1949-12-03 第6回国会 衆議院 厚生委員会 第12号
○友田説明員 来年度は、皆様御存じかと思いますが、教職員養成学校の給費が全面的になくなりますので、優秀な教員をつくるためにはどうしても育英資金を與えなければならぬということで、教員養成諸学校の生徒大体一万五千名を奬学資金でまかなつて行きたい。そして新規採用といたしましては、来年度は十五億を要求しておりますので、新制高等学校もふえますが、これで大体四万二千名くらいの採用ができるのじやないかと考えております
○友田説明員 来年度は、皆様御存じかと思いますが、教職員養成学校の給費が全面的になくなりますので、優秀な教員をつくるためにはどうしても育英資金を與えなければならぬということで、教員養成諸学校の生徒大体一万五千名を奬学資金でまかなつて行きたい。そして新規採用といたしましては、来年度は十五億を要求しておりますので、新制高等学校もふえますが、これで大体四万二千名くらいの採用ができるのじやないかと考えております
○友田説明員 その御趣旨はどういう何でございましようか。
○友田説明員 育英会は、規定の第一條にございますように、どこまでも育英という建前上、従来英才教育それ一方でやつて来た傾向がありましたが、終戰後こういうような経済状況から非常に学生が困るというので、この点を相当考慮いたしまして、單に学問だけでなしに、少しは成績が悪くても、これは将来伸び得る、そして将来国家の有用な人物になる素質があるというような点も相当重く見る傾向に現在向いつつございます。二十三年度で