがあるわけでございまして、現在の綱領は一九六一年、フルシチョフ時代の第二十二回党大会全会一致で採択をされた綱領でございますけれども、その中に「

古川清

1985-03-07 第102回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号

古川(清)政府委員 私の方からお答えさせていただきます。  委員指摘のとおり、このSDIというものは極めて長期的な構想でございまして、研究がようやく緒についただけということでございまして、アメリカとしては究極的に核兵器の廃絶を目指すものという考えを持っておることは私たちも十分承知しているわけでございますけれども、極めて長期的な研究段階にあるということのために、果たして完成した暁にこのSDIというものがどういうものになるかということは

古川清

1985-02-22 第102回国会 衆議院 予算委員会 第16号

古川(清)政府委員 お答え申し上げます。  御承知のとおり、ソ連カムラン湾の、海の設備もございますし飛行場の設備もあるわけでございますけれども、こういった海空軍の施設を利用いたしまして東南アジア地域全域におけるプレゼンス強化に努めておるということは、先生既に御案内のとおりでございます。  より具体的に申し上げますと、ソ連は、ただいま御答弁申し上げましたこのベアという偵察機、あるいはその中には対潜哨戒機

古川清

1985-02-08 第102回国会 衆議院 予算委員会 第7号

古川(清)政府委員 私ども承知しておりますのは、必ずしもアメリカが全世界にまたがりますところのアメリカ国防通信網というものについて詳細発表しておりませんので詳しくは存じていないわけでございますけれども、このWWMCCSと申しますのは、私ども理解しておりますところでは、米軍を全世界にわたって指揮統制をする機能の一部であるというふうに了解をしております。

古川清

1984-12-20 第102回国会 参議院 内閣委員会 第3号

政府委員古川清君) 先生の二番目の御質問についてお答えを申し上げます。  近年アメリカは、ソ連の一貫した軍事力増強ということに対応する施策といたしまして、アメリカ抑止力信頼性維持強化という観点に立ちまして、その一環として空母機動部隊運用というものを柔軟にいたしまして、その活動強化することによってプレゼンス強化を図る、いわゆる柔軟運用と言われているやり方でございますが、この計画をずっと

古川清

1984-10-16 第101回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第7号

古川説明員 お答え申し上げます。  キャリントンNATO事務総長でございますけれども、この方が栗原長官にお話しになったときに、こういうことをちょっと申されたわけでございます。ペルシャ湾で仮に何かの情勢が起こったとき、アメリカは恐らく何かの措置をとるであろう、そういうときに利益を受けるのは、アメリカというよりはむしろヨーロッパとか日本の方が結果的に利益を受けるのではないか、そういったことについて米国

古川清

1984-10-16 第101回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第7号

古川説明員 お答え申し上げます。  これはことしの防衛白書にも明確に書いておるところでございますけれどもソ連は一貫した軍事力増強というものをやっておるわけでございまして、この極東地域におきましても、質、量両面にわたって軍事力強化しておるということは、ただいま大臣から御答弁申し上げたとおりでございます。  最近新聞にも報じられました、タス通信が十月十三日の夜に発表いたしました、ソ連戦略爆撃機

古川清

1984-08-03 第101回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第5号

古川(清)政府委員 お答え申し上げますけれども、先ほど私がアメリカ海軍指導権を持って開発をしたと申し上げた次第でございますが、それは最初魚雷発射管から撃ち出すということを考えておりましたために、実際また撃ち出すことに成功したわけでありますが、直径が五十三センチ、これは二十一インチでありまして、二十一インチの魚雷とぴったり口径が合うわけでございます。長さが六・四メートルという点も先生のお話のとおりでございます

古川清

1984-08-03 第101回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第5号

古川(清)政府委員 トマホークについてお答え申し上げます。  トマホークはもともとアメリカ海軍指導力を持って開発してまいりました巡航ミサイルでございます。一九七二年に開発に着手されております。ゼネラルダイナミックスというアメリカ会社がございますが、トマホークというのはもともとこのゼネラルダイナミックス社のつくった巡航ミサイルであります。一九七二年に開発が始まったときには、この会社以外に

古川清

1984-08-03 第101回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第5号

古川(清)政府委員 お答え申し上げます。  ただいまお尋ねのSS20からお答えをしたいと思いますけれどもSS20は御案内のとおりソ連開発をし、既に配備をしておりますところの中距離の核ミサイルでございます。この特徴といいますものは、移動式であるということでございまして、トレーラーでいろいろなところに移動して発射ができる。これが大きな特徴であり、かつまた圧搾空気で中空まで発射をするために、一つ発射機

古川清