2016-02-18 第190回国会 衆議院 予算委員会 第14号
○古川康造君 規制緩和とそれの保護というふうなことで御質問をいただきました。 私どものここに至った実感としては、全国の商店街、非常にたくさんございますけれども、これの衰退の一番大きな要因はやはり大店法の撤廃であったような気がします。 ちょうど平成元年ごろでしたと思いますけれども、私どもも国の、当時は通産ですけれども、官僚の人たちともいろいろ議論を行いました。 私どもが訴え出たのは、規制緩和は大
○古川康造君 規制緩和とそれの保護というふうなことで御質問をいただきました。 私どものここに至った実感としては、全国の商店街、非常にたくさんございますけれども、これの衰退の一番大きな要因はやはり大店法の撤廃であったような気がします。 ちょうど平成元年ごろでしたと思いますけれども、私どもも国の、当時は通産ですけれども、官僚の人たちともいろいろ議論を行いました。 私どもが訴え出たのは、規制緩和は大
○古川康造君 土地の所有と利用の分離について御質問をいただきました。 日本人には概念としては少しわかりにくい概念かもわかりませんけれども、皆さんは恐らく、はた目に見ると、地権者合意にかなりの労力を要したんだろうなというふうに思われると思います。 実は地権者合意は物すごく早くできまして、というのは、地権者の皆さんは一刻も早くこの計画をやりたかったんですね。 その原因は、先ほども少し述べましたバブル
○古川康造君 御紹介をいただきました高松丸亀町商店街振興組合の古川と申します。 本日は、お招きをいただきまして、大変ありがとうございます。 では、まず冒頭に、少し私どもの取り組みの説明だけさせていただきまして、その後、その計画を遂行する中でのさまざまな意見を少し述べさせていただきたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いをいたします。 お手元に資料を少しお配りさせていただいております
○参考人(古川康造君) 結論から申し上げますと、極端な例を言いますと、シャッターが全部下りている商店街でも、コミュニティーさえ維持していれば再生させるのは恐らく簡単だと思います。そのコミュニティーが崩壊すると、まず無理なんですね。 ただ、その合意形成というのは非常にハードルの高い作業で、テレビ報道なんかは随分、僕たちが苦労をして地権者を説得して回って、ようやく合意形成を取り付けたみたいなストーリー
○参考人(古川康造君) まず、人材育成ということですけれども、これは少し御参考になるかどうか分かりませんが、私どもの商店街も昔は昼間に仕事をして夜に町づくりをやってきたというのが大体パターンでございました。ですから、商店街振興組合の会合って結構夜間に開かれているんですね。つまり、仕事をしながら町づくりをやっていました。これがもう見事に崩壊いたしまして、つまり、リーマン以降のこの厳しい経済状況の中で、
○参考人(古川康造君) では、私どもの取組の御説明の方をさせていただきます。 私どもの商店街、少し御紹介をさせていただきますと、開町が一五八八年という実に四百二十年の歴史を持っております非常に古い商店街でございまして、過去、非常に熱心に町づくりには取り組んできた組合でございます。アーケードの整備、施設の整備、また街路の整備、それから、イベントに至ってはもうありとあらゆるイベントをやり尽くしまして、